キャンパス内のネコ

急激に寒くなりましたねぇ～
皆様コートの準備は大丈夫ですか？

通ってる大学は山の上にある為名古屋市内と比較し、おそらく2度は低いんじゃないかなぁ。
寒いったらありゃしない。
明日は本格的なコートを着て行かないと無理かもしれん・・・・うぅうう


授業を行う講義室に行く為には職員用の駐車場の前を通るんですが、その駐車場周辺をホームとするネコの一族がいるんですよ。
一族　なんですから、1匹じゃありません。
大猫、仔猫、オスにメス、とにかくざっと数えただけでも毎日5～6匹はウロウロしてます。
（正式に数えてませんが、フルメンバーはおそらく10匹以上だと思います）

何故に一族だと思うのかというと、全てのネコ達は茶色のトラがベースになっているからです。
全身茶トラ、白×茶トラ（白多め）、茶トラ×白（茶トラ多目）、茶トラと白がバランス良く配合。
大まかに言うとこの4パターン。
手足としっぽが太めなのと、シマシマ模様（タビー）が普通の茶トラの縞ではなく、クラッシックタビー（渦巻き状の模様）っぽいので、おそらく彼ら一族のルーツはアメショのレッドなのではないかと思われます。
（って・・・なんの話や（笑）ネコ解析かいな（笑））

当然飼い猫のわけがなく、大学のキャンパス内で繁殖を繰り返し、一族になったんだと思うんですが、この子達・・・・
一匹たりともガリガリのやせっぽちがいないんですよ。
イイ感じでふっくらしてるんです。

「一体何を食べてるん？？」
といつも不思議だったんです。

謎が解けました。

昨日、早く着いてしまったので、普段立ち寄らない駐車場から少し歩いた場所にある喫煙所に行ったんです。
勿論外なんですが、屋根もあるし、灰皿は多いし、綺麗に掃除もされているので、寒いことを除けばまぁまぁの喫煙所。

ベンチに座りバッグからシガレットケースを取り出すべくガサゴソやっていると・・・

「にゃーーー　にゃにゃにゃーー　にゃぁああああ」

さっき通り過ぎて来た駐車場でじぃーっとこちらを見つめてた全身茶トラのオス猫が一目散にこちらに向かって走って来たのです。

あきらかに私に向かって走って来る茶トラ。
すると、その茶トラを追いかけるように、2匹の中猫もにゃーにゃー泣きながらこちらに向かって走って来るのです。

そーなんですよ。
ベンチに座り、バッグをガサゴソやってたもんだから、なにか食べ物が貰えるもんだと判断したようでして。
いつもそんな感じで誰か彼かに貰ってるんでしょうね。

1メートルほどの距離を置き、私に向かって「ニャーニャー」とうるさいったらありゃしない（笑）
飼い猫ではないため、警戒心が強く、決してくっ付いては来ないんですが、1メートルの距離に3匹が並びニャーニャーと鳴かれると、さすがに私も落ち着かないです。
しかも、その声を聞き付けた一族の他のメンバがこちらに向かって走ってくる気配が・・・・

あかんあかんあかん　これ以上囲まれてはあかーーん
とタバコを慌てて喫いその場を立ち去ったのでした。

今度その喫煙所に行く時は、コストコで大量に買ったベビースターラーメンでも持って行こうかな。
大昔私が飼っていた猫はベビースターラーメン大好物だったんですよね。
最近の飼いネコって贅沢にできていて、雑食じゃなくなってるみたいだけど、あの一族なら何でも食べそうな気がするわ（笑）



ぽちっと応援下さると励みになります

頑張り続けるのです

先日の記事で書いた地元の仲間の死を未だ引きずってる感がある。
いやぁ・・・なかなか受け入れられないです。

けれど、ネイルに行ったり、美味しいランチをご馳走になったりと
私の日常は今迄通り平和に流れているわけで・・・・。

「自分の日常を生きて行く事」
それが生きて行く者の、残された者の使命なのだとは分かってはいても、ふとした時にこんなにも平和な日常を送っていていいんだろうか？
と、逝ってしまったアイツを思い、申し訳なく感じたりする。


だからと言って、本人が死を選ぶ直前、万が一私にヘルプの電話があったとしても、私はきっと何もしてやれなかったであろう事は安易に想像がつく。
死を選択せざるを得ないほどの重圧を拭い去れる方法など
所詮友達レベルでは持っていないのだと思う。


残された者がやるべき事は、逝ってしまった人間の分まで精いっぱい生きる。
それに尽きると思う。
悔いの無い人生など送れない事は分かっているけれど、（おそらく）悔いだらけで逝ってしまったアイツの事を思えば、自分には取り戻せるだけの時間がまだまだ残されている。
「やり残した事はもうないわぁあ」と、その時が来るまでにはそう言える自分になっていたいと思う。

どんなに憂鬱な事（嫌でたまらない上位級のExcel研修とか）も生きているからこそやれるんだよなぁ。
がんばろっと。



ぽちっと応援下さると励みになります

おいしいランチ

ここの所記事がタイムリーにアップ出来てないわぁああ
なんだかんだと小忙しいって感じでしょうか。

先日のJ-Modeさん訪問でご馳走になったランチをアップ致します。
訪問したのは11月3日の連休中日。
今回はM子嬢も一緒です。

前菜



サラダ



メイン　白身魚がパスタの上に乗っかってます。



デザートは秋の味覚　栗！


今回も美味しゅうございました。ご馳走さまでございます。


実は本日（と言うか日付変わってしまってますが5日火曜日）
旦那のオカンを連れて常滑に夏にオープンしたCOSTCOに行って来ました。

正直な感想・・・・めっちゃ疲れた・・・・


なによあの、ふざけてる？ってくらいのベビースターラーメンのでかさ。
米の袋かと思いました。
10袋×3　の量が入ってました。

イマイチ大きさが伝わらないかと思いますがとりあえず画像アップ

こーんな感じ。ウケル大きさですよね（笑）

菓子をしこたま買いました。


これ・・・一部です（笑）

画像左の　チーズのり巻　は旦那の実家で3分の1をあげ、マンションに戻り隣のマダムに3分の1をおすそ分け。
3分の1でもこの量が残るという恐ろしさ（笑）

なんせパッツンパッツンに入ってるんですよ。

右上のディナーロールは　この量で半分です。
40個近く入ってました。
（食べれるんか？私）

でもさ、これでしばらくコンビニに食パンだけ買いに行かんでいいし。
やばくなったら冷凍よ冷凍！

これ以外に何を買ったかというと、チーズあれこれてんこ盛り、マフィンてんこ盛り、柿の種箱買い、スニッカーズの巨大袋　アーモンド、キウイ、
勿論旦那実家も好きそうなものは小分けしたんですが、それでも凄い量です。

食べ物以外ではバスソルトくらいかなぁ。
シャンプーもボディソープも巨大な詰め替え用が売ってるんですが、いつも使ってる馴染みの商品はなかったのでやめておきました。

しかしさ・・・コストコってやっぱウケル。
あれはもぉまとめ買い、大量買いの大好きな人間にとっては聖地やな（笑）
私はほとんど興味がなかったんですが、旦那のオカンは大量買い大好きな人でして。
誘ってみたところ「うれしーーー　行く行く行く！！連れてってーーー　うっれしいいいいい」とむちゃくちゃテンションあがってましてね。

我が家の倍以上の量を買い込んでました。
そして、何よりうれしいのが、会員費用も、商品代も全てオカンが払ってくれると言う。

ええ、ぜーーーんぶタダ！タダでございまーーーーす。
わーーーい　わーーーーい

ほぼ4万をポンと出す太っ腹（笑）
（どんだけ買うねん）

「年明けたらまた連れてってねぇえええ」

勿論です。払って頂けるのであればどんだけでも連れて行きましょう！（笑）



ぽちっと応援下さると励みになります

仲間が逝ってしまうという事

むかし、すっごく親しくしていた幼馴染とも言える1学年下の男子が亡くなった。
会社を経営していた彼は、資金繰りがショートし自らの命を絶った。
お気に入りの車の中で亡くなっているところを明け方発見されたらしい。


私がゴルフ大好きになったのも、そいつが熱心に教えてくれたから。
男だらけのコンペは嫌だと言う私を無理やり引っ張り出した。
「こういう場所でやらんとうまくならんぞ！　いーから俺に任せとけ」
任せとけ　と言いながらも、ラウンド中親切に教えてくれるわけでもなく、ほったらかし。
気を使ってくれるでもなく、自分のプレイに没頭するだけ。

けれど帰りの車の中で
「あのショットは最高やったね。うまくなったな」
言葉少なに誉めてくれた。
見ていないようで見ていたのだ。


あからさまな親切や、おべっかや、誉めるような事はほとんどしない。
私を女として扱おうとはせず、常に公平で、それでいて飲み会の席では
「女は弱いんだから、男の中で金なんて払わんでもいい。お前は人がイイから払いたがるけど俺らと一緒にいる時は払わんでいいから」
と払わせなかった。


ずーーっと連絡が途絶えていた。
物凄く久しぶりにそいつから連絡が入ったのは、一年前の今頃。
「お元気ですか？久しぶりにカラオケ行きませんか？」

お互いに時間が取れず、ようやく逢えたのはそれから半年後の今年の春だった。
すっごく懐かしくて、一緒に遊んでた頃の話で盛りあがった。
20代後半から30代前半にかけて、連日連夜、しこたま酒を飲み、カラオケにビリヤードにと繰り出した。
仲間内の誰も結婚しておらず、みんな遊びほうけていた。

あの、大バカとも思えるあの頃が、今にして思うと何も考えなくてよくって幸せだったなぁ・・・・
二人してそんな話になった。

「ねね、またあの頃みたいにみんなでカラオケ行きたいわぁ」
私がそう言うと、そいつがぽつりと言った。
「・・・行けるかなぁ・・・もう無理なんじゃね―の？」
「ええええ　そんな事ないっしょ？今すぐにはアカンかもしれんけどさ、みんなが70歳くらいになったら男とか女とか関係なく、お茶でもすすりながらカラオケ行けるんちゃうの？」
「はははは　そうだな。その頃ならいいかもな。そうだなぁ・・・行くか！またいつかみんなで」
「うんうん。それまであーたも勿論、みんなも元気で頑張っといてくれんとあかんよ！」
「・・・そだな・・・頑張らんとあかんな」

奴が死んだとの知らせが届いた時、その時の会話がまっさきに浮かんだ。
約束したじゃない　あの時の約束を果たさないままってなんでやねん！
長生きするんじゃなかったんか！

いつか、何十年後、私が地元に帰るような事があれば、そいつも含めた昔の仲間達と、よぼよぼとした足取りでラウンドするものだとぼんやりと思っていた。
お茶をすすりながらカラオケボックスに行くのだと普通に思ってた。
逢えなくても、顔を見なくても、どこかでちゃんと生きてる事が普通だと思ってた。


MISIAの　「逢いたくていま」
私が大好きな曲で、カラオケでもたまに歌う曲。

「やっぱり久しぶりにお前の歌を聞かんと帰れんわ。まだちょっと時間あるか？」
春に久しぶりに逢った時、1時間だけカラオケボックスに入った。

『逢いたくていま』
私がそいつに聞かせた最後の曲である。

じぃーっと聞き入っていた奴が、その時微かに涙ぐんだ。
「なんだよぉー　なに泣いてるねん！」
「いやぁ・・・ええね。感動したわ」
「えええ　感動するならもっと号泣してくれなくちゃ！」
「そやね・・・いつか、みんなでカラオケ行ったらさ、お前またこの曲歌ったらええわ」



逢いたくていま　の歌詞は切なすぎる。
ヤバいくらいにそいつに向けての歌のようだ。
私は多分、この曲を歌う度に思い出すと思う。
その時の事を思い出し、泣いてしまうかもしれない。

でもね・・・頑張って歌うわ（笑）


「いやぁーしかしさ・・・お前が本当に幸せそうで良かったわ。本当に良かったなぁ」
「それ、あんたと一緒にならんかったからちゃうの？（笑）」
「そーだな！（笑）はっはっは　お前さ、俺と一緒にならんで良かったな。あの時お前が断ったのは正解やったという事やな（笑）」
カラオケボックスを出た後の奴との会話である。
ばかもの！
こんな形で正解を出してくれなんて誰が頼んだんじゃあほ！！



ぽちっと応援下さると励みになります

ネイル

11月2日の土曜日ネイルに行って来ました。
てか・・・まじで3週間ってはっやいわぁ～～～


前回のピンクツイードに続き、二度めのツイード仕様。
（ツイード　かなり気に入ってます）

モノトーンツイードに仕上げてみました。
（画像はお店のお姉さんに撮影して貰いました）


先日オーダーした白黒ツイードのジャケットに合わせネイルもモノトーン。
オーダーしたジャケットも今月中旬に出来上がるしぃーー
これで秋のお洋服は打ち止めって事にしておきましょう。
（ほんとやろな！　今年はもう買わないんだろうな！）




ぽちっと応援下さると励みになります

キレスイッチ オン！（笑）

年に2度くらいかなぁー　旦那に対してむちゃくちゃキレるんですよね。
もぉね、旦那に対してのキレスイッチが入った途端、自分でも収まりがつかないくらい「えっ・・・そ、そこまで？？こ・・・こわひぃ～～」って感じで、所構わずブチギレます（笑）


キレスイッチ　は、何もなくて急に入るってものではない。
スイッチオンになるにはオンになるだけの根拠が存在している。
（キレスイッチが入る直前に）別件で嫌な事が立て続けに起きていたり、それ相当なストレスが溜まっていたりする。
それらの影響で若干イラつき気味の精神状態の時と、旦那に対する鬱憤が私のキャパを超えそうなタイミングが一致した場合、そのスイッチは一気に押されてしまうようだ。

そして今日。
対旦那鬱憤　が詰まった私の中のビーカーのほんのわずかな残りを埋め尽くしてしまう事案を旦那がやらかした。

はい、キレスイッチ　いきなり入ったんです。　
ええ、お蕎麦屋さんのテーブルで入りました。
私の前には、とろろせいろ、旦那の前にはせいろ大盛り、そして単品でオーダーした天ぷら盛り合わせが綺麗に並べられておりました。

ちょいと順追ってご説明を・・・・（って、なんやねん　大袈裟な（笑））
Excel講義初日だった11月1日。
初のExcelって事もあり、精神的にもけっこうギリの状態で降りた家の近所の最寄駅。
今夜は外食の予定がなんとなく二人の間で決まっており、私が戻る時間に合わせ20時に仕事を終わらせた旦那が、地下鉄の出口で待っているはずだった。

更に遡るが、大学からタクシーで慌ただしく移動し、地下鉄に乗ってすぐ私は旦那とメールでやり取りしている。
何が食べたいかをまずはやり取りし、店が決まった後、私はスマホのアプリで到着時間を調べ旦那にメールした。
「20時15分到着予定。歩く時間を考慮し、20時20分に○番出口で」

すると、旦那からの返事は「んじゃぁ20分に×番出口におるわ」

いやいやいや　ちゃうやん！なんで○番って言ってるのに、わざわざ×番って入れて来るねん！
番号違うし！　
まっすぐマンションに帰るつもりなら、×番だけど、行くお店は○番出口が近いねん！
だから出口まで調べたうえでわざわざ○番と指定したんやんか！！

この旦那からの頓珍漢な返しに、まずはイラッとしたのである（笑）　
おそらくこれが、キレスイッチオンまでの序奏である。

若干のイラつきを感じながらも、待ち合わせ時間に違う出口に立ってられても困るので、私は再度メールを送った。
「行くお店は△△じゃん？△△はいつもの出口じゃなくて○番が近いんだよ。だからそっちに来てね」

すると・・・・
「はいはいはい」
はい×3　の返事。
「き・・・きぃい」←見た瞬間これくらいのイライラ感を瞬時に感じた私（笑）

あのさ、これってさ、あれじゃないの？
「ったく。わーーったよこまけーーなぁー　はいはいはい　おうせの通りにすりゃあいいんだろ？」
という抵抗だよね？　ちょっと皮肉ってるよね？
と、ここでまた　イラッとしたのである。
ここまで読んで、「えええ　それって考え過ぎちゃうん？」と皆さんはお思いになるのかもしれません。いやいやいや　違うんです。毎日一緒に暮らしていれば、この返しの裏にどういった感情が込められているかは嫌って言うほど分かるんです。
間違いなく、これは若干の皮肉が込められているのです（笑）

最寄駅に地下鉄が到着し、私はすぐさま電話を入れた。念のため　の電話である。
「今着いた。私は地下通路で移動して出口に向かうわ。で、今どの辺？」
「あぁあ？え？もぉ着いたの？俺まだ家だけど？」
「えええ　なんで？20分って言ったじゃん？」
「そうだよ？20分だよ？だから17分くらいに家出ればいいじゃん」

むっきぃいいい　あんな、よーーーーーく冷静に考えろよ！？
いい？　いつもの×番出口であれば3分で着くちゅーの。
いい？　今回待ち合わせの出口は○番だよね？家から遠い出口やねん！分かる？
なんでそれ考慮して家を出えへんねん！なんで同じ時間で考えてるねん！！

更にイラッとしたが、怒っても仕方がないので、
「んじゃ私はもうすぐ○番出口に着くからとにかく向かってね」
「○番ねぇ・・・○番出口ってさぁどのへん？」

て言うか・・・・
調べろよ！！！
何のために事前に何番だと教えたと思ってんじゃボケ！！
『○番出口ってさぁどのへん？』だと？
えぇ？今言う？？それを今言うの？
しかも、まだマンションの中ってなんやねん！！
iPhoneはおろか、iPadまで持っておりながら、しかも！自宅におって移動中の私よりもネット環境恵まれてるってのに、なんで指定された出口がどの辺になるのか調べておかへんねん！！！
て言うか、行くお店分かってンジャンか！　そのお店に一番近い出口が○番出口じゃ！！てか、それも事前メールで説明してるよね？何もかもをすっ飛ばすようなそのセリフはなんやねん！！

私はむちゃくちゃイラッとしたが、こんな事で声を荒げては見苦しい。
と、瞬時に気持ちを切り替え、「お店の場所知ってるでしょ？あのお店の真ん前が多分○番出口なんだよ・・・んと、いつもの出口からまっすぐ北に歩いて・・・」
と言いかける私をさえぎり、旦那はこう言った。
「分かり難いから待ち合わせ場所はGビルの前にして。そこで待ち合わせるのが一番わかりやすいわ。んじゃGビルに向かうから」
ちん！（電話を切った音　と　解釈ください）

は・・・はぁあああああ？？？
ま、まさかの場所変更？？？
ふざけんなよてっめーーーーー！！！
こっちはもぉ地下道の中でGビル前出口は通過してるねん！
私に戻れちゅーーんか！くっそおおおおお！！！
と、思ったものの、仕方ない。
普段地下鉄なんて滅多に乗らない男である。名古屋市内の道幅を考慮し、出口から出口が、一通り分を渡り切るという距離感が身に着いてないのも仕方ない。
自分と同じ感覚で伝えた私にも非はある。

で、Gビル前に引き返し急いで階段を上がった。

て言うか・・・・なんでおらへんねん！！！！
すぐさま時計を見る。
20時28分・・・・・きぃいいい←これくらいのイラッと感が来た私（笑）
待ち合わせ時間20時20分のはずが8分も過ぎてるぅううううう！！

こっちから来るであろうという方向に旦那を探す。
来たわ・・・今頃・・・のんびり歩いて来てるわ。
「遅いよ」
「いやぁーいつもの×番出口なら時間通りだったよ」

うそつけ！その場所でも間に合ってないわ！
と思ったが、特に何も言わず、点滅しかけた信号を二人で渡った。
疲れた、お腹はペコペコ。早く目的の定食屋さんに行き、味噌カツ定食をガッツリと食べよう。イラッとしてたのはお腹が減ってるからかもしれん。
お腹が満たされればこのイライラ状態も消え去るわ。と自分を納得させる。

すると・・・・信号を渡り切る直前に旦那がこう言ったのである。
「あのさ、定食屋もいいいけど、その近くにあるこの間見つけた蕎麦屋どぉ？」

来たよ　ほら来た。実は、これを想定してるから、私は直接お店で待ち合わせなかったのである。
わざわざ　地下鉄出口を指定するのは、食いしん坊の旦那が本当に直前になって本能のままに食べたいものを言う癖を嫌ってほど知っているからである。
事前に提案しても、結局店の前まで来ると「やっぱこれじゃなくてあっちがいい」といい出したら絶対に引かないという、食いしん坊のツボを嫌ってほど知っているから下手に店で待ち合わせが出来ないのである。
先に私が入っていたとしても、「俺、それ嫌だから、何気に出て来て」とか言いかねない。

「あああ　OKOKいいよ。ほなお蕎麦にしよう。私は何でもいいから。いいよいいよお蕎麦お蕎麦。行った事ないお店ってのもいいし。おっしそうしよーー」
とテンション高くさっさと切り替える私。

というか、ここまで散々私の心の内のイライラを書いておりますが、私ってねぇ、イライラしてる事がまるっきり表に出てないんですよね。
特に一緒に暮らす旦那に対しては、出来る事であればそう言ったどうでもいい事がきっかけで気まずくなり、それによって安息の場である家の中が暗くなっても嫌なので、出来得るかぎりいつもと変わらない態度になるのです。
よって旦那はこの時点では、私がどれほどイライラしたかをまるで気づいていないのです。

で、いつもであれば、ご飯を食べ、お腹が満たされ、明日は休みだしなぁ・・・といった事柄で脳内を満たす事で旦那に対するイライラも治まる・・・
はずだったのですが、今回はアカン（笑）
冒頭に述べたように、別件で嫌な事が多過ぎた事、Excel初日で極度の緊張感によるストレスが溜まってた事。そして、旦那に対する鬱憤が今夜だけでマックスまで溜まってしまった事か重なってしまったのです。

オーダーした私のとろろせいろを。
「うまそうだなぁあ」　と直視する旦那。
私はとろろの中に薬味のわさびとねぎを入れた後、お蕎麦の出汁を半分ほど流し込んだ。
その時
「ねーねー、そのとろろ俺にも半分入れて」
旦那が自分のノーマルのお蕎麦の出汁が入った器を私の方にずらして来た。

「もうちょっと早く言ってくれれば良かったのにぃ。出汁を流し込む前なら自然薯がもっと濃かったじゃん？　はい・・んじゃぁ・・・」
と、旦那の器にとろろを入れようとした瞬間旦那が・・・・
「あーーいいですいいです！もういいです！もう要らないです！！」
「は？なに？なにキレてんの？」
「そんなもったいぶられてまでいらんし。いいです　結構です」

ぷち！
ついに　入ってしまいました（笑）この瞬間私のキレスイッチが入ったのでした。

「は・・・はぁあああ？？なんなのよその言い方！！！あんな、よく聞け！早く言ってくれたら、お蕎麦の出汁が入ってないから濃い状態で分けてあげたのに、ごめんねちょっと薄まってるよ・・・と言おうとしてたんじゃあほ！！！それをなんやねん！！！人の話を最後まで聞け！いい？私はね？そういう拗ねたような、卑屈な返事が何よりも嫌いなのよ！！！私の性格いつになったら把握するわけよ！！ええ？聞いてる？なに考えてんのよ。なんであんたっていっつもいっつもそうのわけ！！！」

後ろの方にいたカップルがギョッとして会話が止まったのは言うまでもありません。
余りの私の剣幕に、新しいお茶を運んできた仲居さんが恐る恐る急須を置いて行ったのは当然でしょう（笑）
もぉね、こうなってしまった場合、自分でも収まりがつかないのであります（笑）

「あのさ聞いてんの？ええ？そもそもとろろが美味しそうだと思うんであれば、なんで自分も同じのを頼まないわけよ！！違うのをオーダーして、あわよくば貰おうって考えてるからそーなるのよ！もらう側がなんでキレてるねん！はぁ？　どーなのよ！なに黙ってんねん！！！」
「・・・いいね。そうやって感情のままにキレれるっていいね」

は・・・はぁあああああ？？？
どんだけ普段感情出さずにしてると思ってるんじゃぼけ！！
どんだけ受け流してると思ってんだあほ！！！
私の怒りは更にエスカレートして行ったのであります（笑）


怒り狂った後、サッサと自分の分を完食し、旦那を置いてお店を出て来てやりました。（お勘定は払ってません）
そしてそのまま自宅には戻らず、タバコの吸える喫茶店に立ち寄り小1時間ほど時間を潰したのでありました。

未だ、旦那とは口を利いておりません（笑）

あっ！念押ししておきますが、このように旦那にキレるのは、年に1度か2度ですんで（笑）
それ以外、私は家では滅多に怒らないし、声も荒げるような事はないです（笑）



ぽちっと応援下さると励みになります