春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

コキア 群生

2018-10-23 | 植物、花
早朝、多肉会社の仲間と茨城、水戸まで仕事で出向く。
大きな多肉栽培場で打ち合わせ。川口から常磐自動車道を走り、水戸まで2時間弱、通いなれた高速で抜け道も自分は
かなり知ってましたがスムーズ。 打ち合わせは専務、相手の社長も若く気さくな人柄、この栽培場からの栽培品を来年から
納入を確約してくれました。 実は安行の多肉会社が多肉の売れゆきが多く、今のままでは手持ちが少なくなりそうで。
あえて水戸近くの大きな栽培場に、話を持ちかけました。 


長く水戸近辺で昔、仕事をしてて、とても懐かしく、ここまで来たので東水戸道路を近い30分で、(国営ひたち海浜公園)に
帰りに寄り道。  見ての通り、小雨でしたが真紅のコキア、コスモス、目の保養をさせてもらいました。
前に来たのは2012年の暮れで、海沿いの海岸から押し寄せた、大震災の津波は海岸の景色を一変させた当時の頃でした。



スマホ撮影の3枚だけです。雰囲気だけでも。













小雨の降る中、鮮やかさが目立つコキア、人も少なく目の保養を
させてもらいました。 4人で来て久しぶりの観賞でした。

樹木の実 6

2018-10-22 | 樹木
秋が深まってゆきます。 強烈な猛暑が今では信じられません。
今何処でも美しい赤い実、ハナミズキのクラウドナインが安行地区で鮮やかです。桜が終わる頃に一斉に開花するハナミズキの
白花、クラウドナイン、花色、葉色、さらに秋の表情豊かな紅葉や赤い実、四季折々変化を楽しめる樹木として
人気があります。 丈夫で耐寒性も強く、成長がゆっくりで大きくならないことが、庭木に植栽される理由です。
小さいうちから満開の白花を楽しめるのも、理由のひとつです。造園では今年も樹木のうちで一番の売れ筋でした。





春浅い3月下旬、満開の白花





    


ミケリアマウダイエ モクレン科のオガタマ属、樹木全体に
白花を満開いたします。香りも強く夏の終わりごろに再び咲き始めます。 





4月ごろの開花です。




    


ウツギの実







生垣に沢山の実をつけるローヤガキ





   

秋の深まりに実は色付き始めてます。











マサイの矢尻 独特の色

2018-10-21 | 多肉植物
すでに多肉植物は夏が終わり、緩やかな成長から


秋の深まりで成長スピードをあげてきてます。今から根を上げて切るようでは充実の秋を迎えることは
サボテンも多肉植物もできません。寒い冬を迎える前に根を張ることが一番と購入者には従業員は伝えてます。納得です。




多肉植物の名称はその形から付けられることが多い
セネキオ属は、たとえばマサイの矢尻、見てのとおり葉が矢尻に似てるでしょう。
花が独特の色、黄色の色が出てます。 この形は普通は白色ですが、黄色が付き、驚くほど花茎を伸ばし多数咲きします。




マサイの矢尻、葉が矢尻の形。







アーモンドネックレス、アーモンドの形状の葉で、 この花色で多くが白色です。








ドルフィンネックレス、イルカの形の葉をしてます。

  


枝垂れものの中では人気のルビーネックレスは別名、紫月、寒さが増してくると
玉の色を紫に染め上げ、まさにルビー色です。今頃から黄色の目立つ花を沢山、長く咲き続けてくれます。






  


出来るだけ多肉植物はこれから屋外で氷が張るまで軒下や、外に出して
日光に当てて、寒さに抵抗力をつけることが大切です。 自分は枝垂れ物はすべて軒下に吊るしてます。
ネットフェンスに吊るす種類は雪以外はそのまま冬を越します。



  


自宅での最強の耐寒性を持つブロウメアナが小さい白い花の蕾を全面にをつけてます。
咲けば1週間は咲きっぱなし、毎年来年の4月まで咲き続けます冬の間に数千の花を咲かせます。これはお勧めできます。どうぞ店頭に並んでいれば
購入することをお勧めいたします。 






 
























カンツバキ 開花

2018-10-21 | 樹木
安行地区の川口振興は全国的にも有数の椿、山茶花の樹木の種類が
植栽されてます。 寒椿や椿、山茶花などの一番花が咲き始めてます。

寒椿、 昭和の栄









 


椿 西王母


 


寒椿の種 


  

安行の雑木林内ではシャクナゲが満開。




  


天候に恵まれて10月では一番の人手で賑わいがある本日、安行花キ温室は
お客様で一杯です。開園前の温室内と雑木林内の紅葉。 安行事務所より。











アケビ 白一才

2018-10-20 | 樹木
棚に沢山のアケビの実がついてます。しかし実は食することが
出来ません。  残念ですが観賞用のアケビです。 4月ごろの花は実に綺麗です。 一面棚の下には真っ白な
花がぶる下がり、見る人を魅了します。














春先の白一才の花。



 

この棚にはキウイフルーツも実をつけます。




 

晩秋の気配が安行地区に漂い始めてます。



カリン 花梨豊作

2018-10-20 | 樹木
天気の良い日の今日、午前中から花梨狩り、毎年のことで、注文が来ます。
あちこちのカリンの木から実をもぎ取る作業を手分けして3時ごろに終わり、ケースに入れて並べました。わがチームの
採取した実は100以上あります。 他はまだ持ち込まれてません。










  


花梨はご存知のように生食では食べられません。たまに食する人がいますが
かなり無理があります。皮をむくと表面がベト付きます。お湯で洗いスライスして蜂蜜につける、蜂蜜漬けは昔からの咳止め効果。
ビン蓋は何度もあけてガス抜きが肝心。 花梨の木にはシンクイムシが付き実を荒らす害虫が付くのが難点です。
秋空に黄色の大きな実はとても目立ち、季節の風物詩、自分は大好きな実です。






   


樹木の中でも、美しい花を咲かせてくれます。





多肉植物 寄せ植え 製作

2018-10-19 | 多肉植物
ホテルの注文を受けてから2週間、多肉の寄せ植えを
先週にホテルのロビーに飾ってもらいました。入れ物はホテルから、今回は本気で作り上げました。
支配人も大変気に入ってくれて、会社の設立当時に、仕事を依頼してくれた初めてのホテルのお客様に対して最大限の持て成しを
することが出来、皆も安堵してます。


豪華に見せるために隙間を無くし、配色にも注意をして、ボリューム感を出すのに
尖り物を丸くボールの様に植え込む、多少期間が過ぎても伸び上がっても、このタイプは見栄えは悪くなりません。





今回は目をつぶり、入れ物にしっかり植え込みました。







  

植え込む多肉植物は豊富に揃えてます。時期に秋が深まれば、各種は
多彩な色彩に色づき始めます。










多肉植物アート 設置1年7ヶ月

2018-10-19 | 多肉植物
ポット総数200、2017年 2月に東京の浅草のホテルの要望を受け多肉会社で
作り上げたアートを2017年 3月に縦置きに設置してから1年8ヶ月、ホテルに配達の用事が有り、帰りに中庭にアートを確認いたしました。
今年の夏の猛暑を乗り切り、紅葉はまだしてませんが、これほど元気な姿を想像もしてませんでした。 さすがに伸び上がる多肉は
有りますが、これは許容範囲、1年半以上、経ち元気な姿を見て、多肉植物の強さを改めて感じました。


エケベリア ベンケイソウ アエオニューム カランコエ パキフィツム アロエなどを多彩に配置してラバーを丸め
その中に培養土を入れて縦置きにホテルの中庭に置きました。 色鮮やかに染まる秀麗、新玉、火祭り 紅葉祭り 黒帽子、ゴーラム、グリーン
スナップを入れてのアート、多肉植物の強さが証明できます。管理はホテルの従業員に任せ、水遣りも控えめにして、春夏秋冬、管理して大切にしてもらいました。

 最初の1枚は今週の撮影です。 2枚目が設置した2017年3月。




 

3枚目は2018年1月 さらに2018年3月



 





縦置きした多肉植物は手を加えなくともこれほど成長いたします。条件は
悪くても葉物やゴーラム ミセバヤなどは今年の酷暑を乗り切り成長をしてます。下の部分は隙間が開いてきてます。



   


鉢の中のラバーの状態ですでに用土が無い鉢もありますが
水分だけで生きてる多肉植物も見られます。 すべて確認をしましたが、腐りを出してる苗は見当たりません。
外にあるアートが今年の夏を乗り切り、管理をしてくれた従業員の皆様に感謝です。



 

十月桜 咲き始め

2018-10-18 | 樹木
毎年10月の中旬ごろに咲くエドヒガン系列の通称,冬桜が芝川沿いの
畔にひっそりと咲き始めてます。 目の前には芝川水門が有りとてもこの桜は、当時の建設時代の同僚にとって、思い出深い桜となってます。
 約6年前に芝川水門の耐震工事を請け負った、当時の建設会社の工事がかなり難しく、従業員一同、悪戦の難工事でした。
2年をかけて耐震工事を終えて、国土交通省の検査を合格した日に、この十月桜が満開の艶やかな姿を見せてくれた所以があります。

今年は9月からの長雨、今日に至りましたが、都内からの帰り道、立ち寄って(季節通り)に咲いててくれました。



















小さな桜ですが人目を引く可憐な姿、塩害とは無縁で季節通りに咲いて
くれました。樹木の花は自分にとっては節目の思い出を過去、沢山くれてます。









東京都大田花キ市場 搬出 5

2018-10-18 | 植物、花
3月以来の太田市場のブログですが間に4回ばかり来てますが時間が無く、積み込みを
終えて、すぐ帰宅が多かったです。余裕が有り、今回は久しぶりの場内を見て、また18店舗のフラワーショップを覗いて見ました。
秋の花々やアレンジメントに使う素材、切花、サボテン、多肉植物、あらゆる植物がそろい、さすが日本一の市場と感じます。
切り花を扱うので市場内は艶やかです。この市場には農産物や水産物も扱う、建物もあり全国から車両が集まります。

9時半ごろに到着ですでにセリは終わり、買い付けのカーゴ車に積み込まれてるので、すぐに分かります。安行地区の場所から搬入を開始して1時間強で積み込みが終了です。
搬入場所に2.5トントラックを留め置き30分ばかり市場内を見て回りました。 買い付け権利を持つ従業員に前もって植物名、鉢物、切花、個数などを
連絡して競り落としをお願いするシステム。 大量に購入する場合は安行から、係りが出向きます。今回は市場内のフラワーショップ
からの、多くの買い付けもあり、搬出をいたしました。 アルミ荷台に詰まれた搬出品から。





店先で購入した切花。



渥美半島の切花のキクとリンドウ。搬出品。


 

場内の様子は10時ごろです。



  

ハロウインが近くなると、カボチャが場内に毎年あふれます。


     


フラワーアレンジのためのバンクシアやカルドンなどの、大型の枯れ花が置かれます。
専門のフラワーショップの店先に。


   

カラスウリの実、スズメウリの実などもあります。


  


サボテンや多肉植物もありますが参考に見てください。
銀手鞠や赤花銀手鞠、


      

場内の18店舗のフラワーショップの値段はかなりの安価です、一般の価格の半値です。当然買い付け権利を持つ人しか
購入できません。 どの市場でも同じです。 場内ではポインセチア
プリンセチア、リンドウ、小菊、1年中のバラの切花、購入者は都内や近県の花屋さんの皆さんです。ほんの一部だけを載せてみました。