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ほぼ歩き遍路 51番札所⑰ 2017

2018年09月03日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
51番札所 石手寺

この日の最後に予定していた51番札所に向かいます。
道のりは住宅地を進む感じで大きなお家も多く、中には曲線のあるデザインの凝ったお家もあり、
目の保養になりました。

約3km歩くと程なく突き当りにお寺が見えてきます。

このお寺は観光地の道後温泉がすぐそばにあるからか、とても賑わっていました。
入ってみると、確かに観光としてもお勧めのお寺でした。
テーマパークと言いますか、アミューズメントと言いましょうか。。
語り尽くせないほど色々なものがあり、不勉強だった私は戸惑いました。。

お寺の敷地内に入ると、出店があり、仁王門へと続く屋根のかかる木造の回廊がありました。
とても古い感じで、夜に灯籠が灯るとまた美しいだろうなと想像しました。
仁王門は国宝とのこと。鐘楼や三重塔、本堂、護摩堂、訶梨帝母天堂は重要文化財。
それだけでも見どころいっぱいなのだが、まだまだある。

清浄力、大安楽、意欲力、慈愛力、実現力の石の球体が5箇所にありました。
ひとつひとつ触ってパワーを頂きました。
真面目に触って、ちょっと照れて。。。5回繰り返しました(^^;)
他に石の輪をくぐって卵型の石に触れるところが二箇所ありました。
除罪苦与楽輪くぐり元気再生石と知恵の輪くぐり子宝安産の石です。
後者は子授け鬼子母神のところにあって、その横に訶梨帝母天堂があります。
妊婦さんはここの石を持ち帰って無事に出産出来た時には持ち帰った石と
新しい石を持ってきて感謝するのだそうです。
お堂のまわりは石でいっぱいでした。このときも持ち帰る石を選んでいるご家族がいました。
石の数だけ幸せがいっぱいなんだと。。しみじみ。。。

本堂と大師堂の裏手には「八十八霊場都卒天洞」というマントラ洞窟があります。
100円を納めて進みます。
なかなか奥の深い洞窟でした。
何があるんだろうと進むと。。。。

あれ?道に出てしまいました。出た先には奇石というかオブジェのような石がありました。
その石をぐるっと廻ってまた洞窟に戻る時に般若心経に出てくる文字とその意味合いを
標した札看板に気が付きました。

一つ一つ読みながら洞窟を引き返し進みました。
今、写真を見てもまた心に響きます。
もう一巡しているかのようにブログを書いている心境でして、
復習をしながらまた考えを深めています。
この時に気づかなかったことが、今ごろ見えてきたりしています。

見どころ沢山の石手寺でした!
道後温泉にいらした際には是非足を運んでみてください!

本日のお遍路はこのお寺まで♪歩き通せるか不安な私はこの日もお昼抜きでした。
お昼にはもう時間が遅すぎなのですが、安心したらお腹が空いてきてという時に
「石手寺名物やきもち」の暖簾が目に飛び込んできました。
この時点で想像したのは磯辺餅。重いかな???
「五十一番食堂」って何か本で見たような。。。勇気を出して入ってみました。
勇気が必要な私です。勇気を奮って入ったのにお店の人が居ないようです。
お客さんもいません。

「ごめんください~い」と小声で2回ほど
もうお店終わりかな??
「すみませ~~ん」と大声で1回ほど
奥からお店の人が表れました!
「えと、良いですか??」とおそるおそる
「どうぞどうぞ」とお店の人
ほっとして席に着きました。

やきもち2つと抹茶のセットをいただきました♪

めちゃめちゃ美味しかった!
あんこが入った丸く平べったいお団子を焼いたものでした。
ほっと落ち着くお店でした。
しばらくするとまたお客さんが入ってきてお店も賑わってきた来たところで出発しました。

仁王門への回廊(帰りは向こうに大師さまがいらっしゃいます)


趣のある回廊(仲見世があります)


国宝の仁王門


大師堂(前にある石柱には手型があって手を合わせられます)


5つあったパワー球石


くぐってから卵石


マントラの入り口


洞窟の入り口


ゴツゴツした通路を入って行きます。


洞窟通路内部


その先にあったもの


道に出てしまって振り返る


戻る時に見た札看板


看板札①


看板札②


看板札③


看板札④


訶梨帝母天堂は石でいっぱいです


境内の様子


五十一番食堂


美味しかった抹茶とやきもち


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