私は読み終えた本のうち、Amazonで買ったものにはレビューを投稿しているのだが、
ここ最近のレビューに対する反応を見るうちに、前々から感じていたことではあるが、
政治学に関心がある人って案外レベルが低いんじゃないかといったことを思うようになった。
例えば、ある政治学の現代政治批判の書について、
「現代政治批判と言っておきながら共産主義国家の批判であり、
自由主義国家の批判がされていない」と書いただけの文章が酷評されている。
他も似たような感想で、ようするに先進諸国の利益を念頭に置いた
西ヨーロッパ中心主義の政治学には限界があるんじゃないかといったことが
書かれているのだが、いずれも「参考になった」と評価してくれる人は一人もいない。
愛国者に攻撃されている歴史学の本のどのレビューですら
一人ぐらいは「参考になった」と評価する人間がいる中で、
政治学のレビューだけこの有様だ。
まー、Amazonレビューに対する評価ほど当てにならないものは
ないのだけれど、私は加藤哲郎をはじめとして国際政治学者を
中心とした政治学者のほとんどが体制に与する、あるいは与するような
意見ばかり書いているのを見て、かなりうんざりしているので、
なんとなく政治学全体に流れる保守性がこんなところにも現われているのかなと
思ってしまった。
ここ最近のレビューに対する反応を見るうちに、前々から感じていたことではあるが、
政治学に関心がある人って案外レベルが低いんじゃないかといったことを思うようになった。
例えば、ある政治学の現代政治批判の書について、
「現代政治批判と言っておきながら共産主義国家の批判であり、
自由主義国家の批判がされていない」と書いただけの文章が酷評されている。
他も似たような感想で、ようするに先進諸国の利益を念頭に置いた
西ヨーロッパ中心主義の政治学には限界があるんじゃないかといったことが
書かれているのだが、いずれも「参考になった」と評価してくれる人は一人もいない。
愛国者に攻撃されている歴史学の本のどのレビューですら
一人ぐらいは「参考になった」と評価する人間がいる中で、
政治学のレビューだけこの有様だ。
まー、Amazonレビューに対する評価ほど当てにならないものは
ないのだけれど、私は加藤哲郎をはじめとして国際政治学者を
中心とした政治学者のほとんどが体制に与する、あるいは与するような
意見ばかり書いているのを見て、かなりうんざりしているので、
なんとなく政治学全体に流れる保守性がこんなところにも現われているのかなと
思ってしまった。