Colors of Breath

★オリジナルソング・絵・詩・写真・猫・心ブログ('07.11.4開始)★『Breath』音楽活動('11.9.4開始)

COLORSも17年目。

◆私のオリジナルソングを公開しています。(ヘッドホンorイヤホン推奨)◆世界に於ける日本の役割は原発技術を広めることではなく、自然エネルギーの活用技術を広め世界を牽引することじゃないのかと思う。◆イジメとジサツと…イジメがなければその子がジサツしない可能性は?限りなく100%に近いと思う。

『ichii島』物語⑪小槌柿(こづちがき)

2007-12-09 18:18:28 | 13.写真(虫出没いちい島中継)


すてきな茶房とこづち柿






知人が営んでいる喫茶店がある。

外観は古びた田舎造り の民家だが、店内は木の温もりを活かした心地好い和の造りである。
中に入ると、右手には囲炉裏のある四畳半ほどの畳部屋を配し、土間のある昔ながらの民家に少し手を加えた喫茶空間が広がっている。
柱木を寄せ合わせてこしらえた、やや歪みのある素朴なテーブルの上には、小さな水槽(或いは金魚鉢)が置いてあり、水草の合間を6~7匹のメダカが可愛らしく泳いでいる。
椅子もまた木材の気持ちよいうねりが、何とも座り心地がいい。
珈琲の香りに包まれて穏やかな時間が流れていく。
お気に入りの空間である。

この喫茶店は、小山を少し堀り崩したようなところに建っていて、駐車場の片側は1~2メートルほど削った崖になっている。
そして、そこからせり出すように1本の柿の木が生えている。
枝葉は当然、駐車場に覆いかぶさるように伸びている。
友人はここを下見した時、この場所や建物を一目で気に入ったが、喫茶店を始める際にはこの木を切ろうと思った。
店を訪れて下さる大切なお客様の車に、万が一、枝や実が落下してキズをつけるとも限らない。
ところが建物の持ち主曰く、柿の木を切らないことが譲渡の条件との事。

この柿の木の名は『小槌柿(こづちがき)』という。
なんでもこの柿の木は明治の時代からあるらしく、かれこれ樹齢も百年位。
決してそれ程の大木には見えないのだが、幹が太くなるというより、むしろ枝葉の方がが密集するタイプなのかも知れない。
そして何よりも、めったに出会えない珍しい品種の柿なのだそうだ。

そういう珍しい柿の木ならばということで、友人はその条件を受け入れて、今に至っている。

柿の木は毎年、それなりに実をつける。
やや小さめの鶏の卵によく似た形の実である。
割ると中には、実の大きさの割りには大きめな、お菓子の柿の種にそっくりな種がしっかり五つ六つ入っている。
友人が店を始めて3年、毎年なる実は残念なことに渋柿ばかりで、秋の日課はただただ、危険な枝掃いと枯葉掃除に暮れた。

ところが今年は違った。
たわわに実った黄色い実は、なんと甘いことか。
足を運んでくれるお客に振る舞い、たまたまこの時季に訪れた私もたくさんお裾分けを頂きました。

柿を平らげてから思い出した……写真撮るのを忘れました。(不覚)

 




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リニューアル

2007-12-09 18:16:52 | 4.銀にゃんギャラリー


プロフィールカード新しくなりました。









おお!派手~~~!
とても元気色にできました。
そうっかぁ、これが私の色か~。
どんだけ落ち着きないんだ?わたしの頭の中…

はい、ichiiさんはやっぱり、チョット○○な人なんですぅ。ははは(笑)


一応、PCペイントで描いたやつだし、ぎんにゃんがいるから、カテゴリー「向日葵色」
に入れとこう。




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すてきな冬の花です「山茶花」

2007-12-09 12:34:23 | 20.日記&独り言とか

「山茶花」考




今頃の季節、公園の植え込みやあちらこちらの庭先では、山茶花の花が可憐で美しい花を咲かせています。
近所の庭の山茶花も「ごきげんよう」と微笑むように、花の顔を道側に向けて枝を伸ばしています。

こういう椿系の花は遠目で見れば美しくとも、間近で見ると花弁のフチが枯れ色になっていたりするものですが、こちらのお宅の山茶花は花弁の隅々まで瑞々しく美しい姿を披露していました。
思わずマイデジカメ を持ち出し、こっそり数枚の写真を撮りました。

と、後ろから声を掛けられ、ドキッ。
「何の写真を写して見えるねぇ」
振り返ると、そのお宅のおかあさんがにこにこと近付いて来ました。
「山茶花がとてもきれいに咲いていたので、つい…」
するとおかあさんは
「そんなら枝を切って持って行っていいよ。あっちもこっちも越境してしまって。
そのうち花が散ると下にいっぱい落ちて汚れるで、掃除もせなあかんでねぇ。
越境してるとこ、蕾いっぱい付いてるとこをどんどん切って持って行ってぇ。」
突然の嬉しいお言葉。
寒い冬、すてきな朝のプレゼントでございます。
少しお庭談義の後、早速…枝をチョキンチョキンしてきたichiiさんでございました。
(お花を飾れるって嬉しいですね。)

部屋の中に飾ってありますが、室内が暖かいせいかどんどん花が開いて、絵を描いた頃には、めいっぱい花が開いていました。
小さい枝ながら、かなり豪華で華やかです。






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北国に山茶花は咲かないんだね

2007-12-09 11:22:44 | 20.日記&独り言とか


和の似あう清楚さと逞しさを併せ持ち、尚且つチャーミング。







山茶花の花を頂いてきました。


山茶花     ・椿(つばき)科。
                      ・学名  Camellia sasanqua                         
                (学名も英名もサザンカ)                  

日本が原産地。
江戸時代に長崎の出島のオランダ商館に来ていた医師ツンベルクさんが
ヨーロッパに持ち帰り、西欧で広まった。
          
開花時期は、10/10頃~翌2/10頃
秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせる。
野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白であるのに対し、植栽される園芸品種の花の色は赤から白まで様々である。

漢字表記の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶(さんさ)に由来し、サザンカの名は山茶花の本来の読みである「山茶花(さんさか)」が訛ったものといわれる。

日本では野生種は山口県から九州および四国、沖縄である。
なお、椿(つばき)科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、ツバキ、サザンカ、チャは温帯に適応した珍しい種であり、日本は自生地としては北限である。




縦長の日本ならではの植物ですね。日本ってステキです。



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