STRAWBERRY SWITCHBLADEって?
STRAWBERRY SWITCHBLADE
(ストロベリースイッチブレード)
これが何なのかよく分からないのでwebで調べたところ、
スコットランドの女性デュオという事が分かりました。
つまり私は音楽雑誌をみたんですね。
YOU TUBEがあったので聴いてみたら、
ハルカリのような感じで、昔の洋楽と言う感じです。
音楽は私の好みではありませんが、
きっとグラビア写真か何かを気に入って 描いたんだと思います。
あ、アン・ルイスさんってあんなファッションだったような…。
興味のある方は上の色文字をクリックするかweb検索でどうぞ。
私の絵はかなり美人モード系に変換されてますね。
間借りさせて下さ~い。
私は決心した。
仕事が休みの日、彼女のねぐらを作ることにした。田舎からの荷物用に使われた箱がとってあるのでその中から手頃なのを引っ張り出してきた。よそのノラ猫が入り込めないように、そして温もりが箱の中にちゃんと溜まるように、25cm×25cm位の彼女サイズに作り直した。暖まるように新聞紙を敷いて、捨てても諦めがつきそうなニットをさらにその上に敷いてやった。入り口は目隠しができるように小さなつい立を取り付けて、雨が滲み込まないようにゴミ袋で被った。
彼女の箱小屋が出来上がった。
私に慣れてきた彼女を両手で捕まえて、箱の中へ押し込んだ。最初は嫌がって出て来たが、そのうち外が冷え込んでくると箱の中が暖かいことに気付いたか、自分から入っていくようになった。
それから何日かは、「にゃんこ、おはよう。」と声を掛けると箱から出てきて体を摺り寄せ、袋から搾り出したソフトフードをガツガツとたべた。
そんなふうに10日ほどが過ぎた。
ところがある日、にゃんこがぱたりと姿をけした。近所の心優しい人が見かねて動物病院に連れて行ったようだったから、そちらのお宅で保護されているのかなと思った。2~3日気にはなったが忙しさに紛れ、日は過ぎていった。
日曜の朝その人が、外で洗濯物を干す私を見つけて近寄って来て、言った。
「やっぱり箱にいないね。うちにも来てないし、ずーっと見てないでしょう?」
「はい、呼ぶと何処かから必ず現れたのに、ぱったり見てないです。」
「じゃあ、やっぱりもう、死にに行ったのかな…、見つからない所で死んでるかもしれない…。」
そう言って、こんなことを話し始めた。
一週間ほど前、動物病院へ連れて行った時、医者に言われた。
「この猫は猫エイズに罹っていないし寄生虫もいないから他の猫に感染ることはないよ。でも残念だけど猫白血病。長くて1週間…。」
飼い猫ならば、早期のワクチン接種で防げる病気だが、ノラ猫は厳しい生活環境の中で、このような病気によって、多くが寿命を絶たれていく。
にゃんことの別れは思いもよらぬほど突然で、過ごした日々があまりにも短くて、10数日間が幻のように消えそうで、それでも私の記憶に「私のこと、忘れないでね。」って、しがみついている気がする。
この箱に入っている猫も死にそうなところを救われ、この辺りのみんなに面倒を見てもらっている一匹です。
多分、5~6歳。ボスと呼ばれているが、すでにその役目は息子に譲ったようである。
何だかんだで、かみさんも子供(5匹)もいて、真面目に子守りをする(子猫に遊ばれてる)姿を目にすることもあったんだよね。
近頃、子供を殺す親がやたらといる人間界。少し見習ったほうがいいかもしれません。