出た！『７０』

 

鳥の数、更新！

と言いたいところですが、
あんまり満足いく写りじゃないので、ペケです。
鳥さんの羽の色とかくちばしの形とかちゃんと写ってて、
そういう状態で、数を更新したいですね。

でも、これ、いっぱいいるのを撮れたのでアップしてみました。



数えたら７０羽！

でもこの時気付いた！
たくさんいるとフレームに収まらないということに！

是非もっとつめて並んで頂きたいものです。

  

 

雨に濡れる実

 

 

これが例の鳥達に大人気の楠の実 です。

美味しいのかな……

でも楠って独特の匂いがします。

 

キミは月でボクは…

  

 このアングルはいつも

鉄塔が月に恋しているみたいで、

ああ、叶わぬ片思い…

そんな想いで、つい写真をとってしまいます。

 

 

時閑

 
 

時閑

街はクリスマスと師走の慌しさを帯びる

華やぐイルミネーションを待ち侘びて
いつもより派手目のファッションで浮き足立つ男女

陽が落ちれば遺伝子に組み込まれた恋しさが疼く
（恋人同士とは言い切れない彼と彼女）

人は高揚の世界しか見えていなくて
目先に繰り広げられる瞬間的なフラッシュのようで

路傍の静寂が閉じ込められた空間は
人の健気さも愚かさも呼吸のように取り込んで
見えなくなる遠くまで繋がっているのに…


時間の隙間に同化するように存在する
風の通り道に取り残された秋を隔離する

見失いそうなほど僅かな
けれどゆったりと落ち着いた空間を隔離する
 
そして束の間静かに溶け込み
やがて私も人なりの世界に滲むように帰る

気付かないという『普通』
或いは
気付いた幸福というもう一つの『普通』へ