はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

終戦のエンペラー

2013-06-26 | こんな映画観たよ



久しぶりに「ありがとう名画試写会」で見せていただきました。
映画の内容から年齢層高かったですね~。

浜村さんの試写会の時は、映画の前に提供会社の宣伝や抽選会、映画の紹介が30分くらいあるので、
その分長くなるので気合入れてかないとって感じで。
相変わらず抽選会ではな~にも当たらずお呼びでないわ~。
今回はクイズに正解するとプレスシートが貰えるコーナーがあったんですが、みなさん積極的に手を上げて
らっしゃって凄いな~。
浜村さん、あらすじを簡単にって仰ってたけど、ほとんど喋ってしまいはったんとちがいます~(笑)

見終わった後良かったな~と思ってたんですが、帰ってからチラシを読んでみると"フィシクションを織り交ぜて"
と書かれてたんで、ちょっとだけ冷めちゃったかも 切ないラブストーリーもほんまやと思ってたし。
歴史や政治に疎いおバカな私にはどっからどこまでがほんまなんか分からんけど、
見たままを書いてみたいと思います。


1945年8月、GHQを引き連れて日本に上陸したマッカーサーさん。
連合国側は天皇の裁判&逮捕を望んでたみたいなんだけど、天皇を神と崇める日本で逮捕という事態になれば、
国民の中で混乱が起き大変なことになると思ったマッカーサーさんは、部下のフェラーズ准将に天皇が戦争に
関わったのか10日間で探れを命じます。

実はフェラーズさんは日本の文化大好きさん。学生時代、留学生だったアヤという女性と付き合っています
戦争に関わった容疑者たちや天皇の側近に話を聞きに行くんですが、日本に詳しいフェラーズさんでも
はっきりした証拠を見つけ出せません。
天皇は平和を望んではったみたいなんだけど、そのお気持ちを短歌で言いはってん。
平安時代に君を想う気持ちを歌でみたいな感じやん。
分かる人には分かるけど、つまりどゆこと?みたいな。
天皇の側近 関屋役を亡き夏木勲さんがされていました。
「もう一度お聞かせしましょうか」ってとこでクスっとなってしまいました。

近衛邸にも出向いたフェラーズさん。美しい池を眺められる建物に入るのに靴を脱ごうとしたら
通訳の高橋にそのままでと言われ土足のままで上がらはって。
上からやな~っと思ってたんですが、結果的に靴履いたままで正座することになってもて・・・。
あれは高橋のいけずやったんかな~。ちょっと笑ってしまいました。
文麿さん、橋下さんみたいな発言してはったけど、元首相の発言聞いたら斬らはるかもしれないですねー。

木戸さんの証言は吃驚しちゃいました。あの玉音放送の前に皇居襲撃事件があっただなんて。
千人の兵士が押し寄せて来たってえらい事態になってました。ほんまなんでしょうか。

フェラーズさんの報告書を見て、マッカーサーさんは結論を出す前に天皇に会ってみたいと希望します。
しかも天皇に出向いてくるようにと。社交上の訪問で異例の許可が降りたみたいなんだけど。
会う前に天皇に会う時の決まりみたいな忠告をことごとく無視するマッカーサーさん。
服だって普通の軍服のまま。天皇は正装して来てはるのに。しかも見下げてるしぃ~。
でもちっともイラっとしはれへん天皇さん。
横柄な態度もどんな人だかみる作戦だったのかな~?
そしてあの有名なお写真が撮られたそうです。
止められてたのにあれよあれよという間に撮ってしまいはりました。

天皇の最後の言葉はウルっときました。
日本の混乱は免れたけど、それをドアの隙間から覗いて喜ぶフェラーズさん。勝手に覗いていいの~?
忘れてたけどフェラーズさんの恋の結末も。。またうるっとなってしまいました。

印象に残ったのは太平洋戦争の知られざれる真実っていうより、日本の微妙な心を読み取るのはわかりにくいやろな~ってことでした。
毘沙門堂のあのお部屋に通されて帰れる人でないと。1000年経っても待ってないといけませんねー。

この国の住民はってあのCMと似てるやん。トミーリーさんにぴったりやんね~。
フェラーズさん頑張ったのに、最後においしいとこ持っていかれたような気がしました。

7月27日(土)より公開です。

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