昔「歯が抜け落ちる夢」を幾度となく見た。
当時は「どうゆう事?」とよく解らなかった。
でも今朝、そういう事かなと理解できたような気がする。
私が理解した事も一部に過ぎないのだけどね。
金星から月、そして地球へと私は降りてきたと思う。
その度に少しずつ自分の光を失ってきたのだろう。
自分の光を失うとは、自分軸を失っていくということ。
そうやって、入れ替わって、記憶を失くし彷徨う。
何かを取り戻したいという思いだけが残っていて、
でも何をどうしたら良いか解らなくて。
置いていかれるような感覚になり、外側に光を求めていた。
そんな時に、よく見ていたのが「歯が抜け落ちる夢」だった。
歯・デス → 冥界の王
冥界は見えない世界。
一見、忌み嫌われる怖い世界に見えるけど、別の側面もあるよね。
例えば土の中。
ここも見えない世界だけど、大事な役目がちゃんとある。
蒔かれた種に養分を与えて種を育てる。
やがて種が芽を出し植物となって土の中の養分を吸い上げて、しっかりした花や木になる。
冥界もそんな役目があるのではないかな。
見えない世界は「自分軸を育てる期間」でとても大切な世界。
その育てる期間が外側の他人軸から内側の自分軸へと成長する期間でもある。
しっかり自分の中に自分軸が根付いたら、芽を出し花を咲かせて大樹となる。
だから闇も悪も見方を変えれば光となるんだ。
私の歯が抜け落ちた夢は、しっかりそこをちゃんと見てという自分へのメッセージ。
歯茎は歯を支える土台だけど、グラついていると崩れて歯を失いかねない。
実際に私の右奥下の歯も、随分前に虫歯が原因で抜いてしまって今は無い。
親知らずが虫歯になり抜いた方が良いと言われて抜いたら、奥歯も虫歯になった。
そしてこの歯も抜くしかないと言われ、内心「えー!そんな!!!」と思いながら抜いた。
奥歯が虫歯にならないように親知らずを抜いたのに!?
抜いても虫歯になって、これを抜くしかないの???
当時はそう思っていた。これが他人軸だよね。
でも親知らずも奥歯も抜くと決めたのは私なのだ。
当時、抜かないで治せる方法がないか自分で探すという選択もあったのだから。
歯茎の中も見えない世界。
さらに「歯は失ってもまた自分で生えてくるのでは?」という世界を創ってしまったら、新しい世界を自分で創造していく事になるよね。
そんなのナンセンスとこれまでの常識で否定したら、その常識世界を自分が創造しているに過ぎないのだ。
固定観念も誰かが作った世界に自分が近寄ってその世界にいるだけなんだと思う。
みんなが同じように思う事で、凝り固まって出来た集合意識の想念みたいなものかもしれない。
だから自分の創作バージョンを創造する人達が増えたら、集合意識も変わってくる。
みんな違って良いんだ。みんな楽しんで良いんだ。
それが未来では普通になってる。
失った歯は役目を終えた歯で「今までありがとうね」と手放す。
失った歯を持っていたり(執着)、代わりを入れようとする(依存)心を手放す。
・・・
そう書いてて、ある事を思い出しハッとした。
あの時の抜いた歯が今もある。
先日、棚を整理して見つけたんだ!
次に歯を失った時に使えないかと思って取っていた。
これって歯が抜ける未来を自分で想像(創造)していたね😅
そんな未来は望んでいない!
この歯を手放そう!今までありがとう!
そして手放した後に、新しいものが入ってくる。
それが循環だよね。
私の世界では新しい歯も生えてきても良いよ 😁