前の記事ので書いたイメージが解りにくいかなと思ったので補足します。
私たちはこの世界で起きる現象がよく解っていないから不安になったりしますよね。
なぜ戦争が起きるのか?なぜ戦うのか?
ある人は、お金儲けのマッチポンプだという。
ある人は、平和を願ってデモをする。
ある人は、不安で未来を恐れる。
どれも間違いではなくて、その人がその時の感情で自分の現実を創り出している。
みな、自分の未来を良くしたいと必死に生きている姿があるだけ。
でも戦争は無くならないし、自分の中の感情も収まらない。
軸が相手の方を見て発した感情だから、外側の相手に当たって、それが自分にも戻ってくる。
結果的に現状は変わらないし、更に気分は落ちるしで、それが繰り返されて行く。
見方を変えて相手を鏡にし、今の感情は自分の中に確かにあるものだと認識する。
自分の潜んでいた感情が、相手によって炙り出されて出てくる。
それが光が当たってその存在(自分の潜んでいた感情)が見えてくるという事だと思う。
なぜその感情が出て来たのかを、じっくり探る。
その感情は結果であって、必ず原因があるはず。
その原因がトラウマとかになっている。
それを、また鏡として自分に置き換えて見る。
相手の事で出た感情だと思っていたけど、本当は自分の姿が見えただけだった。
なんだ、私は自分に対して怒っていたんだ。
それでは自分の心が痛いし悲しむよね。
自分に戻って来た「相手への感情」は、自分の心が「気付いてない自分」に向けて「気付いて!」と発しているサインだった。
その視点に戻れるのが「自分軸」なのだと思う。
相手に向けて湧き起こる感情は「他人軸」
自分は相手ではないので、相手の感情を自分の望む方向に変える事は出来ない。
でも自分の感情は自分でなんとか変化させることが出来る。
目の前の問題は外側ではなくて自分の中にあるという見方に変えるだけ。
自分の中だからこそ、自分でどんな方向にも変えて行くことが出来るんだ。
内側が変わる事で、自分の問題は解決出来る。
自分で解決できるから、どんな場所にいても怖くないし、どこへでも行けるのだと思う。
問題の視点を自分に戻す。
そして自分で自分を傷つけていた事に気付いて、愛情と感謝を贈る。
文句も言わずにずっと長い間自分に寄り添ってくれていたから、本当に感謝だよね。
そしてこれからは大切にするからねと自分を労る。
愛情と感謝が「上昇する」という事なのかもしれない。
心が軽くなるからね。
海底から自分で上昇していた夢は、その事を表している気がした。