
1月13日(木)、美里町家所の
津市美里高齢者生活センター(ジャンボ干支の向かいの建物)で、
恒例の、新春おたのしみ会が行われました。
(主催:津市社協通所介護事業所)
この催しは、同施設の入所者とデイサービスの利用者を対象に
定期的に開催しているもので、
新春、ひな祭り、夏、秋、クリスマスの年5回、
カラオケ、日本舞踊、大正琴など、
市内の文化団体等が出演して、高齢者に楽しんでもらっています。

今回の新春おたのしみ会は、1月12日から14日まで3日間行われ、
13日は、津市内でフラメンコの教室を主宰する櫻木友美さんと
数馬さん、小夏さんの親子3人で活動している
「サクラギファミリア」の皆さんが出演し、フラメンコを披露しました。

デイサービスの利用者など、80歳以上の高齢者13人(最高齢は96歳のおばあちゃん)が
同センターのホールに集まり、フラメンコを鑑賞しました。
この日は、フラメンコの代表的な曲や、
スペインのアンダルシア地方のお祭りで踊られている曲
(日本の盆踊りのようなものだそうです)や、
アルゼンチンのタンゴなどを披露して頂きました。

お母さんのソロで、オペラ「カルメン」の名場面を演じました。
踊る前に「カルメン」のストーリーを分かりやすく説明するなど
高齢者への気遣いが感じられました。

3人で踊る時の振り付けは、親子3人で相談して考えているということでした。
上の画像(娘さんが扇を持っている曲)は、娘さんが振り付けを考えたそうです。

最後に、息子さんと娘さんがひとりひとりの手を握って
御礼の挨拶をしていました。
踊りはもちろん素晴らしかったのですが、
施設の職員さん達が、本当に明るいのです。
普段から、こういう明るい雰囲気で高齢者の方に接して頂いているのは
素晴らしいことだと思いました。