1月17日(火)津市美里町足坂の高宮小学校で、百人一首大会が行われました。
この行事は、小学生が古典文学に親しむ機会として、毎年1月に行われている恒例の行事です。
子どもたちは冬休みの間に、家庭で百人一首の練習を積んできました。
開会式で校長先生の挨拶に続いて、読み手の地元の女性が紹介されました。
続いて、図書委員の児童から、競技説明が行われました。
同校の3年生から6年生までの44人が、8班に分かれ、
班対抗で札を取り合い、最も多く札を取った班が優勝です。
右でカメラを構えているのが写真師・マツバラさんです。
学校に到着してから車の中でヒゲを整えていたのを、私は目撃してしまいました。
競技の前に、札を並べています。
公式ルールに沿って、それぞれ50枚ずつ、自分の班の前に並べます。
競技開始、歌が読み上げられます。
真剣な表情で札を探す子どもたち。
(この日優勝したのが、右側の6班でした)
上の句の最初の5文字が読まれただけで、札を取る子もいました。
すごいと思いました。
取った札が正解だと、審判員の先生が「OK」を揚げます。
100枚の札を取り終え、各班が取った札の数を申告します。
優勝が55枚を取った6班で、以下2班(54枚)、1班(51枚)、4班と5班(各50枚)、
という結果でした。どの対戦も接戦でした。
みんな、冬休みにたくさん練習していたんですね。
取材に来ていた中日新聞のタカギ記者から、
「ちはやふる」ってマンガがあるの知っています?と聞かれ
私は知らなかったのですが、
競技百人一首に夢中になっている女子高校生のストーリーで、結構人気があるんだそうです。
↓
「ちはやふる」作品紹介/講談社コミックス
最近このような、文化系スポ魂ドラマが増えていますね
(吹奏楽部や書道部が映画になっていますし)。
文化系の部活に「スポ魂」と形容するのが正しいかどうかは分かりませんが、
文化系クラブであっても、ひとつの目標に全員が力を合わせて打ち込む姿が
まさに青春ドラマとして受け入れられるようになってきたのですね。
私らの高校時代には、とてもそんな雰囲気は無かったのですけれど(笑。
2011年9月18日 高宮小マーチングバンド、運動会に向けて練習中