(櫛形出張所から南へ、この先に櫛形小学校がある)
安濃鉄道片田支線の痕跡を探しに(その1)の続きです。
安濃鉄道片田支線の痕跡を探して、
櫛形出張所前から山越えで産品へ向かいました。
田んぼの中を農道が南へと続いています。
付近にはこの道路しか、道路らしきものは無かったので
おそらく、この道路の上を軽便鉄道が走っていたのでしょう。
安濃鉄道の歴史
途中に六地蔵を祀った祠がありました。
ルートの途中に大きな池がありました。
当時の鉄道も、この池の横を走っていたようです。
産品の集落の東に出ました。
ここには小さな里道や農道がいっぱいあって、ここからのルートが良くわかりません。
(昔の風情を残す集落内の道路)
産品の集落から、志袋団地へ向かいました。
志袋団地内を抜けて、国道に出ました。
結局、
穴倉川を渡る地下橋と、分部から産品への山越えの道路の2ヶ所については
安濃鉄道片田支線の痕跡であると確信して帰ってきたのですが、
それ以外の場所についてはよくわかりませんでした。
廃線になってから90年近く経ち、痕跡を見つけるのも難しいようです。
片田支線を延長し、美里まで伸ばす計画もあったそうですが、
当時の軽便鉄道の機関車は馬力が小さく、
もし線路を敷いたとしても、
片田から美里への坂道は登れなかっただろうということです。
安濃鉄道片田支線の痕跡を探しに(その1)
安濃軽便鉄道の痕跡(安濃町安濃)
安濃軽便鉄道が、安濃川で鵜飼をしていた