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2009年の日活映画「大洗にも星はふるなり」、
茨城県大洗の海岸の海の家を舞台に、
男たちが勘違いコメントを連発するコメディ映画です。
舞台となった海の家で夏にバイトをしていた学生と
海の家のマスターの5人が、同じ内容の手紙に誘われて
12月24日のイブの夜に海の家に終結、
手紙の差出人は、同じくバイトの女子学生の江里子ちゃんで、
5人は「俺は江里子ちゃんとこんな関係だったから、俺の手紙が本物だ」と主張しあい、
そこへ海の家の取り壊しを要求する弁護士が現れて、
5人の言い分を法廷さながらに検証していきます。
半分くらいまで見たところで
「あれっ?この映画、ちっとも舞台が変わらないのだけど」と気付きます。
カメラアングルが変わるだけで、
舞台はずっと海の家の中なんです。
「これって演劇だよね、演劇の脚本だよね」
とまで気付いた人は、よほどの演劇通であります。
実はこの映画、
2006年12月に劇団ブラボーカンパニーがエコー劇場で上演した舞台劇を原作にして
映画が製作されたもので、
上記の勘違い男たちのやりとりは、ほぼ演劇のままだということです。
映画「鴨川ホルモー」