
2012年の東映映画「新しい靴を買わなくちゃ」、
中山美穂と向井理の主演で、
フジテレビの人気ドラマの脚本家・北川悦吏子が監督した恋愛映画です。
妹(桐谷美玲)の付き添いでパリにやってきたカメラマン・八神(向井)は、
パリ在住の編集者・アオイ(中山)と出会い、
3日間をアオイの部屋で恋人のように過ごします。
撮影はすべてパリで行われ、
中山と向井が歩くパリの街並みが美しく描かれています。

美男美女のカップルとはいえ
中山のほうがかなり年上なので、
映画の設定でも、アオイはフランス人男性と結婚したが早々に離婚し、
男性との間に子どももいた(その男の子とは死別)ということになっていて、
アオイのほうが10歳以上年上と思われます。
アオイは、八神とずっと一緒に居たくて
わざと八神のホテルの名前を忘れたふりをして、
八神を帰さないようにするのですが、
結局、自分は若い八神とは釣り合わないと考えて
最後は笑顔で八神を見送るところが、切ないです。
実際のところ、撮影時のミポリンは42歳で、
離婚するのはこの2年後なんですが、
もう少し若いミポリンでこの映画を見たかったな、と思います。
映画「Paradise Kiss」