美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

埼玉をディスって話題のマンガ~「翔んで埼玉」

2016-02-20 22:15:31 | 日記


「あいつらは今でも手形がなけりゃ街を歩けないのよ。生まれも育ちも埼玉だなんて、おお、おぞましい」
「ああいやだ! 埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」
「医務室を利用できるのは東京都民だけだ。出て行け!」
「そこらへんの草でも食わせておけ! 埼玉県民ならそれで治る!」
「いたぞ、あいつだ! 埼玉狩りだー!」

誰がどう見ても埼玉県をディスって、ディスりまくっている「翔んで埼玉」、
その過激なディスり具合が、
日本テレビの「月曜から夜更かし」等の番組で紹介されるや、
大反響となり、ついに昨年末に単行本化されました。

「翔んで埼玉」
このマンガがすごい! comics/宝島社
魔夜 峰央 (著)
700円(税別)



埼玉をディスるとは言っても、現実の埼玉ではなく、
あくまで、江戸時代の身分制社会を東京と埼玉の関係に置き換えてみると、
このような酷い社会になりますよ、というフィクションです。

しかしながら、現実の東京都民も、
「埼玉や千葉から東京に遊びに来るんじゃねーよ」と
思っているだろうし、
現実の埼玉県民も、
「埼玉は首都圏だけど、茨城と一緒にしないでくれ」って
思っているだろうし、
そういう本音を上手に取り込んでいるマンガです。

NHK短編ドラマ「野田ともうします。」 今夜11時30分からクリスマススペシャルを放映
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「500円でお昼ごはん(三重・中南勢版)」を持って食べてきました/蕎楽 悠庵(松阪市飯福田町)

2016-02-20 21:15:48 | 日記


「たべるポケットブック 500円でお昼ごはん」という本を持っていくと
通常800~1000円のランチが、500円(税込540円)で食べられる、
ということで、やってきましたのが
松阪市飯福田町、飯福田寺というお寺の前にあります、
手打ちそばの「蕎楽 悠庵(ゆうあん)」です。

松阪ICから約11km、
気合い入れてドライブして来ました。
 ↓
松阪市飯福田町へドライブ

蕎楽 悠庵
松阪市飯福田町223
TEL・予約 0598-35-0860
営業時間 11:00~売り切れ次第終了
営業日 土日祝のみ営業
駐車場 お寺の仁王門付近の駐車場を利用

飯福田寺(松阪市飯福田町)



やたら古そうな建物の中に、
テーブル席が3つと、奥の座敷席にテーブルが2つ、
合わせて20席しかありません。

ご主人に聞いたところ、
このお寺の前の建物は、
奥が修行に来た山伏さんらの宿坊で、
手前が土産物屋だったそうです。

ちなみにこちらのご主人は
松阪駅前の「炎亭&トピア」という食堂のマスターで
土日だけこちらに来て悠庵を営業しています。



ランチ本メニューの「生粉打ちざるそば(十割そば)」と、
別に「そば寿司(800円)」を注文しました。

こちらの蕎麦は、初めて出会う味でした。
麺は細くてコシが強く、しかもパスタのように滑らかです。

私の隣の席の、伊勢から来たというランチ本持参の40代くらいの女性は
こちらに来るのは3回目だと言っていました。
女性の運転でここまで来るのって大変だと思うのですが、
確かに、また誰かを誘って来てみたいお店ですね。



お店(赤い建物)と昔の宿坊(青い屋根)を
裏手から撮りました。

窓の下には川が流れていて、夏に来たら気持ちいいでしょうね。

500円でお昼ごはん。過去記事リスト

「500円でお昼ごはん(三重・中南勢版)」を持って食べてきました/う~やん亭 坂井豆腐店(松阪市阪内町)
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飯福田寺(松阪市飯福田町)

2016-02-20 20:15:23 | 日記

(飯福田寺 仁王門)

松阪市飯福田町の飯福田寺にやってきました。

お寺の縁起によると
大宝年間701年に役小角(えんのおづめ)が
修験道の霊場として開基したと伝えられています。



仁王門の脇の駐車場から徒歩で川沿いに歩くと、
赤く塗られたコンクリート製の橋が現れます。

画像の左手の階段を上ると、薬師堂があり、
橋を渡ると飯福田寺の境内があります。



薬師堂の階段の上から撮影しました、
右手の奥がお寺の境内で、
左手の白い看板が、手打ちそばの「悠庵」さんです。

お寺で話を聞いたところ、
安土桃山時代に、蒲生氏郷が松坂城を築城するため
こちらの飯福田寺をバラバラに壊して、
木材・石材を持って行ってしまったのですが、
後に江戸時代になって、津にやってきた藤堂公が
荒れた飯福田寺を再建してくれた、のだそうです。

また、鐘楼の鐘は、
戦時中に金属供出で持っていかれたものが、
溶かされずに終戦となり、四日市で発見されて戻ってきたとのことで、
いろいろな不幸を乗り越えてきたお寺なんだそうです。



薬師堂です。
ここに立っただけでも、かなりのパワースポット感があります。

この薬師堂の脇から
修験道の山登り「伊勢山上」へのルートがあります。

伊勢山上 飯福田寺



これもお寺で教えてもらったのですが、
1か所だけ「伊勢山上」の岩屋本堂が見える場所があるとのことです。

教えられたとおりに、
薬師堂から100mほど歩いていくと、
確かに山の上の奇岩が見えましたが、
雨に煙ってよく見えません。

しばらく眺めていたら、岩の下にお堂があるのが肉眼で見えました。



薬師堂の横に、非常に古い年代の石階段があります。

これが津市のほうで有名な「七白山」のひとつ、
飯福田の白山神社の跡です。

白山ひめ神社(白山町川口)

現在は階段だけしか残っておらず、
「この階段は危険です、上には何もありませんので、登らないで」という
注意書きがされています。

実は、この階段を見たくて飯福田までやってきた、
というのが、今回の本来の目的で、見られて良かったです。

>松阪ICから飯福田までのルート
 ↓
松阪市飯福田町へドライブ
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松阪市飯福田町へドライブ

2016-02-20 19:15:15 | 三重のこと

(伊勢山上 岩屋本堂)

松阪市飯福田町(いぶたちょう)は、
「伊勢山上(いせさんじょう)」という登山ルートで有名、
飯福田寺をスタートして、所要約4時間の尾根巡りルートだそうですが、
標高はそれほどではないのだけど、
鎖や岩を頼りに全身を使って登る場所もあって
かなり過酷なコースらしいです。
 ↓
伊勢山上 飯福田寺

今回は登山ではなくて、
飯福田寺の前の蕎麦屋さんを訪ねて行ったのですが、
その道中、伊勢道・松阪ICから飯福田までの
これもなかなか過酷なドライブコースをご紹介します。



松阪ICを出て、最初の信号を右折、
そのまま約1.1km南進すると、
「松阪市森林公園」の看板があるので、それを右折します。

この先のサークルKの信号で右折しても構いませんが、
こちら(手前)から右折すると、新しいバイパスを通行できます。



伊勢自動車道の下を通過して、県道を西に向かいます。

正面の山が堀坂山で、これからあの山を越えて行きます。



松阪市森林公園の横を通過、
このあたりから、かなりの登り坂になります。



県道脇にある、アマゴセンター、
ショベルカーが置いてあるは、まさか除雪用?

清流あまごセンター
松阪市伊勢寺町2851
TEL・予約 0598-58-1418
営業期間 不定期 春から秋口



松阪ICから約6km、堀坂峠です。

最高地点は標高471m、
松阪ICから400m以上も登ってきたことになります。

私は地元(津市美里町)の瀬戸林道などで
このような風景には慣れていますが、
安全第一で運転しましょう。



峠を下ると、集落が見えてきました。



松阪市消防団の宇気郷分団与原班の車庫と、火の見櫓。



与原町集会所、
与原町は、明治の合併で、宇気郷村となりましたが、
昭和30年の合併で、宇気郷村が分村し、
一部が一志郡嬉野町となり、
旧与原村や旧飯福田村の区域は松阪市に編入されました。



昔の学校の校舎。
このあたりで標高240mです。
先ほどの峠から200m以上おりてきたことになります。



與原町集会所から100m先で、道路が二方向に分かれています。
左の「伊勢山上」の方向に進みます。



林道のようなルートに入りました。
再び登りになります。
ほとんど交通量はないようですが、
正面衝突しないように安全第一で走行しましょう。



林道の最高地点は標高300mで、
ふたつ目の峠越えをしたような感覚です。

山を下りると、T字路があり、
飯福田寺へはこれを左折します。



ほどなく、飯福田寺の仁王門が現れます。
この門の前後が駐車場となっており、この先には駐車場はないので
ここから車を降りて徒歩になります。

松阪ICからここまで、約11kmです。
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