伊勢市の近鉄宇治山田駅から、
駅舎の横の通りを挟んで南に、ノスタルジックな食堂街があります。
その名も「宇治山田駅ショッピングセンター」、
立派なお名前とは裏腹に、シャッターの降りた店舗が目立つのですが、
この商店街に、ＴＶで何度も紹介されている、
伊勢市内最強グルメの食堂があります。
観光ガイドブックには載っていないお店、
だから観光客はほとんどスルーしているのだけど、
地元の人にこよなく愛されていて、
遠くからも、この店の味を求めて足を運ぶ客が来るようです。
前置きが長くなりましたが、
宇治山田駅の名物食堂「まんぷく食堂」です。
画像の手前に「まんぷくKAROKARO」がありますが、
実は「まんぷく食堂」は３店舗（というか３区画）あって、
どれに入っても同じなのですが、
画像の奥の「本店」に入ることにしました。
まんぷく食堂
伊勢市岩渕2-2-18 宇治山田駅から93m
TEL 0596-24-7976
営業時間 11:00～20:30
定休日 無休
「本店」はとにかく狭いです。
テーブル席が３つとカウンター席ですが、
１５人くらいで満席になってしまいそうです。
そしてテーブルの上に無造作に置かれたサイン色紙、
一応、ビニールを掛けて保護してありますけども
こういうのは壁に貼るんじゃないの、と思うところですが
壁には一面に、宇治山田商業高ほか、
伊勢の高校が甲子園に出場した時の新聞記事の切り抜きが並んでいました。
つまり
「石ちゃん」とか「ぐっさん」が書いていった色紙よりも、
高校野球記事のほうが値打ちが上だということですかね。
けれどＪＲ東日本の野球部の選手が
この１月に書いていったサイン色紙については、
かなり自慢げに語られていましたが。
で、話を戻して
まんぷく食堂へ来たならば、
迷わずに「からあげ丼（６３０円）」を注文するのであります。
伊勢の３大ソウルフードと言えば、
喫茶モリの「モリスパ」、キッチンクックのドライカレー、
そして、まんぷく食堂のからあげ丼、なんだそうです。
カツ丼風に、鶏からあげと玉子、玉ねぎをだし汁で煮て
ご飯に載せてあります。
下のご飯が見えないほど、大量に盛られた鶏からあげ、
しかも甘い、
「伊勢の甘からあげ」とも少し違う甘さです。
高校生や大学生なら、
これくらいはペロッと食べてしまうのかもしれませんが
おじさんには結構きついボリュームでありました。
定食・ランチ（三重）過去記事リスト
ドライカツカレー／キッチンクック（伊勢市岩渕）
うどん食堂つばめや（伊勢市黒瀬町）
