Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

Mr.しもの中の人が語る、菊タロー

2016-10-18 21:03:36 | Mr.しもの中の人が語るプロレスラー

Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語る
このコーナー。
今回ご紹介するのは
コイツです。

・・・失礼しました。

今回ご紹介するのは
エンターテインメント寄りな
スタイルで人気を博す
菊タロー選手です。



プロレスは格闘技です。
リングに上がるレスラーは
自らの命を賭して
真剣勝負を行っています。
そんな世界だからこそ
私たちプロレスファンは
魅了されているわけで。

・・・が・・・

そんなプロレス界にも
少なからず
異物が存在するわけで。
今回ご紹介する
菊タローは
エンターテインメント性に
特化したレスラー、
いわば「イロモノ」ですね。

彼のスタイルは
相手を倒すことよりも
観客を笑わせることに
重点を置いたもの。
これはプロレスが
自身と相手の二者による
戦いであるだけでなく
第三者として見ている
観客こそが本当の
相手であるという
やや複雑な競技だからこそ
あり得るのだと思います。
観客の満足度を得る為の
1つの方法論が「お笑い」で
その道を突き詰めると
菊タローのスタイルになると。

誤解しないで頂きたいのは
これは決して
簡単なことではありません。
お笑い芸人同様、
「お笑い」と真剣に
向き合う必要があります。
「お笑い」とは生もの、
昨日ウケたネタが
今日もウケるとは
限りません。
真剣勝負を観に来ている
観客の気持ちを
逆撫でしてしまう
危険性だってあります。
そういう空気の中で
ほぼ確実に笑いを生み出す
菊タローは
本当にスゴイ選手だと
私は思います。

・・・と
心にもないリスペクトを
言葉にするのは
これくらいにしておくとして
ここからは彼の
得意技や鉄板ムーブの数々を
ご紹介いたします。


注文の多すぎるブレーンバスター









長~い口上から
ブレーンバスターを
仕掛けるものの
ほとんど逆に
投げ返されてしまうという
終盤での鉄板ムーブ。

「そもそもブレーンバスターで
 決まることないだろ」
・・・なんてツッコミは
口にするだけ野暮ですぜ!


シャイニング・菊ザード

武藤敬司の必殺技を
大胆にパクった技。
キメポーズまで
しっかりパクってます。


ムーンサルトプレス

意外と器用な菊タローは
ムーンサルトも撃てます。
でも・・・避けられます(笑)


汗ワイパー

三沢さんのやつ。


ブルドッギングヘッドロック

すっぽ抜けて自滅が定番。


ロープブレイク

きれいなYの字での
ロープブレイク。
その後、対戦相手が
同じことをしたところを
攻撃するというのが
定番のムーブ。


ナックルパート

プロレスでは反則技の
ナックルパートは
「あっ」と遠くを指差して
対戦相手とレフェリーの
注意を逸らしてから使用。


急所攻撃

数少ない
勝ちパターンの1つ。
なぜかレフェリーに
喰らわせることも!?




そんな菊タローですが
先日、記者会見を開いて
12/8よりアメリカへの
無期限海外遠征に
出ることを発表しました。

・・・マジか!?

このタイミングで
試合をできるのは
運が良かったのか、
それとも・・・!?

すべての
エンタメ系レスラーが
憧れる存在でもある
彼の活躍がしばらくの間
見られなくなるのは
非常に残念ではありますが
更なる飛躍を遂げることを
信じて待ちたいと思います。

アレですよね?
まさかWのつくところに
行くわけじゃないですよね!?



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Mr.しもの中の人が語る、中嶋勝彦

2016-10-06 01:50:05 | Mr.しもの中の人が語るプロレスラー

Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語る
このコーナー。
今回ご紹介するのは
天才空手少年として
史上最年少(15歳)での
デビューを果たし
現在はノアで活躍する
GENIUS OF THE KICK、
中嶋勝彦選手です。



彼を語る上で
欠かせない存在なのが
師匠にあたる
佐々木健介さん。
健介ファミリーの長男として
各プロレス団体を渡り歩き
自らのファイトで
その存在感を世間に
アピールした勝彦ですが
やはり「父」健介の存在は
大きかったように思います。

余談ですが
元々、勝彦は
武藤敬司のファンで
先に武藤に
弟子入りを志願して
断られたことがきっかけで
健介の弟子になったと
何かで耳にしましたが
本当なんでしょうか!?



ノアファンである
私にとっては
KENTAの好敵手という
印象が強いですね。
蹴りを主体とした
打撃よりのスタイルで
負けん気が強いところが
よく似ていたように思います。

フリー時代を経て
2016年からは
ノアの所属選手として活躍。
勝彦のレベルであれば
どこの団体へ行っても
活躍できたでしょうに
かつての面影のなくなった
ノアを選んでくれたことは
ファンとして本当に
うれしかったです。



2016年の夏には
新日本プロレスの
真夏の祭典
G1クライマックス26に参戦。
ブロック突破は
なりませんでしたが
最終戦では
ときのインターコンチ王者
マイケル・エルガンを降す
インパクトを残しました。



ヴァーティカルスパイク

現在の勝彦の
フィニッシャーといえば
垂直落下式ブレーンバスター
ヴァーティカルスパイク。
ブレーンバスターの体勢から
垂直に相手を
マットに突き刺す・・・
えぇ、やっぱりこれ
どう考えても
垂直落下式
ブレーンバスターです。


ハイキック

中学生のときに
空手の全国大会で
優勝しただけあって
蹴り技が冴える勝彦。
この技で試合を決めたり
劣勢を挽回することも
少なくありません。

でも、フィニッシャーは
ヴァーティカルスパイク・・・。


ミサイルキック

ミサイルキックや
ドロップキックも
大事に使う勝彦。
ミサイルキックは
試合を盛り上げる為の
スパイスとして
ドロップキックは
ロープダッシュをした
相手へのカウンターに
よく活用します。

「空手関係ないじゃん」とか
ツッコんだら負けですよ。



年齢の割には
プロレスラーとしての
キャリアが長いので
忘れてしまいがちですが
彼はまだ28歳。
28歳といえば・・・
そうです、あの
レインメーカーと
同年齢なんですよね。
オカダとともに
これからのプロレス界を
担ってくれることを
おじさんは期待しています。



最近では少し
路線変更をしまして
「俺は・・・止まらねぇ!」
・・・のキメ台詞とともに
アツいキャラクターで
やっている勝彦ですが
勢い先行という印象が
拭えないのが正直なところ。
そろそろ本当に
結果を見せて
ほしいというのが
ファンの本音でしょう。

今こそ・・・
「進め!」勝彦!



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Mr.しもの中の人が語る、金丸義信

2016-09-16 01:12:06 | Mr.しもの中の人が語るプロレスラー

Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語る
このコーナー。
今回取り上げるのは
現GHC Jr.ヘビー級王者
(2016年9月現在)
金丸義信選手です。



ミスターGHC Jr.です。
ノア所属ではありませんが
ミスターGHC Jr.です。
華はありませんが
ミスターGHC Jr.です。

職人肌のレスラーが
好きなプロレスファンは
決して少なくないと
思うんですよ。
実際、私も金丸好きですし。
試合内容に関しても
文句のつけようが
ないんです。

ただ・・・華がなぁ・・・。

ファイトスタイルは
テクニシャン系に
分類されると思います。
「エアリアルプレイヤー」
という異名を持つ割に
ダイビング技で
魅せる印象はありません。
レフェリーの目を盗んで
小ズルいことをする
スタイルですので
鈴木軍入りもどこか
納得できてしまいます。



ノアでの印象は
秋山準の参謀という
イメージが強かったので
2015年に
秋山が社長を務める
全日本プロレスを
離脱したときには
とても驚きました。



実は丸藤正道が
シングルマッチで
勝ったことのない
数少ない相手でもあります。
もう丸藤が
Jr.ヘビー級として
リングに上がることは
ないかもしれませんが
丸藤が金丸に勝つところを
見てみたいというのは
私のエゴでしょうか・・・!?


タッチアウト

(※画像は望月成晃のツイスター)
金丸のフィニッシャーで
旋回式の垂直落下
ブレーンバスター。
普通に垂直に落とす
ブレーンバスターは
繋ぎ技の1つで
クルッと回ると
フィニッシャーになります。
お間違えのないように。


ディープインパクト

トップコーナーから
対戦相手に飛びつき
DDTを決めるオリジナル技。
見た目のインパクトや
オリジナリティもあって
正直こちらを
フィニッシャーにすれば
いいのにと
何度思ったことか・・・。


ムーンサルトプレス

フィニッシャーというよりは
繋ぎ技の印象のある
金丸の空中技。
フォームもキレイなんですが
全日系の選手らしく
淡々とこなしてしまうのが
勿体ない印象です。



実績もあり
ファンの信頼も
得ている選手ながら
いかんせん地味。
しかしながら
その地味な印象が
マニア心をくるぐるのも
また事実です。
きっとこれからも
そんなファンの心を
刺激し続けてくれる
ことでしょう。

「すべては金の為」と
潮崎を裏切り
鈴木軍入りすると
銭ゲバキャラを貫く金丸。
集客で苦戦している
ノアを主戦場としながら
金の為ってのは
さすがに厳しいだろうと
疑問に思ってしまいますが
そこはアレだ、
ツッコんだら
負けということで。

・・・と、〆の台詞を
考えながら書いていて
今更気がつきました!
「金丸」だから
銭ゲバキャラなのか!!
目からウロコです。



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Mr.しもの中の人が語る、潮崎豪

2016-09-06 09:15:31 | Mr.しもの中の人が語るプロレスラー

Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語る
このコーナー。
今回は、方舟に舞い戻った
プロレス界一のイケメン
(異論はあるでしょうが・・・)
潮崎豪選手です。



三沢光晴さん
最後のパートナーとして
将来を嘱望されていた潮崎。
三沢さんが亡くなった直後、
時の王者・秋山が返上した
GHCヘビー級王座を賭けて
力皇と戦い勝利。
この時点で誰もが
ノアのヘビー級は
この若きエースが
牽引していくのだろうと
期待していたのですが・・・。



2012年末でノアを退団、
秋山らとともに
全日本プロレスのリングを
主戦場として
活動することとなります。
のちに所属選手となり
エース候補として
諏訪魔らとしのぎを削りながら
切磋琢磨していくのですが・・・。



2015年には
全日本プロレスを退団。
再びノアを主戦場とし
戦っていくことを決意します。

何がしたいんだコラ!

ノアに帰還後、
しばらくの間は
ファンも副社長の丸藤も
潮崎に好意的では
ありませんでしたが
戦いを通じて
少しずつ信頼を取り戻し
2016年6月、
再びノア所属選手として
活動することになりました。



彼を語る上で
欠かせない存在なのが
師匠でもある
小橋建太選手。
小橋さんへの憧れが
強すぎる為か
潮崎の使う技は
小橋さんの使う技と
同じものばかり。
せっかくのスター性も
そのファイトスタイルのせいで
かすんでしまっていると
言っても過言ではありません。
うーん、勿体ない!


豪腕ラリアット

潮崎の代表的な
フィニッシャー。
言わずもがな
小橋さんの
代名詞でもあります。


ムーンサルトプレス

試合を決める技の1つで
やはり小橋さんが
若手時代から愛用する技。


逆水平チョップ

潮崎が自身のペースで
試合を組み立てる際に
多用する打撃技で
小橋さんが得意とする技。
ちょ・・・
いい加減にしろ!(笑)


ゴーフラッシャー

潮崎のフィニッシャーの1つで
数少ないオリジナル技。
ブレーンバスターの要領で
相手を抱え上げ
前方に落としながら
ファイナルカットの要領で
相手の喉元に
体を浴びせながら
ラリアットを叩き込む技。
技名がなんかアレなのは
ロボットアニメに登場する
技だからだそうで・・・。



プロレス界の
トップに立てるだけの
華と技術を持ちながらも
その才能を十分に
活かしきれていない。
私の中で潮崎は
そんな勿体ない選手です。

小橋さんのスタイルを
継承したといえば
聞こえはいいですが
要するにそれって
劣化コピーって
ヤツじゃないですか?
憧れているうちは
ホンモノを超えることは
絶対にできませんよ。
・・・と何かの漫画で
やっていたような(笑)

アイデンティティーを確立し
本当の意味で
師匠の小橋さんを超えたとき、
もしかすると彼は
ノアのリングに
カネの雨を降らせることが
できるかもしれません。
そんな明るい未来に向けて
潮崎よ、Go!

・・・って、ベタすぎる〆で
恐縮です。



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Mr.しもの中の人が語る、天山広吉

2016-07-17 22:41:03 | Mr.しもの中の人が語るプロレスラー

Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語る
このコーナー。
今回は、賛否両論
すったもんだの末
G1クライマックス2016の
出場権を勝ち取った
天山広吉選手です。



「天山といえばG1」
そう連想するファンの方も
多いのではないでしょうか?
「夏男」の異名を持つ
天山のG1クライマックス
優勝回数は、実に3回。
最多優勝5回を誇り
記念すべき第1回覇者で
「Mr.G1」と呼ばれる
蝶野正洋には
一歩及ばないものの
3度優勝は単独2位の
数字ですから
立派なものです。



シングルプレイヤーとしても
十分な実績を持つ
天山ですが
タッグでの実績は
それ以上のもの。
IWGPタッグ王座戴冠は
実に11度。
うち3度が蝶野とのタッグ
「蝶天タッグ」、
同じく3度が小島聡との
伝説のタッグチーム
「テンコジ」による受賞。
蝶天、テンコジ
それぞれで
プロレス大賞
最優秀タッグを受賞、
更にテンコジとしては
NWAタッグ王座も
受賞しています。
これはちょっと
スゴイですよね。



IWGPヘビー級王座を
初戴冠したのは2003年。
そのキャリアにしては
遅めの戴冠という印象です。
タッグでの活躍が多く
シングルではなかなか
頭角を現せなかった
天山でしたが
これで名実ともに
新日本のトップに君臨。
しかし、運命とは
皮肉なもので・・・。



その後、
全日本に移籍した
時の三冠王者にして
盟友の小島と戦った
プロレス史に残る一戦、
IWGP&三冠王座の
ダブルタイトルマッチでは
試合時間終了間近にして
脱水症状により敗北。
新日本およびファンから
戦犯として扱われ
信頼を失ってしまいます。



また、自身が初めて
リーダーを務めた
ヒールユニット
「G・B・H」では
リーダーにも関わらず
メンバーに追放されるという
異常事態に。
直後に飯塚高史と結成した
「友情タッグ」も
飯塚の裏切りにより崩壊。
どん底を味わいますが
その後は小島と
テンコジを再結成。
シングルプレイヤーとしても
その愛されキャラと
独特のファイトスタイルで
ファンからの支持を
再び集めています。


アナコンダバイス

2003年、G1に向けて開発し
躍進の原動力となった
天山を代表する
フィニッシュムーブ。
起き上がろうとする
対戦相手を
強引にマットに叩きつけ
再度絞め続ける姿は
観る者を魅了します。

この技は以降、
どんどん改良が加えられ・・・


アナコンダマックス

現時点での最終進化形が
このアナコンダマックス。
クラッチの仕方が
コブラクラッチに近いものに
変わっています。

他にも
アナコンダクロスやら
アナコンダXやらが
あるらしいのですが
正直、よくわかりません(笑)


TTD

テンザンツームストン
ドライバー、略してTTD。
東京ディズニーランドとは
何の関係もありません。

落とし方を変えることで
一撃必殺技にもなり得る
天山の得意技の1つですが
なんだかだんだん
ボディスラムみたいに
なってきている気も・・・。


オリジナルTTD

こちらは天山自身が
尻餅をつくような形で
相手を真っ逆さまに
マットに落とす
危険度MAXの
TTD原型バージョン。
使う相手や場所も
限られます。


ムーンサルトプレス

かつて頭から落ちて
意識不明になったこともあり
使用頻度も減っている
天山の奥の手。
それでも使うんですから
たいしたものです。


ダイビングヘッドバット

天山といえば
顔のデカさ
頭の固さで有名。
非常にわかりやすい
見事な技のセレクションです。

でも・・・結構
目測を誤って
自爆するんですよねぇ・・・。


カーフブランディング

「牛と名の付く技は
 全部オレの技」
と、技名ありきで
使用している技。
下手くそとか
言っちゃダメ!(笑)


モンゴリアンチョップ

天山の代名詞的な技。
かつて自身が技を放つ際
「シュー」と言ったことから
この技を出すと
会場のファンもまた
「シュー」と声を出すのが
定番となっています。

しかし、現在では
天山に試合権利が
移った瞬間から
「シュー」「シュー」と
ファンが連呼する
悪ふざけに発展。
ファンに愛されている
証拠ともいえますが・・・
いやコレ絶対
悪ふざけですよね?(笑)



思わず同情してしまうような
かわいそうなエピソードや
プロレス史に残る珍事など
話題に事欠かない天山。
明らかにヒール顔なのに
中身はものすごくイイ人で
パチンコ好きという
ギャップがあるところも
ファンに愛される
所以なのでしょう。
プロレスファンで
天山が嫌いという人に
今のところ
会ったことがありません。

これを書いている
2016年7月17日は
G1クライマックス26の
開幕前日。
最後のG1出場を
明言している
「不屈の猛牛」が
どんな奇跡を
見せてくれるのか?
モー本当に
楽しみでなりません。



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