今年の頭から始めた
Mr.しもの中の人が語る
戦国BASARA4キャラシリーズ、
本日ようやく
全40武将ぶんを
書き終えることができました。
毎週少しずつ
やっていこうと
気楽に始めたものの
記事を書く為には
どうしても数時間は
プレイする必要があり
なんだかんだで半年間も
かかってしまいました。
いやもう何度
投げ出そうとしたことか(笑)
プロレスブログの中の
たまの息抜きというよりは
こっちの重圧で
押し潰されそうになったり
することもありました。
自己満足で始めた
企画なんですけどね、
たまに人気記事ランクで
BASARAネタが
上位に来ていると
やっぱりうれしく
なるんですよね。
新キャラの利休の記事は
割と多くの方に
見てもらえたようで
光栄至極です。
筆頭から始めて
アニキで終わろうというのは
始めから考えていました。
私が思うミスターBASARAと
裏ミスターBASARAですので。
40キャラもいますと当然、
イマイチ愛せないキャラも
いるわけですが
お気に入りのキャラの
直前に書いたりして
モチベーションを
維持してましたね。
そうなると次は
「幸村伝」のキャラにも
触れたいところですが・・・
それはまたおいおい。
今後もキャラ語りだけでなく
お気に入りにシーンや
楽しんでいる遊び方など
ネタを投入していければと
考えています。
とりあえず・・・
お疲れ様でした!
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天衣無縫 長曾我部元親
声:石野竜三
西の海を制する
長曾我部軍の総大将。
おおらかで面倒見の良い
兄貴分として、
部下からの信頼が厚い。
移動式の海賊要塞
百鬼富嶽で航海を続けつつ
異国の海へと想いを馳せるが、
友である徳川家康の
天下獲りを助けたいとも
思っている。
アクション
長曾我部元親の攻撃は
全体的に技の
動作が遅めだが、
リーチと攻撃範囲が
非常に優れている。
バリエーション豊富な
固有技を状況にあわせて
使いこなそう!
・・・と公式では
書かれているものの
リーチが長く
かつ攻撃範囲が広い
技が少ないアニキ。
殲滅効率とか
そんなことは忘れて
頭空っぽにして
粋でカッコよく戦うのが
アニキのスタイル!
・・・だと私は
思っています。
海の男らしく
釣りやサーフィンを
髣髴とさせる技も
用意されています。
野郎どもの声援を受けながら
ジャストタイミングの
「撃零」を豪快に
ブッ放していきましょう!
キャラクター紹介
自らの軍を海賊にたとえ
また自らを「西海の鬼」と
称する長曾我部軍の大将。
部下からの信頼も厚く
「アニキ」と呼ばれ
慕われており
自らもそんな部下たち、
「野郎ども」を
大切に思っています。
直情型の性格で
その短慮さを
宿敵、毛利元就に
突かれることもしばしば。
そんな豪快さもまた
アニキの魅力の1つでも
あるように思います。
野郎ども
海賊を自称するだけあって
部下たちの顔ぶれは
強面ばかり。
「鬼の名前を言ってみろ」
というアニキの問いかけに
「モ・ト・チ・カ!」と
応える野郎どもの
暑苦しさときたら・・・(笑)
からくり好き
百鬼富岳に暁丸、
更にこの2つを合体させた
最終兵器、百鬼丸と
からくり好きなアニキ。
悪趣味?
否・・・、
男はみんな
からくりが好きなのさ!
似たもの同士!?
隻眼で荒くれ者の
部下たちをまとめている
伊達政宗とは
何かと境遇が似ていて
気も合う模様。
キャラがかぶってるとか
言っちゃダメ、絶対。
家康との絆
徳川家康とは
「英雄外伝」で
友情を育んでおり
以降、BASARAシリーズでは
アニキと家康は
マブダチという設定に。
これって完全に
BASARAオリジナル
ですよね?
ちなみに
この設定が仇となり
「3」では不幸な設定を
背負わされた挙句
アニキと家康は
西と東に別れて
戦うことになります・・・。
女子だってお友達
硬派なイメージの強い
アニキですが
もちろん女子の
知人だっています。
「サヤカ」と呼ぶ
雑賀孫市とは
兵器好き仲間で(!?)
「鶴の字」と呼ぶ
鶴姫とは
ライバル関係(!?)。
鶴姫と張り合うアニキは
やや大人気なくて
ほほえましいです。
天敵、毛利元就
瀬戸内海を挟んで
対立する両者。
BASARAで生まれた
独自の関係性ですが
この設定があるからこそ
2人ともいつになっても
色あせないんでしょうね。
永遠にやり合ってて
ほしいです、はい。
移動手段は槍
お子様は絶対に
マネしないでください。
戦国最強、捕まえた!
槍・・・、
飛び出してますけど!?(笑)
ここからは
「戦国BASARA4」での
ストーリーをご紹介します。
戦国創世ルートED
日ノ本を友である
家康に託し
自らは異国の海へと
旅立つ元親。
その表情は曇りなく
晴れ晴れとしていた。
まだ見ぬ世界への冒険。
それは、いくつになっても
忘れられない童心、
男のロマンである・・・。
やりたいことをやりますED。
男子たるもの、
やっぱりいくつになっても
ワクワクしていたいんです。
わかる、わかるわぁ~!
ドラマルートED
家康とともに
石田三成との
決戦に挑んだ元親。
元親の目に映る三成は
怒りの感情に身を任せ
家康への復讐のみを
生きる糧としていた。
その憎悪を一身に受ける
家康の心を覗いた元親は
三成の側にいることを
決意する。
友である家康との
変わらぬ友情を信じて・・・。
解釈の分かれる
ところだと思いますが
私はアニキにとって
三成が家康以上の存在に
なったとは思っていません。
それこそ創世EDで
アニキが家康に
日ノ本を託したように
三成を家康から託された、
そう解釈しています。
不器用でしょう?
男って・・・。
だが、それがいい。
アニメルートED
家康暗殺を
画策していた毛利。
その事実を掴んだ元親は
安芸へと進軍する。
宿命のライバルとの
決戦に勝利する元親。
海底の深くへと
沈んでいく毛利。
やがて姿は見えなくなる。
・・・が、
海底から大きな
気泡が浮かび上がり・・・!?
アニメルートEDは
毛利のそれの使いまわし。
それでも
主人公でもない
キーパーソンでもない
瀬戸内の2人に
アニメルートが
用意されただけでも
ありがたく思わないと!
えっ、鹿之介ですか?
・・・それはそれですよ!
シリーズでの変遷
初登場は「1」。
プレイアブル武将としての
登場は「2」からで
脇武将にもかかわらず
待遇が良くなったのは
家康との外伝ストーリーが
用意された「英雄外伝」から。
メインキャラではないものの
瀬戸内を争うライバル、
毛利とともに
高いキャラ人気を誇り
BSR48総選挙では
神セブン入り(?)
しています。
ミスターBASARAといえば
伊達政宗ですが
裏ミスターBASARAは
長曾我部元親で
間違いないでしょう。
声優の石野竜三さんは
BASARAのイベントに
登場すると
会場のファンから
「アニキー!」
という声が自然発生し
それが名物に
なっているほど。
石野さんもドンドン
アニキにキャラが
似てきたような気が・・・!?
個人的にも
BASARAと聞いて
まず連想する武将は
政宗とアニキです。
ちなみに
BASARAでは
「長曾我部元親」表記ですが
一般的には
「長宗我部元親」表記が
多いようです。
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詭計智将 毛利元就
声:中原茂
安芸・厳島を本拠地とする
毛利軍の総大将。
勝利のためには
冷酷な戦術も用いる
孤高の策略家でもある。
表向きは足利配下の
立場をとっているが、
自ら天下を統一し、
安芸を日ノ本の
中心とするために
軍を動かしている。
アクション
毛利元就は
通常技では輪刀を振り回し、
舞うように前進しながら
攻撃を行う。
固有技には近距離で
役に立つ技が少ないが、
発動から一定時間残る
設置系の技が
複数用意されているぞ。
輪刀による通常攻撃も
独特ではありますが
毛利の真骨頂は
あらかじめ数々の
罠を張っておいて
敵をおびき寄せるスタイル。
弾き手「壁」を2枚設置し
敵をその間に挟みこんで
ピンボールのように
多段ヒットさせるのは
爽快感抜群です。
私のように
アニメのBASARAから
ハマった人間には
命じ手「射」や
禁じ手「縛」で
味方兵ごと
ぶっ飛ばすもよし。
「兵など所詮
捨て駒よ・・・」
キャラクター紹介
自らの為に戦う
毛利軍の兵士すらも
「捨て駒」扱いする
冷酷な性格の毛利。
BASARA世界でも
トップクラスの
知略を誇るものの
その知能から捻り出した策が
「卑弥呼巫女詐欺」だったり
ザビー教に洗脳された
黒歴史を持っていたりと
叩くと何かと
埃の出てくるキャラです(笑)
天下を統べることよりも
自身の治める安芸の安寧を
第一に考えていますが
作品や展開によっては
天下統一を目論んでいたり
その信念が
ズレてしまうことも・・・!?
兵は捨て駒
己の力と日輪(?)以外を
まるで頼りにしていない毛利。
毛利軍の兵士の命も
軽く考えており
呼び出した弓兵を攻撃し
敵にぶつけることができる、
味方兵もろとも敵兵を
攻撃できる技があるなど
その考え方はゲームにも
表れています。
孤独?
・・・いえ、孤高なんです。
日輪の導くままに
毛利が作中で
たびたび頼りとする日輪。
それは太陽であり
毛利にとっての
唯一神みたいなもの
なんだと思います。
そんなぼんやりとした
ものでありながらも
日輪からビームを照射したり
日輪の光を纏って
自らが輝きを放ったり
色々と不思議な力が
隠されている日輪。
毛利にとっての
パワーの源みたいな
ものでもあるのかも・・・!?
智将、並び立たず!?
BASARA世界では
豊臣軍の竹中半兵衛や
伊達軍の片倉小十郎など
知恵者が何人もいますが
特に半兵衛とは
知恵比べをするような展開が
アニメでもゲームでも
用意されていることが
多く見られます。
某シミュレーションゲームでも
知略100と99の
2人ですしね。
一方、同じ豊臣軍の智将、
大谷吉継とは
結託する展開が多いですね。
これはキャラクターの
問題というよりも
関ヶ原での立ち位置に
起因するものと思われます。
「4」では
半兵衛のストーリーで
半兵衛と大谷に
出し抜かれてしまう毛利。
「3」では逆に
大谷を騙していたので
これでおあいこかも!?
瀬戸内の両雄
最大のライバルは
「西海の鬼」こと
長曾我部元親。
瀬戸内海を挟んで
対立しているという
地理的な面だけでなく
冷酷で孤高の毛利と
義理人情に厚く
部下から慕われる
長曾我部と
性格の面でも真逆。
ストーリーによっては
一時的に手を組むことが
あったとしても
根本的に
水と油のように
相容れないようです。
BASARAの
ライバル関係といえば
伊達政宗と真田幸村、
徳川家康と石田三成、
武田信玄と上杉謙信などの
関係性がありますが
毛利と長曾我部の
ライバル関係は
シリーズを積み重ねるうちに
どんどん深みが
増していった形で
非常に貴重な例だと
私は思っています。
サンデー毛利
毛利最大の黒歴史、
ザビー教入信時の姿で
歌ったり踊ったり、
普段の冷酷非情な毛利とは
ちょっと違う姿が
垣間見えます。
このギャップが
たまらないという
ファンも多いのでは!?
あれはよいものよ
詳細はアニメ
「戦国BASARA弐」参照。
輪糖・堂納
なんだかミスドが
食べたくなってきます。
ここからは
「戦国BASARA4」での
ストーリーをご紹介します。
戦国創世ルートED
声を上げて笑う毛利の
目に宿る暗い光、
足元には無残に横たわる
毛利軍の兵士たち。
それは日輪が見せた
幻だった。
毛利の采配を待つ
兵士たちに
毛利が振り向いて告げる。
「この安芸に
毛利幕府を開く!」
このED、実はまったく
解釈がわからなくて
困っています。
台本全集を見ると
日輪の警告を受けて
改心した毛利、
・・・とも
取れなくないのですが
そこで毛利幕府は
ちょっとおかしいような
気もしますしね。
ドラマルートとの対比で
破滅の未来へと進む
毛利を描いて
いるのでしょうか?
うーん・・・。
ドラマルートED
日輪が見せた
破滅の幻を回避すべく
長曾我部軍の富岳を駆り
足利義輝へ反旗を翻す。
義輝を倒した毛利軍、
すると空では
皆既日食が起きていた。
「日輪が喰われた」と
うろたえる兵士たち。
毛利が輪刀をかざすと
日食は終わり
再び太陽が姿を現す。
それはまるで毛利が
日食を止めたかのように
兵士たちの目には
映っていた。
創世EDとは違い
こちらでは毛利が
義輝との戦いの中で
破滅の未来を
変えたいと願ったことを
吐露していますので
ポジティブなEDだったと
解釈できます。
ちょっと宗教じみた
展開ではありますが
昔から将たるもの、
1つや2つの逸話や伝説を
持っているものですしね。
アニメルートED
かつて見た幻のごとく
1人、また1人と
倒れていく兵士たち。
毛利はそれを
日輪が与えた試練だと
受け取る。
最後に眼前に立つ敵、
長曾我部元親との
一騎打ちもまた
日輪の思し召しだと。
宿命のライバルとの
決戦に勝利する毛利。
海底の深くへと
沈んでいく長曾我部。
やがて姿は見えなくなる。
・・・が、
海底から大きな
気泡が浮かび上がり・・・!?
アニメルートの最後は
もちろん宿敵、長曾我部。
この戦いを制して
因縁に蹴りがついたように
思えましたが・・・
やはりまだまだ
この2人の戦いは
終わりそうにありません。
シリーズでの変遷
初登場は「1」。
敵武将としての登場で
使用可能になったのは
「2」以降になります。
「3」では
シナリオによっては
関ヶ原の戦いを仕掛けた
黒幕となることも。
長曾我部との
ライバル関係は
史実にはない
BASARAならではの設定で
今となっては
なくてはならない
名物みたいなものに。
政宗と幸村同様、
いつまでもやり合う
2人であってほしいと
願ってしまいます。
「謀神」などの
異名を持つ毛利ですが
BASARAの世界ですと
イマイチ智将としての
輝きが感じられないのが
少し寂しいところ。
人間性を描く為に
負けるシーンが多かったり
サンデー毛利として
イジられる機会が
多いですからね。
・・・で
安芸が大事なのか、
天下を取りたいのか、
結局のところ
どっちなんですか!?
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東照権現 徳川家康
声:大川透
徳川軍の総大将。
人々の絆で太平の世を
もたらすため、
力による支配を進める
豊臣軍を離脱し、
自らの旗を掲げる。
人の痛みを知るべく
武器を持たずに
拳ひとつで戦場に立つが、
それもまた、
力を振るう事に
変わりはないのではないかと
自問自答を重ねる。
アクション
徳川家康は全体的に
技のリーチが短いため、
距離を詰めての接近戦が
中心となるが、
技のボタンを押し続けることで
力をタメることができる。
リーチが短く
雑魚兵士戦での立ち回りが
苦手な家康ですが
最大の得りはその
攻撃力の高さ。
低難易度であれば
リアルワンパンマンとして
大暴れできます。
ほぼすべての技を
ボタン押しっぱなしで
タメ撃ちすることが可能で
特に「天道突き」を
タメながら戦うのは
家康を使う上での
必須テクニック。
最大まで溜めれば
家康の体から
黄金のオーラが出て
高破壊力の三連撃が
繰り出せるようになります。
この黄金のオーラを
纏う人間は
千年に1人現れると
伝説で伝えられていて
また、純粋な心の
持ち主にしか
扱えないのだとか。
それが
スーパーテンカ人伝説!
(嘘です)
キャラクター紹介
絆の力を掲げながら
相手の痛みを
受け止めるために
槍を置き自らの拳で
戦う道を選ぶなど
あえて苦行に身を置く
傾向の強い家康。
いいわけもせず
すべてを自分1人で
背負い込もうとする性格には
側近で信頼の厚い
本多忠勝も
少し困っているようです。
こういう性格ですので
味方も多いのですが
敵も作ってしまうようで・・・。
織田、豊臣と
天下人に限りなく近い
ところまで登り詰めた
二大勢力の元で戦い
その後は自らが
最大勢力となるなど
単純な戦闘力だけでなく
類稀な運も
持ち合わせています。
元々は太陽を思わせる
陽気な性格なのですが
色々と思うところがあり
悩みっぱなしな印象。
屈託なく笑えるように
なれるといいですね。
こんなに大きくなりました
幼少時代
(というかほんの数年前!?)
までは
体のサイズも小さく
忠勝の後ろに隠れて
「タダカツーッ!
タダカツーッ!!」
と叫んでいる印象しか
ありませんでしたが
まさかこんなに立派に
成長するなんて・・・。
男子三日会わざれば
刮目して見よ・・・とは
よく言ったものです。
ちなみに幼少時も
声優は大川透さんでした。
声優さんってスゲエ!
武器は拳!(でもたまに忠勝の槍)
「英雄外伝」では
槍を武器として
使用していましたが
現在の武器は、自らの拳。
槍を置いた理由は
「相手の痛みを
理解したいから」。
カッコつけすぎ!?
いえいえ、彼は本当に
カッコいいんですよ。
顔の広さは作中随一!?
今川軍の人質時代から
東軍総大将になるまで
様々な人物と
絆を育んできた家康。
更に将軍・足利義輝が
「魔王、覇王よりも
強い力を感じる」
と潜在的な力を認めるなど
敵対する武将からも
評価の高い家康は
結果として
BASARA世界において
最もたくさんの人物と
絆を結んだキャラとして
扱われています。
この人間関係の広さ、
これぞ絆の力・・・、
いやはや、恐るべし。
戦国最強、本多忠勝
忠勝は家康が
最も頼りにしている
徳川軍の武将であり
最も効率のよい
移動手段。
・・・ヒドイ!(笑)
信頼は厚いものの
家康は忠勝に
「これ以上
迷惑をかけられない」
と思っているようですが
当の忠勝本人は
「もっと頼ってほしい」
と思っているようで
その辺りの心理は
アニメルートで
描かれています。
悪そうなヤツはだいたい友達
西海の鬼、
長曾我部元親とは
拳を交えて
絆を結んでいます。
あの魔王、織田信長にも
気に入られていましたし
ちょっと気難しそうな
武将相手であっても
絆の力は揺るがない!?
心の師、武田信玄
一度戦で
フルボッコにされた
武田信玄に対して
憎しみの類はまったくなく
むしろ戦術においての
師匠と位置づけています。
信玄の弟子である
真田幸村との戦いを
周囲の人間は
虎の跡目をかけた戦いと
見ていましたが
家康自身は
信玄の志を真に受け継ぐのは
真田意外ありえないと
思っているようですね。
そりゃそうでしょう、
家康が目指すものは
虎よりももっと大きな
太陽なんですから。
友、石田三成
豊臣軍時代、
何度も衝突し
結果として
誰よりも強固な絆を
結ぶこととなった
石田三成。
家康は三成に対して
「思ったことを
なんでも言ってくる
本当に真っ直ぐな男」
と感じており
思いを一度
冷静に判断してから
言葉にするタイプの
自分とは正反対だと
捉えているようです。
それこそ敬意も
あったのでしょうね。
家康とは反対に
絆を結ぶことが苦手、
・・・というよりも
自分の心を偽ってまで
絆を結ぼうとは思わない
三成でしたが
家康に対しては
年齢が近いこともあってか
誰よりも深い友情を
育んだようです。
「私と共にあるならば・・・」
三成の台詞からは
「青春アミーゴ」ばりの
地元じゃ負け知らず感が
感じられます。
その2人が
敵として戦うことになる。
なんとも悲しい
物語ではありませんか。
家康は偽善者なのか?
ようやくコレを
書くところまできました。
「3」では民の為、
豊臣秀吉を裏切り
自らの手で討つ
決意をした家康ですが
「4」ではこれが
大きく改変されており
松永久秀が秀吉と共に
自爆したところに
居合わせた家康が
主君を失い
生きる目的を
なくしてしまうであろう
友、三成の
新たな生きる目的となる為、
自らが秀吉を倒したと
嘘をつきます。
家康の目論見通り、
三成は家康への復讐を
生きる糧とし
その為だけに生きるのですが
見ようによっては
エライ偽善者だなと
感じられるかもしれません。
また、家康は
絆の力を掲げながらも
自らもまた力によって
天下を手にしようとする
矛盾を孕んでいます。
こういうところで
家康に対して
嫌悪感を感じたり
偽善者だとする向きも
あるかもしれませんが
私は逆にその矛盾と
それに対する
絶え間ない家康の葛藤が
家康というキャラの
最大の魅力だと
思っているんですよ。
天性の明るさと
人懐っこい性格、
一人称が「ワシ」という
ちょっと変なところが
某摩訶不思議
アドベンチャー漫画の
主人公のような印象を
与えますが
むしろその
スーパーなんたら人とは
キャラクターは真逆なんです。
自分に嘘をつきながら
「傷つくのは
自分だけでいい」
そう思って自身の矛盾を
見て見ぬふりをしているのが
BASARAの家康なんですよね。
自己の理想を実現する為に
黒い部分には目を瞑り
白いところだけを見せる。
考えようによっては
ものすごく現実主義な
タイプだと思うんですよ。
ほら、そう考えると
史実の狸おやじの
徳川家康の印象と
ちょっとカブってきたり
しませんか?
家康というキャラを
「偽善者だ」「矛盾してる」
と簡単な言葉で
片付けてしまうのは
本当に勿体ないと思うので
アンチの方は是非
その辺りまで理解した上で
非難していただければと
思います!?
ここからは
「戦国BASARA4」での
ストーリーをご紹介します。
戦国創世ルートED
天下泰平を果たし
徳川軍の兵士たちの前で
皆をねぎらう家康。
平和を維持する為に
必要となる力、
それはやはり絆だと告げると
兵士たちもそれに呼応し
大きな声を上げた。
言ってみれば
薄っぺらい絆布教ED。
・・・なんですけど
先ほど書いたような
家康の表に出さない
悲愴感や決意を
頭に入れて見れば・・・
いや、やっぱりコレ
薄っぺらいですね・・・。
ドラマルートED
怒りに燃える三成を
拳でねじ伏せる家康。
決着をつけることなく
その場を去る家康に
三成は困惑し、更に怒る。
三成に冷たく
背を向けた家康だが
実は誰よりも
三成の生を願っていた。
復讐という
動機でもいいので
友人である三成に
生きていてほしい。
不器用でヘタクソな
家康らしいやり方ですよね。
全然、三成の気持ちを
考えられていない?
ええ、実際に
そうなんだと思います。
これは家康のエゴというか。
先ほども書きましたように
家康って決して
聖人君子でもなければ
ピュアで真っ直ぐな人間でも
ないんですよね。
三成に生きていて
ほしいという気持ちは
彼の黒い部分、欲求。
人間らしさとも
置き換えられる
かもしれません。
うーん、たとえるなら
「別れた恋人だけど
幸せになっていてほしい」
それに近いんじゃ
ないですかね?
アニメルートED
井伊直虎の元を
訪れていた家康。
そこに事前に
使者としてきていたはずの
忠勝の姿はない。
「愛想を尽かされた」
そう思っていた家康だが
そこに忠勝が姿を現し
直虎に加勢する。
複雑な感情を抱く家康だが
忠勝と拳を交える中で
忠勝の本心を悟る。
信じて、頼りにする。
主従の間に
本当の意味での
信頼が生まれた。
何でも1人で
自己解決しようとする
家康に対して
忠勝はモヤモヤする
気持ちがあったようですね。
急に大きくなった家康に
思うところがあったようです。
・・・いや、ホントに
急成長しすぎですけどね!
シリーズでの変遷
初登場は「1」。
敵武将としての登場で
この頃はちびっ子でした。
操作可能になるのは
「英雄外伝」から。
とはいえ、
技はコンパチで
制限もありましたので
おまけ武将という
位置づけでした。
「3」からは
青年の姿で登場。
戦闘方法も素手に
変わります。
主人公キャラとして
登場した「3」では
物語の中心人物として
シリーズの主人公、
真田幸村の成長を
促す役割を果たしました。
「4」では一歩退いて
主人公キャラに
次ぐポジションとしての
登場となりましたが
偽善者扱いに
拍車をかける
重たい運命を背負わされ
更に眉間にシワが寄る
ポジションに。
青年よ、大いに悩め!
「3」の前と以降では
まったく別人物として
認識した方が
いいのかもしれません。
実際、私はそう
思っています。
人を惹きつける
カリスマ性がある
という部分が
唯一の共通点ですが
そもそも小っこい家康に
そんなカリスマ性を
感じたことありませんし・・・。
前述しました通り、
今後も大きな葛藤の中で
生きていくことに
なると思います。
配下にすら弱音を吐けない
損な性格ですので
彼が笑顔になれるような
救いを与えられるキャラが
登場してくれれば
うれしいですね。
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