ソースは、イーファイト。
8月13日(火)
新木場1stRINGにて
格闘家で
プロレスラーでもある
朱里(30)の
プロレス自主興行
『ただいま』が
行われた。
朱里は2年ぶりの
プロレス復帰戦。
これまでUFC
4戦の契約があり
プロレスを
行なっていなかった。
朱里は2008年
『ハッスル』で
プロレスデビューし、
空手の
バックボーンを生かし
キックボクシングに
挑戦すれば
Krush王座を奪取、
総合格闘技に転向すれば
パンクラス王座を奪取と
順調に成績を上げ、
その実績で
17年9月にUFCにデビュー。
日本人女子ファイター
初のUFC勝利を飾った。
しかし、
今年6月22日に
4戦目を判定負けし、
今後の去就が
注目されていた。
それから
1ヶ月も経たない
7月13日、
プロレス自主興行の
記者会見を行なった朱里。
UFCの契約中でも
プロレスを見て、
離れてみて改めて
その良さを分かったと言う。
発表から1ヶ月、
チケットは完売、
満員御礼の会場で
朱里は
プロレスのリングに
戻った。
興行では3試合組まれ、
朱里は1試合目の
シングル戦、
3試合目の
タッグマッチに出場。
シングル戦では
これまで何度も
タッグを組んできた
同い年の志田光と対戦。
10分1本勝負の一戦は
序盤グラウンドでの
駆け引きから、
立ち上がると
朱里の重い蹴りが
何度も志田を襲い
会場に打撃音が響く。
志田も反撃し、
シュミット式
バックブリーカーで
朱里を背中から
自身の膝に叩き落とすと、
朱里も飛びヒザ蹴りから
ジャックハマーで
マットに叩きつけるなど
攻防が続いたが
10分時間切れドローに。
試合後
マイクを持った志田は
「プロレスに
戻ってきてくれて
ありがとう。
私はもうすぐ
日本のプロレスを卒業し
アメリカに
行ってしまいますが、
10月15日の
私の最後の自主興行で
タッグ戦を考えてます。
パートナーはもちろん
朱里ちゃんしか
いないと思ってます」
と伝えると
会場から拍手が。
朱里も
「凄く嬉しいです。
よろしくお願いします」
とタッグを誓った。
志田は11月より
アメリカに移住し
アメリカの新団体
「ALL ELITE WRESTLING」
(AEW)に参戦する。
第2戦は
黒潮イケメン二郎
&小林香萌
vs田中稔&茉莉の
タッグ戦。
小林香萌が茉莉を
ポシティーボで決め
17分28秒で勝利した。
そして第3試合に
朱里が再び登場。
TAJIRI&真琴
vsヨシタツ&朱里の
タッグ戦に挑んだ。
朱里は
プロレスの師匠の
TAJIRIに
腕十字を決めると、
TAJIRIはたまらず
ロープから
場外にエスケープ。
真琴とも肘合戦から
アームバーを見せるが、
真琴が倒れた
朱里の腹部に
ニードロップを見舞い
体固めに入られるなど
一進一退。
真琴はTAJIRIに
バトンタッチすると、
朱里の
ミドルキックの連打。
その蹴り足を
TAJIRIがすくい上げ、
マットに叩きつけると、
そのまま逆エビ固め。
朱里はタップし、
20分58秒で
復帰戦の洗礼を浴びた。
敗れた朱里だったが
「プロレス復帰おめでとう」
と戦った
レスラーたちから祝福。
涙を流す朱里は
満員の観客席に向かい
「今日は本当に
ありがとうございました。
今日ここで
プロレスに復帰して
どんどん突き進んで
行きたいと思いますので、
これからも
宜しくお願いします」
と深々と頭を下げた。
今回の試合を振り返って
「本当に楽しかった」
と語った彼女。
来年にも後楽園ホールで
再び自主興行の考えが
あるという。
ところでMMA
(総合格闘技)のほうは
どうなのだろう。
試合後に
彼女に聞いてみると
「1ヶ月前に
プロレス復帰戦を
やることが決まって、
それで頭がいっぱいで、
それしか
考えられてなくって、
これからまたゆっくり
考える感じです。
(格闘技団体から)
オファーがあれば
もちろん検討します」
と語った。
UFCに出て
多くの経験と学びが
あったという彼女だが、
次に格闘技に
出るとしたら
「別の団体かな。
それも含め、
今後のことを考えます」
とした。
なお、朱里の
プロレス第2戦は
8月25日の
OZアカデミー主催
『プラムの花咲く
OZの国2019』に出場。
アジャコング率いる
三人タッグチームに
山下りな、志田光と
共に挑む。
朱里選手が
プロレスに復帰。
たった3試合の
自主興行は
満員御礼とのことで
何よりでした。
・・・いやもう
ホントに
おかえりなさい!
女子プロレス界に
朱里選手は
必要だと思います!
さて、これから
どこを主戦場に
戦うんでしょうね?
あるいは縦横無尽に
駆け回るんでしょうか?
楽しみですねー。
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