▲1冊がひとつの現場写真、工事の難易度や心配な現場かどうかにもよりますが、300枚~1000枚くらい、自分で撮ります。
皆さん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。
工事中の写真を私は自分で撮りますが、これは設計監理をしていて、その確認を兼ねて撮るのです。同じ物件ができあがるまでに、何百枚も撮ります。その中からピックアップして、整理するのにかなり時間が掛かって忘れたころになりますが、まとめてお客様にお渡ししています。
枚数が多くて、スペースを取ってしまい、事務所の中で保存する場所を確保するのも大変になってきました。
数えていませんが、多分10万枚以上は撮っています。デジカメなら場所を取らなくて良いのでしょうが、私は普通の35ミリフィルム版で撮っています。そして一度すべて現像して、現場ごとにファイルしています。
「デジタルカメラにすべきです」とコンサルタントの方から助言を頂きました。データーが消えるかもという不安や何が何かわからなくなることもあるので、ちょっと恐いです。しばらくは平行していき、いずれデジタルカメラに移行しませんと、保存場所が無くなってきているのは、事実です。
この工事中の写真は、将来いざというときのためのものでもありますが、私が劇的大改造ビフォーアフターに出ていたとき、現場に毎日来るディレクターに不思議がられました。
「他の建築家の先生は、完成時は写真を撮りますが、工事中に撮る人はいないのに、なぜ先生だけは、そんなに毎回撮るのですか?」と質問を受けました。
何かあったときに、どうなっていたかを知るための資料でもあり、撮りながら確認をしているのです。不具合でまずい状況の写真もあれば、それを手直しさせて完了したときの写真もあります。問題なく進んでいっていることの確認の写真も多いです。
設計だけでなく、工事中の監理の厳しさでも建物の良し悪し、特に隠される部分の住宅の性能部分は大きく左右されると考えるからです。
ご自身で現場の写真やビデオを撮られる方も増えてきました。
ですが、肝心な部分がなかったり、検査の意味では役に立たない内容のものも多いようです。以前、工事途中でトラブルが発生し、心配になって検査の依頼をされた方が400枚の写真を撮られていました。写真を拝見しましたが、私が観たい部分の写真が無いのです。漠然と撮られていますから仕方が無いのですが、それでも少ししか撮っていなくても参考になる場合もあります。
本当は、その気がある方には写真の撮り方や場所、タイミングをお知らせして、撮って頂いた写真を私が観れるようにすれば、もっと検査や監理をしやすくなるかもしれません。手直し指示をした部分がどうなったかなどまではわからなくても、
現在の工事状況が今どうなっているかを、知るだけでも随分助かります。
他の人の設計監理でも良いのであれば、遠方はお断りしていますが、どうしてもと本当に求められれば、日本全国、設計監理を引き受けていますので、こういった方法も考えていくと少し楽になるかもしれません。
ミタス 一級建築士事務所のホームページ
皆さん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。
工事中の写真を私は自分で撮りますが、これは設計監理をしていて、その確認を兼ねて撮るのです。同じ物件ができあがるまでに、何百枚も撮ります。その中からピックアップして、整理するのにかなり時間が掛かって忘れたころになりますが、まとめてお客様にお渡ししています。
枚数が多くて、スペースを取ってしまい、事務所の中で保存する場所を確保するのも大変になってきました。
数えていませんが、多分10万枚以上は撮っています。デジカメなら場所を取らなくて良いのでしょうが、私は普通の35ミリフィルム版で撮っています。そして一度すべて現像して、現場ごとにファイルしています。
「デジタルカメラにすべきです」とコンサルタントの方から助言を頂きました。データーが消えるかもという不安や何が何かわからなくなることもあるので、ちょっと恐いです。しばらくは平行していき、いずれデジタルカメラに移行しませんと、保存場所が無くなってきているのは、事実です。
この工事中の写真は、将来いざというときのためのものでもありますが、私が劇的大改造ビフォーアフターに出ていたとき、現場に毎日来るディレクターに不思議がられました。
「他の建築家の先生は、完成時は写真を撮りますが、工事中に撮る人はいないのに、なぜ先生だけは、そんなに毎回撮るのですか?」と質問を受けました。
何かあったときに、どうなっていたかを知るための資料でもあり、撮りながら確認をしているのです。不具合でまずい状況の写真もあれば、それを手直しさせて完了したときの写真もあります。問題なく進んでいっていることの確認の写真も多いです。
設計だけでなく、工事中の監理の厳しさでも建物の良し悪し、特に隠される部分の住宅の性能部分は大きく左右されると考えるからです。
ご自身で現場の写真やビデオを撮られる方も増えてきました。
ですが、肝心な部分がなかったり、検査の意味では役に立たない内容のものも多いようです。以前、工事途中でトラブルが発生し、心配になって検査の依頼をされた方が400枚の写真を撮られていました。写真を拝見しましたが、私が観たい部分の写真が無いのです。漠然と撮られていますから仕方が無いのですが、それでも少ししか撮っていなくても参考になる場合もあります。
本当は、その気がある方には写真の撮り方や場所、タイミングをお知らせして、撮って頂いた写真を私が観れるようにすれば、もっと検査や監理をしやすくなるかもしれません。手直し指示をした部分がどうなったかなどまではわからなくても、
現在の工事状況が今どうなっているかを、知るだけでも随分助かります。
他の人の設計監理でも良いのであれば、遠方はお断りしていますが、どうしてもと本当に求められれば、日本全国、設計監理を引き受けていますので、こういった方法も考えていくと少し楽になるかもしれません。
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