車には、こだわりのない私ですが、
実際に観てみたい車というのは小さい頃から憧れていた車で3台あります。
ミニカーで持っていた、ジェームスボンドの車として有名なアストンマーチンは
横から後ろに掛けて流線型となった美しいフォルムに憧れていました。
ニッサンR381というレーシングカーは、後ろに2つの羽を付けて、カーブに応じて
片方の羽が傾いて車体の浮き上がりを抑える役割をするのですが、
これを初めて搭載した車のはずです。小さい頃テレビでレースを見ながら
カーブでのその動きとその勇姿に憧れました。
そして、兄がプラモデルを買ってきて、私も少年マガジンの巻頭カラー紹介で見て憧れたのが
40数年前の国産車で一般道を走れるトヨタ2000GTでした。
真っ白のボディーに、当時の国産車では考えられなかった曲線の美しいフォルム。
完全なスポーツカーで、トヨタ2000GTという呼び名も子供の頃の私には
最高に格好良く聞こえたのです。
私が車にこだわりがない、というのは私を良くご存知の方は知っていますが、
どのくらいこだわりがないかというと…
過去に新車を買ったのは、1度だけ。
それも、何かのついでのときに、たまたま立ち寄った車のディーラーで
購入しただけです。
それ以外は、もらった車とか…中古車です。
納車費用も名義書き換えも税金もすべて含んで10万円で購入した
乗用車のホンダアスコット2000CCは、その安さと、
そう見えないお買い得品をゲットしたことをみんなに自慢していました…(^_^)v
これは、今でも妻が主に現役で乗っています。
仕事で狭い道をひとりかふたりで行くには、13万円で購入したホンダロゴ1500CC…
これは名義変更は自分でしました!もちろん、現役で走っています!
されに一番のお気に入りで私がメインに乗っている車は
トヨタブレビス3000CCです。
これは「小さな高級車」とか「ミニセルシオ」と呼ばれていたのですが
人気がなかったのか、現在生産されていません。
これをトヨタのディーラーから走行距離も少なく、ワンオーナー車で
点検記録簿もすべてディーラーのものが揃っていて、禁煙車、当然無事故
で新車同様のものを軽自動車の新車程度の価格で手に入れたものです。
こんな私でも、お客様から「トヨタ2000GT」と聞いて、
「見たい…」とお願いしてしまったのは、それくらいトヨタ2000GTは
憧れの凄い車だったからです。
どのくらい凄いかというと、
・やはりジェームスボンドが映画の中で、日本車に乗った唯一の車
・当時、トヨタが採算を度外視し、赤字覚悟で(実際に赤字)
とにかく夢のような車を造ろうとチャレンジした車
・それでも当時の大卒初任給の100倍程度の販売価格で、とてもではないが、
このスポーツカーを購入できる人、しようという人は、ほんの僅かしかいなかった。
当時の価格が大卒初任給100倍程度というと、現在の価格にだいたい換算できますが、
実際はもっともっと高価なイメージであったはずです。
なぜなら、その価格なら戸建ての家が買えたはずだし、
まだ自家用車を所有している人の割合でさえ、かなり少なかった。
自家用車だけでもぜいたく品なのに、2人乗りのスポーツカーです。
本当に高価過ぎる国産車でした。
それゆえ、多くは生産されず、そのデザインの良さとこだわりゆえに
今でも国産車では、伝説の車NO.1といえば、私のように車にこだわりのない人間にも
「トヨタ2000GTしかない!」「それなら、見たい!」と思わせるのです。
長くなったので、本日の2回目のアップに多数の写真をアップしました!
これが伝説の車、トヨタ2000GTだ! ご覧下さい。
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一級建築士事務所 横浜市
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