みちのくの風の旅人 [ 愛と義の街(上杉の城下町)から情報を発信中 ]

米沢・山形・東北の自然や文化・風土を季節の便りとして届けています。HP[新・天空の流れ雲]と合わせてご覧ください。

縄文の女神

2014-05-19 22:41:00 | アート・文化

 国宝「縄文の女神」発掘現場の近くにある舟形町歴史民俗資料館を見学に出掛けた。米沢から約110km、国道13号線の猿羽根山(さばねやま)トンネルを過ぎて、右に大きく曲がり旧道を進んで車で約3分、3方山に囲まれた峠道の中腹に建物がひっそりと建っていた。駐車場に車を止めて振返ると、鳥海山がくっきりと見えた。右の稜線が富士山を思わせる美しい姿で、出羽富士と呼ばれる理由が納得できた。庄内平野から見える鳥海山とは少し趣が違っていた。
 見学者は一人だけだったので、係の人にマンツーマンで詳しい説明を受けた。実物大のレプリカが展示してあったが本物(山形市の県立博物館所蔵)そっくりに出来ていた。

 縄文の女神のURLは右の通りです。 http://venus.funagata.info/ 

平成4年8月、山形県舟形町「西ノ前遺跡」から高さ45㎝の日本最大級の土偶が発掘されました。縄文時代中期の作とみられ、人の姿を究極まで象徴化しつつ、八頭身の均整のとれた姿は高い様式美を誇っており、学術的にも造形的にも日本を代表する土偶です。この土偶は、平成10年に国重要文化財、平成24年に国宝の指定を受けています。 

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