みちのくの風の旅人

米沢・山形・東北の自然や文化を季節の便りとして届けています。

北陸一人旅~能登半島~その1

2014-06-30 21:01:00 | 旅行記

 今日は6月最後の日、朝から好天に恵まれた。加賀大聖寺駅前周辺を朝食前に散歩していると、列車通学の高校生が沢山降りてきた。歩く者・自転車に乗る者が混在して学校に急いで向かっていた。交差点には交通安全指導のために、先生と思しき人が旗を振り生徒に注意をしていた。みちのく米沢でもよく見かける光景である。
 ホテルから約500mの所に九谷焼美術館があり、ホテルの人からも是非見学してはと勧められたので、今日最初の訪問場所として行ってみたが、休館日のため見学できなかった。大変心残りなので、いつかJRの列車を利用した旅(大人の休日倶楽部)で、訪問してみたい。
 気を取り直して、距離約160km能登半島の輪島の道の駅に向かった。左手に紺碧の海を見ながら、のと里山海道を走り続けた。後で民宿で聞いた話だが、数年前に穴水駅から先の輪島駅までの鉄道路線が廃止になったとのことだった。穴水・珠洲間も同時ではなかったが、バス代行に変わった。道の駅にしては街の玄関口の様な違和感を感じたが、数年前まで本物の駅だったということで納得できた。輪島からさらに30km以上、途中白米の千枚田を見たり、奥能登丘陵の風力発電用の巨大な風車を見上げながら珠洲(すず)の民宿に予定通り5時に到着した。

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