ウイルスの猛威（11）；米沢ブランドに大打撃 4/20 県内の感染者 64名に

　山形県内の新型コロナウイルス感染者が、０名（3/31）からたった３週間（4/20）で６４名に、その内米沢市は県内最多の１４名となった。

　特に衝撃的だったのは、県内で６１例目となった、１９日道の駅米沢のセブンイレブン従業員の感染確認だった。ＰＣＲの結果待ちで自宅に待機していなくてはならないはずなのに、朝から仕事をして、職場に陽性の連絡が入ったとのニュースだった。店長はその時まで、本人からＰＣＲ検査を受けていることを、知らされていなかったとのことである。

※ 写真はちょうど２年前、オープンセレモニーをしている「道の駅米沢」

　

　１９日の夜、全国版のテレビニュースにも流れた。山形県の南の玄関口、道の駅米沢での出来事だったので、米沢ブランドを失墜させる大打撃となった。

　米沢に住んでいる市民として、大変恥ずかしいことで、あきれてものも言えない。どっとため息をつくばかりである。

　　川柳を一句　 　さくら咲き 危機は何処へ 虚け女(うつけもの)

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４月２０日の山形新聞オンラインニュース記事より

https://www.yamagata-np.jp/news/202004/20/kj_2020042000588.php

米沢の感染女性、ＰＣＲ検査後も勤務　店に体調不良報告せず

2020年04月20日　09:03

施設内のコンビニエンスストアに勤務する女性店員の感染が確認された＝米沢市・道の駅米沢

 

　県内で19日に新たに新型コロナウイルスの感染が確認された米沢市の10代女性は、同日午前も道の駅米沢内のコンビニエンスストアで勤務していた。同市の担当者が記者会見で「（ＰＣＲ検査を受けた後も勤務していたことは）情報が間違っていると思った」と述べるなど、大きな衝撃を持って受け止められた。

　同施設を運営するアクセスよねざわなどによると、女性は10日夜から発熱があったが、11、12日はもともと休日の予定だったため、店に連絡せず自宅で療養。熱が下がり13日から通常通り勤務していたことから、店は発熱を把握していなかった。店では体調不良の時は自己申告するよう指導していたが、女性は申告しておらず、18日にＰＣＲ検査を受けたことも連絡していなかった。県によると「家族には自宅で待機してほしいと伝えていた」というが、女性は19日午前6時15分から同10時まで出勤していた。その勤務中、保健所から陽性の検査結果が通達され、初めて店側に報告があったという。

　市は会見で「感染症の危険性をしっかり認識してほしい。自分が感染しているかもしれないと本気で考えた行動を取る必要がある」と改めて呼び掛けた。

　同施設は19日正午から臨時休業の措置を取った。坂川好則駅長は、山形新聞の取材に対し「県の玄関口の施設として対策に取り組んできたが、感染者が出てしまい申し訳ない」とコメント。直売所やフードコートの営業は5月10日まで休業するが、トイレと無料休憩所は消毒作業が終わり次第開放するとしている。

 

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https://www.yamagata-np.jp/news/202004/20/kj_2020042000586.php

県内新たに１人感染、計61人に　10代女性は道の駅米沢に勤務

　　　　　2020年04月20日　07:42

 

　県は19日、県内で新たに1人の新型コロナウイルスの感染が判明したと発表した。米沢市在住の10代女性で、勤務先は同市の「セブン―イレブン道の駅米沢店」。学生ではなく、県はこれまでの感染者と関連があるか調べている。県内の感染者は計61人となった。

　県によると、女性は10日に発熱し、13日から喉の痛みや鼻づまり、味覚障害といった症状が出た。13～16日と18、19日に出勤し、勤務中はマスクを着けてレジ業務などを担当。女性の感染確認を受け、コンビニを含む道の駅米沢は19日から臨時休業とした。

　女性の家族が、感染の疑いがあるとして県のコールセンターに相談。保健所の誘導でＰＣＲ検査を受け、19日に陽性と判明した。置賜保健所が勤務中に本人に検査結果を通知。軽症で、置賜地域の感染症指定医療機関に入院予定という。

　一方、県はこれまでの感染者のうち、新たに6人が2回目の検査で陰性となったため、近く退院することを明らかにした。