昨日、昼食をすませて帰宅し、
玄関ドアのカギを開けようとしていたら、
いきなり背後に羽音が・・・
ん?と振り返ると、
目の前の煉瓦の手すりに
紺色の羽毛の小鳥が飛んできて、
チャッチャッチャッと
こちらを見てしきりに鳴きはじめた。
ヒトを全く怖がらず
右へ左へ、前へ後ろへと飛び跳ねながら
わたしを見ては
チャッチャッチャッチャッ。
おなかが空いてるのか・・
遊んでほしいのか・・
なにか助けてほしいことがあるのか・・
でも鳥の言葉はわからないので
どうしようもなく・・・
絶対に逃げるだろうなと思いながら
手をさしのべてみると
首をかしげながら
さらに近づいてくる。
なに? どうしたの?と声をかけてみたけれど、
向こうにもヒトの言葉がわかるはずはなく。
どうしたものかと考えていると、
小鳥は
こりゃダメだと思ったのか、
チャッチャッチャッチャッと鳴きながら
山のほうに飛んでいってしまった。
あの子は、ぜったい
わたしに何かを訴えていた。
どうしてほしかったのだろう・・・
また元気な姿を見せてくれると良いのだけれど・・・
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