昨日、繁華街のベーカリーカフェでランチ。
ガラス越しに調理風景が見えるので
何げなく見ていたら・・・
サンドイッチの具をはさんだ食パンの耳を、
バッサバッサと大量に切り落とし、
床に置いた大きなプラスチック製のケースに、
ためらいもなく捨てていく。
あっと言う間にそのケースは満杯。
最初は、切った耳をひとつに集めて、
パン粉や揚げパンなどに再利用するのかなと
思っていたけれど、
まな板や調理台を拭いたキッチンペーパーも
どんどん同じケースに投げ入れていく。
これ全部、ゴミとして捨てられるんだ・・・
かなりショッキングな光景だった。
これだけの量のパン(耳であっても)があれば、
途上国などの飢えている子どもたちが、
どれだけ生き延びられることだろうと・・・
このところ
賞味期限などが近づきムダに捨てられている
食べものに対する対策が考えられているけれど、
食べもののムダ(フードロス)をなくすには、
まず消費者が変わらないといけないんだよね。
食パンの耳が切り落とされてしまうのは、
きっと耳を嫌がり食べ残す人がいるから・・・
でも、その耳があれば
生きのびられる人がいると思えば、
食べ残せないよね。
(高齢で固いものが食せない人などは別)
時折、テレビなどで
面白おかしく報道されている
大食い競争なども含めて、
かつての祖母の言葉を借りるなら、
バチが当たるよ、と思ってしまう・・・
Copyright © 2019 .日々逍遥. All rights reserved.