日々逍遥

時のはざまで
ゆれる想いを記しています・・・

雨の日だって・・・

2019-04-27 14:07:42 | 日記

 

あと1ヶ月もすれば

また雨の季節。

 

一年ほど前、暴風雨の日に外出して、

駅でソックスをしぼる羽目になってから、

雨の日用のシューズを探していた。

 

ゴム製のレインシューズでは大げさ過ぎるし、

防水を謳ったパンプスタイプは

どれもデザインがイマイチ。

 

先日デパートを散策していて、

ふと眼に入ったのが「防水スニーカー」なるもの。

防水タイプのスニーカーがあるなんて知らなかった・・・

 

有名なゴアテックスではないけれど、

防水+透湿機能を持つ生地ということで、

何より、

レインシューズっぽくないところが気に入って即決。

 

これなら雨の日も明るい気分で外出できそう・・・

以前から黒いスニーカーが欲しかったから

ふだん使いにも・・

 

10連休も特に大きな予定はなく、

ささやかな贅沢かな。

 

 

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目を見てニコッ

2019-04-19 09:33:21 | 日記

 

おでん屋さんでランチ。

 

食べ終わって、バッグから薬を取り出し、

お茶に手を伸ばそうとすると、

目の前で、おでんを盛り付けていた女性店員さんが、

「お水、お出ししましょうか?」とニコッ。

 

目立たないように

カウンターの下で薬を出したのに

なぜわかったの?

こういうのって、お客をしっかり見ていないと気づかないはず・・・

 

一息おいて、

ごちそうさまと言いながら席を立つと、

「ありがとうございました。お気を付けて! と、

またまたニコッ。

 

口調にも心がこもっている。

 

なんだか、とっても嬉しくて、

風邪が長引き重くなっていた心が

スウッと軽くなったような・・・

 

薬より、風邪に効いたかも・・

 

相手の目を、まっすぐに見て

ニコッ、て

何だかとっても、いい感じで・・・

 

 

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指が迷うね

2019-04-09 17:32:27 | 日記

 

昨日は、花まつりだった。

 

お釈迦さまの生まれた日ということで、

子どものころ、

お釈迦さま像に甘茶をかけた記憶がある。

 

仕事帰りに和菓子店の前を通ると、

その甘茶を練りこんだ求肥で、

5種類の餡を包んだという可愛い菓子を見つけた。

 

夕食後に煎茶を入れて、

 

粒あん、こし餡、みそ餡、ごま餡、白粒餡、

さて、どれにしようかと指がまよう。

 

カラフルなマカロンを選ぶような

楽しさがあり・・・

 

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詩的であり論理的・・

2019-04-06 09:56:45 | 日記

 

ある破天荒なロックンローラーの葬儀で、

その人の娘さんが読み上げた、

慣例にとらわれない謝辞が評判になっている。

 

率直で型破り、しかし人の心をうつ、と・・・

 

さまざまな評価がネット上に並んでいるが、

印象に残ったのが次のコメントだ。

 

父と母を語った彼女の謝辞に対して、

 

「詩的であり、論理的であり、

当事者的であり、第三者的。

締めを別次元に飛ばす感性。

言葉えらびと言葉はこびが、すごい」と・・・

 

ひとりの人間が紡ぎ出した文章に対する、

これ以上の讃辞があるだろうか。

 

言葉や文章を生業とするものとして、

これは深く胸に刻んでおきたいと思った。

 

 

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花とおばあさま

2019-04-04 09:01:52 | 日記

 

スポーツクラブで時々見かける、

小柄でスリムなおばあさま。

 

信じられないくらい日焼けしていて、

手にも足にも、

日々鍛えているのであろう

細く長い筋肉。

そして、

迫力のある茶髪のパンチパーマ。

 

ちょっと怖い印象だった。

 

ある土曜日、トレーニングを終えて、

クラブの片隅にあるカウンターテーブルで

昼食用のおにぎりを食べていると、

突然そのおばあさまが早足で登場。

 

手にはたくさんの白い小さな、野の花。


カウンター片隅にあるガラスの花瓶に生けはじめた。

 

この花瓶にはいつも素朴な野草が生けられていて、

それはスポーツクラブの

スタッフによるものだと思っていた・・・

 

思わず

「いつも花を生けておられるのですか」と声をかけると、

なんとも恥ずかしそうな表情で、

「庭に咲いてるのを引っこ抜いてくるだけよ」と。

 

言葉は乱暴なのだけれど、

みんなが昼食をとるカウンターに、

そっと花を生けてくれる心づかい。

 

ど迫力のパンチパーマとの落差が楽しくて、

なんだか、

このおばあさまを好きになってしまった。

 

 

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