ようやく少し涼しくなって、
紅茶が美味しいシーズンに。
1年前から待ち続けていた、
「ムーンライト」の茶葉を手に入れることができた。
ムーンライトは、
タルボやキヤッスルトンといった
インドの著名な茶園が、
そのシーズンのダージリンの
最高ランクの茶葉として出荷するもの。
月明かりが残る早朝に摘まれたため、
茶葉が水分を多く含み、
奥深い味わいになるという。
今回はじめて購入したのは、
タルボ茶園の春摘みムーンライト。
缶を開けてみると、
一般的な紅茶の茶葉と異なり、
「白」「茶」「黄緑色」と
様々な色の茶葉が含まれている。
ポットで淹れて、
待つこと2分半・・・
水色(すいしょく)といわれる
紅茶の色あいがとても淡くて、
知らずに出されたら紅茶には見えない。
そして
緑茶を思わせる青みと、
ほのかな甘さ・・・
別格のおいしさだった。
とはいえ、紅茶は嗜好品。
老舗茶園の渾身作であっても、
その人にとって最高かどうかは別・・・
逆に、
ムーンライトを体験したからこそ
言えるかな。
私にとっては、
キーマンがいちばんと・・
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