日々逍遥

時のはざまで
ゆれる想いを記しています・・・

ささやかだけれど・・・

2018-12-30 13:47:10 | 日記

 

母との別れで始まった2018年が

終わろうとしている・・・

 

まだ喪中なので

華やかな正月祝いはできないけれど、

冷酒と洋風酒肴で、

ささやかに新年を迎えようと、

 

・ホタテの燻製、

・紋甲イカ(霜ふり)のジェノベーゼソース和え、

・プロシュートとクリームチーズのカナッペを

 準備することにした。

 

紋甲イカの和えものは久しぶりだったので、

大掃除のあと

事前練習を兼ねて昼食用に作ってみた。

 

見ばえはあまり良くないけれど、

味は悪くないかな。

冷酒がすすみそう・・・

 

あと1日半ほどで2019年。

みなさま、どうぞ良いお年を。

 

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聞き惚れる

2018-12-03 18:25:29 | 日記

 

元NHKアナウンサーの青木裕子さんの朗読会に

友人と連れだって出かけた。

 

ゲストは義太夫の人間国宝、豊竹嶋太夫さん。

御年86歳。

 

演目は

民話の「鶴女房(いわゆる鶴の恩返し)」と、

小泉八雲の怪談「水飴を買う女」。

 

青木裕子さんが現代日本語で朗読し終えたあと、

豊竹嶋太夫さんが同じ演目を義太夫で語るという趣向。

 

アナウンサーの語りは、さらさらと流れる感じ。

豊竹嶋太夫さんの語りの何と心に深く響くことか・・・

 

高齢でお弟子さんに支えられないと舞台に上がれない体調。

 

そして人形も三味線もない語りだけなのに、

語り始めた瞬間から

会場の広い空間を一気に自分のものとして、物語を紡いでいく。

 

技術的には、

間のとり方と息のコントロールが見事ということなのだけれど、

ひとつの芸を極めてきた重み、

年月に磨かれた語りの艶やかさに圧倒された。

 

聞き惚れるとは、こういうことなのかと・・

 

もちろん太刀打ちできるはずもないけれど、

厚かましくも

また、つたない朗読を始めたくなってしまった。

 

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