日々逍遥

時のはざまで
ゆれる想いを記しています・・・

読むのに1週間はかかりそう・・・

2024-08-31 15:50:38 | 日記

 

夏バテもあって

このところ体調がよくないので、

あまり遠出はせず、

家で本ばかり読んでいる・・・

 

以前から注目している思想家が、

「おもしろかった。一気に読んでしまった」と、

SNSで紹介していたので、

先ほど

「パンとサーカス/島田雅彦/講談社」を、

図書館で借りてきた。

 

タイトルだけを見れば、

軽い短編小説のようなイメージだけれど、

 

557ページという大長編で、

辞書のようなボリューム感・・・

 

内容は

ざっくり言うなら、

日本で若い人による革命が起きる話のようで・・・

 

政治的関心の薄い

日本の現状を風刺したエンターテインメントらしく、

 

「パンとサーカス」というのは、

食べものと娯楽さえ与えておけば、

国民を容易にコントロールできる

といったような意味の比喩らしい。

 

さてさて、どのような物語が展開するのか、

 

最初のページからスピード感があり・・・

今夜から読むのが楽しみ・・・

 

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秋ではないけど読書など・・・

2024-08-20 14:44:16 | 日記

 

お盆休みに読み始めた本がある。

「なぜヒトだけが老いるのか/小林武彦/講談社」

 

どうやら老いというものは、

すべての動物に共通した絶対的なものではなく、

ヒト特有のものだということで・・・

 

ヒトの場合は

死の前に老いの期間(老後)があり、

それが長い。

 

でも野生動物の場合は老後が存在しないという。

 

なぜなら

老いて動きが鈍くなると、

生きるためのエサが獲れず、

また、あっという間に他の動物に食べられてしまうから。

 

故郷の河をのぼり産卵して命を終えるサケなども、

直前まで元気だったのに、

産卵後、驚くほど急激に老いて死んでいくという。

 

たしかに

ヒトのように徐々に老化していては、

自分が生まれた河まで長い旅をして、

上流まで遡上することなどできない・・・

 

そしてヒトと違い、

ほとんどの動物にとって、

老いはイコール、たちまちの死・・・

 

まだ半分も読めていないが、

遺伝学などの観点から解説される、

興味深い話に

考えさせられることも多く、

 

長くなりつつある夜の時間を楽しめそう・・・

 

 

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気もちがゆれる・・・

2024-08-13 10:23:44 | 日記

 

お盆の初日、

 

花を買ってきて、

ロウソクを灯し、

母が好きだった紅茶を供えて、

チ〜ン

 

母が亡くなって6年、

 

最後の数日、

苦しさを訴える母を、

医師が処方した鎮静剤の点滴で、

ウトウトと眠らせてあげることしかできなかった・・・

 

大事な仕事があったとはいえ、

もっと時間をつくり、

そばに居て、

点滴を中断し、

目を覚ました母に話しかけてあげればよかったと、

その後悔が今も胸につき刺さっている・・・

 

いろいろなシーンが思い出されるお盆は、

どうも

気もちが揺れていけません・・・

 

 

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ことばの違和感・・・

2024-08-04 10:35:53 | 日記

 

最近、

ニュースなどで、

 

「◯◯にボールが直撃」といった表現を

よく耳にする、あるいは見かけるようになった。

 

正確には、

「◯◯をボールが直撃」だと思うのだけれど、

 

大手メディアでも

このところ、

この言い方が使用されていることが多く、

違和感が半端ではない。

(「半端ない」という表現も間違いなので・・・)

 

言葉は

時代とともに変化していくものではあるけれど、

文法という基本は大事だし、

 

何よりメディアこそが、

守らなければならないもののはずなのに、

どうなっているのだろう・・・

 

ネットニュースを読みながら、

思わずグチってしまった

日曜の朝でありました・・・

 

 

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