年末にするはずだった障子の張り替え。
強い西日で劣化したところに、
指があたったりしてボロボロ状態だった。
あまりに傷みやすいので、
「プラスチック障子紙」なるものを買ってみた。
プラスチックといっても
和紙の表と裏にプラスチック素材が貼ってあるだけで、
和紙の風情はそのまま・・
糊でなく強力な両面テープで接着するので
作業は簡単なのだけれど、
プラスチックなので、
シワができた部分に霧吹きで水を拭きかけ乾かしても
ピンと張ってはくれない。
あらら、という部分ができてしまったけれど、
命にかかわるものでもないし、
ま、いいかなと。
朝の光が心もち、透明感を増したような・・・
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病院からの帰り、
駅に向かう道で、
向こうから歩いてくる高齢男性の姿が目にとまった。
う〜ん、ロックンロール・・・
肩までのばした、みごとな白い髪。
ひたいには、黒のヘッドバンド、
黒のロングコートにブラックジーンズ。
あざやかな朱色のロングマフラーを
ぐるぐると首に巻きつけている。
こういう出で立ちが似合う高齢男性は
日本では珍しい。
今、映画「ボヘミアンラプソディ」が大ヒットしているけれど、
ギタリストのブライアン・メイを思い浮かべてしまった。
彼は、ロックンローラーにして天文学博士、
辺野古への土砂投入に反対する署名に協力するなど
政治に対する考えも、しっかりと表明している。
さっそうと歩いていたロックなお爺さまも、
とてもいい歳の取りかたをしていて、
いったいどのような生き方をしてきた人なのか・・・と。
わたしも、
すれ違った人に、
そのような思いを抱かせる
枯れかたをしていきたいものだなと・・・
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