お彼岸なので、
京都の知恩院へ・・・
ここに父の墓がある。
墓石をきれいに拭いて、
関西の風習である
常緑樹の樒(しきび)を活けて、
しばし合掌。
それにしても、
知恩院の階段の急勾配と段数には、
いつもながらため息。
墓所に至る、
3ヶ所もの階段を登りおえた時には
完全に息が上がっている。
今の住まいからは遠いのだけれど、
早世した父に、
「好きだった知恩院の鐘の音を聞かせてあげたい」という、
母の、たっての希望で建てた墓。
それを考えれば、
多少の試練(?)はやむを得ないかと・・・
Copyright © 2017 .日々逍遥. All rights reserved.