バウムクーヘンの専門店ができたと聞いて、
家から30分歩いて偵察に。
小さいときからバウムクーヘンが好き。
デパートの催事などで
全国の人気バウムクーヘンを試食したこともあるけれど、
納得できるものがなくて・・・
でもドイツの国家資格(マイスター)を持つという、
70歳の職人が焼くこのバウムクーヘンは、
まさに年輪の味。
私の人生でいちばん美味しい!
マーガリンやショートニングを使わず、
油脂はバターだけ。
膨張剤のベーキングパウダーも使用されていなくて、
味に外連味(けれんみ)がない。
でも洗練されている。
大切な人たちに
ぜひ食べさせてあげたいなと・・・
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1カ月ぶりに実家の雑草を刈りに。
高校時代の先輩が付きあってくれたものの、
門を入ると悲しくなるほどの荒れようで・・・
家は人が住まなくなると
本当にあっと言う間に雑草に覆いつくされていく。
しかも、あちこちに沢山の蜘蛛の巣・・・
ちょうど人の顔のあたりに糸を張っているものだから、
気がつかずに通り過ぎようとして、
目の前に大きな蜘蛛。
キャッとか、ワッとか、悲鳴の連続・・
庭仕事に関しては私は全くの役立たずなので、
金木犀などの庭木の剪定は先輩の仕事。
女性には、かなりの力仕事のはずなのに
庭仕事が好きということで
なんとも心強く・・・
仕事を終えて、ふと庭の片隅を見ると
生い茂った枝葉に隠れるように
白い椿の花・・・
見る人も世話する人もいないのに、
ひっそりと清楚に咲いていて・・・
その寂しげな花の風情に
心傷めた先輩が、
ふた枝ほどを自宅に持ち帰ることに。
頼もしくも心優しい人・・
それって人としての理想でもあり・・・
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