あなたも私もmiworld

大阪に住む仲良しマダム?!の憩いの場。今日は何した?何しでかした?笑いあり涙あり・・・平凡な日常を綴りましょう。

そして事故車は、廃車に・・・

2012-04-08 09:04:27 | Runner's日記
先月の、

生まれて初めての後ろからの衝突事故。

いわゆる『オカマ』と呼ばれるモノを体験した私は、

自分の車の被害が“どの程度”のものか

そのときあまりわかっていなかった

だって、あまりに突然の初めてのことで知識が無いんだもの…





主人の出張中ということもありその場の判断で

とりあえず近所のいつものディーラーに出し、帰りは徒歩だった。

出張から戻り、車を見に行った主人が

「アレ、結構イッてるで」と苦笑いしていた。

そうなのか…あれ、結構イってたのか…

どおりで私の頭もかなり、イッてるわけだ(ちゃうちゃう、ちゃうかったよなあ

なるほど、それで私の身体もいまだにときどき、ピキッやら、ズキッやら、ドーンやら

得体の知れない痛みが走るわけだ…しみじみ、私って不死身だ




そして、その事故からたった3日後、今度はアノ忌まわしい交通事故、サスケ編が起きた

私はかなり落ち込んでいたし、正直、車を見るのもしばらく嫌悪感にさいなまれていたが

私にとって車は日常欠かすことのできない必須アイテム。

日々の食事の買い物は、勿論のこと。娘の習いごと、息子のフイな豪雨時の高校への送迎、主人の送迎もそう、義父母も…

殆ど車に乗らない日は、皆無といっていい。

いやでも乗らずには生活が営めないのがいまの現状である



それからまもなく、事故車の修理をしてまで乗ることに夫婦の中で議論が交わされた。

しばらく『あちら』負担のレンタカーに乗っていた。

修理代のみ、勿論全額あちら持ちだ。ただこう立て続けに事故が起こると

さすがに、呪われているかの感覚にも捕らわれた(笑)

いっそのこと、もう悪い縁を断ち切るようにあの車廃車して

買い替えるかと主人が言いだした。

私は新車なんて…と、なんかもうどうでも良かったが、

強引な主人と一緒に、次の晴れた日の日曜日、車屋さんを、2~3軒はしごしたのち、

我が家はなんと、たまたま立ち寄ったスーパーの

『ダイコン』を買うかのように、1台の車を買ってしまった




あれから数日…

整備された車が店舗にやってきたというので

事故以来、サスケの病院通いなどずっとお世話になった、その日で最後となるレンタカーに乗り

昨日主人と引き取りに行った。



いきなり、担当の営業マンが 「おめでとうございます」   と

小さな白い箱をなんだかうやうやしく持ってきた。赤いリボンがかかっている

??? 旦那も私も何のことかわからない。

「ご結婚20周年だそうですね。ご主人さまからたまたまお伺いしたのを思い出しまして、

急きょスタッフ全員で何かできないか、あれこれ考えご用意させて頂きました

なんと指輪にみたてて、車のキーが箱の中の白いサテンの布の中央に鎮座していた

聞くところによると、箱にエンブレムを貼り、内側もスタッフの力作らしい

そういえば、あの日、営業マンと世間話してて、嫁さん災難続きで…みたいな話の流れでそんなこと言ってたっけ…

さすがやなあ~ あの時凹んでて、意気消沈してた私もすっかり忘れているようなこと

彼はしっかり記憶にインプットされていた



続いて「少々お待ち下さい」と女性スタッフ。

「こちらも、急きょご用意いたしました。近所でなかなか美味しいと評判なんですよ」と彼。

なんと、ケーキまで用意してくれはって、そこには「Anniversary」の文字が書かれていた。







これから、新しい車との新しい生活が始まろうとしている。

さあ、気を取り直していい加減、私も前を向いて頑張らなくちゃ

落ち込み続きの私に、春の風が吹いた