サスケ×骨ガム＝点滴の巻

実は先月ひどい目に遭った



犯人コイツ






コレその原因『骨ガム』






その日は　朝から主人の客人が来ていた
サスケの『骨ガム』を取り上げ遊んでいた



ひとたびサスケにこれを与えると
ヤツはまず　天高く放り投げ
口でキャッチし、また放り投げる
これを何度か繰り返し、つぎに
お尻を高く上げ『骨ガム』に対して戦闘態勢を取る
そして上手に両手を使って押さえながら
カミカミする
しばら～くして飽きると
それを自分の傍らに置き
ごろりと横になるのだけど
いつも神経を尖らせ
常に意識はガムに集中したまんまで
娘が傍を横切ろうものなら
ハッと起き上がり　『骨ガム』の場所を確認する始末

そんなもん誰も取って食べへんて

って分かってもらいたい
でもあまり分かってもらえない(笑)

ゆえに
『骨ガム』は　サスケにとって
命の次に大事だ(笑)


なもんで
客人がそれを取り上げて遊ぶのを
家族は「それ…やめといた方がいいです(笑)」とか
「気を付けてください」と繰り返し
特に娘は　ずっと「お願いヤメテ～」と言っていたのだけど
ついに娘の案じたことが起こってしまう

　ガッと客人を咬んでしまった

幸いにもあま咬み程度で傷は軽く、
流水で丁寧に洗い流した程度で大丈夫だった

※翌日彼に連絡を取ったが　
大した傷になっていなかったというので安心した



問題はそのあとだった

大事には至らなかったけど
他人を初めて咬んでしまったので
主人が『骨ガム』を隠してしまったのだ


サスケは
いつもと違って落ち着きが無く
家族を見る目つきも鋭くずっと変だった
キョロキョロ部屋を見渡しても
ガムはいっこうに見当たらない
あちこちウロウロ探したりしている
私たち家族もそれは分かっていたのだけど
もう与えるワケには行かなかった

とうとう諦めてサスケも　ごろんと横になり
私は宥めようと寝ているサスケの頭を撫でてやっていた
しばらくして私の手がサスケの顔に触れた瞬間
いきなりサスケが私のその手に咬みついてきた

ガウ　ガウ　ガウ

目がするどく剥きだして
その表情はいかにも
怒っている顔


「わかったからもうヤメナサイッ」
っていうまでやめなかったので
その怒りは　相当なものだったに違いない

　　　　








どうやら今回傷が深すぎた
今までに見たことの無い、傷の数
手の甲だけでなく
掌にも結構深そうな傷が残った
それでも　流水でしばらく洗い流し
これまで家族が何度か経験してきたことなので
慣れっこになっていた
安静にしていたのだけど甘かった
病院へ行ったときには
蜂窩織炎（ほうかしきえん）
という診断だった








ってなことで抗生物質の点滴を受けに
５日間通院することに…
針イッテエ～～～





そして元旦も点滴


ア～
なんて日だ
ならぬ

なんて年の瀬だ

年末は　殆ど役立たずだった(苦)

今年は　是非ともよい年にしたいものだ
(おしまい)