禅語「同事」

同事
どうじ

苦しみも悲しみも
分かち合えるもの

「比べず、とらわれず、生きる」
　　　　　　　　　　枡野俊明　より



意外と二文字とも、形がとりにくかった。「事」は横棒の長さのバランス。これもまた今度聞こう。


苦しみの中にいるときは、寄り添ってくれる人が必要だ。
一人では、出口のないトンネルの中にいるようで、いつか壊れていく…。

かつてはそんなときもあった。
色々な人たちに助けられた。
寄り添ってくれる人がいれば、背負う荷物の重さは変わらなくても、少しだけ軽く感じるようになる。
愚痴を言ったり、傷をなめあうことは、よくないように思われるが、そういうときは、それも必要なのだ。

分かち合うことで、気持ちの整理ができたり、次へ進むことができる。
そんな友は、人生の宝である。

どっちもいい

「どっちもいい」

こうでもいいし
ああでもいい

どっちでもいいし
どっちもいい

一つに決めない

こうでないとと決めると
こうでないときに苦しくなる

どっちも楽しい
なら
どっちになっても楽しい

こうでないといけないと
考え方を決めると

そう考えられない自分を責め
そう考えていると思い込み
苦しくなる

もっとゆるくゆるく
気楽に気楽に

どっちでもいい
どっちもいい

(晶子)

毎日毎日、禅の言葉を書いていると、さも自分は悟ってきたような気になる。でも、全く悟ってないし、人間がちっちぇー。
弱いし、みっともないし、嫉妬もするし、寂しくなるし、孤独に押しつぶされそうにもなるし、自分が大事にされてないと思うし、でもでも、それをそんなことないと強がる。
どんなときでも、おっきなふりして、平気な顔をする。

それは、こういう考え方でいないといけないと、自分を抑えつけていたような気がする。

揺れたらいいのだ。
もっと自然でいいのだ。

もっと軽くいきたい。


今日も素敵な一日になりますように🎵