こんにちは。
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令和４年４月１日より 、成人年齢が１８歳に引き下げられました
テレビや新聞などで大々的に取り上げられているので、
皆さんご存知のことかと思います。
成人になると、「自ら契約ができる」ようになります。
つまり、
携帯やスマホ、インターネットなどの契約
クレジットカードを作る
などの様々な契約が、親などの同意がなくてもできるようになるのです。
とはいえ、今の１８歳の皆さんのほとんどが、高校生や大学生ですので、
まだ十分な社会経験を積んでおられませんよね。
成人になるまで、つまり未成年の間に親などの同意なく契約をした場合
その行為を取り消すことができるという「未成年者取消権」という権利が認められています。
しかし、今後１８歳以上の方には、
この未成年者取消権が利用できなくなってしまうのです。
そのため、特に成人になったばかりの方は、
くれぐれも契約には十分に注意していただきたいと思います。
Alina KuptsovaによるPixabayからの画像
当事務所では債務整理（お金を借りてしまって返せなくなった方の法的な整理）のお仕事も
多くさせていただいています。
ほとんどの方が、 最初に借り入れる時は
「これくらいの金額ならば頑張って働けば、十分に返せると思っていた」
というようなことをおっしゃいます。
それがだんだんとエスカレートして、借入額が膨らんでしまい、
ついには、返済するために新たな借入をするという自転車操業に陥ってしまい、
最初に契約で決めたとおりの返済ができなくなってしまうのです。
今は、インターネットを通じてお買い物をする方が多いので、
クレジットカードはなくてはならないものになってきています。
しかし、クレジットカードは後払い、つまり借金をして買い物をしているのです。
すぐに返済するとはいえ、
「自分は借金をしているのだ」という自覚をしっかりと持って、
自分で管理できる以上のお金を借りることのないよう、くれぐれも気をつけていただきたいと思います。
そのためにも、何か大きな買い物をするなど
大きな決断をしないといけない時は、
すぐに返事をするのではなく、周りの信頼できる人に相談をして、
また、時間をおいて、ご自身でもじっくりと考え直してから返事をするように心がけてください。
なお、喫煙、飲酒、競輪競馬などのギャンブルは、２０歳以上からしかすることができません。
この点には、変更がありませんので、ご注意くださいね。
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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