みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary 

神戸市北区で相続、成年後見、生前整理のご相談をお受けし、トータルで支援している司法書士、行政書士の事務所です。

エンディングノートを作成する~まとめ~

2021-02-25 10:00:00 | エンディングノート

こんにちは。

本日も、みやけ司法書士・FP事務所のブログにご訪問くださいまして、ありがとうございます。

当事務所のHPはこちら → https://www.miyake-hyogo.com/

生前整理(一般社団法人生前整理普及協会HP)についてはこちら→ https://seizenseiri.net/

 

この1か月、エンディングノートに関する投稿をさせていただきました。

今回が、一応最終回ということで、まとめをさせていただきます

 

これまで、エンディングノートを

アナログ(手書き)で作成する場合と

デジタル(パソコン、スマホなど)で作成する場合の特徴についてみてきました。

 

どちらもメリットデメリットがあり、

皆さまそれぞれの得手不得手もありますから、

ご自身が作成しやすいと思われる方法で作成していただきたいですし、

アナログとデジタルの混合型で作成するのもよいと思います。

 

私は、アナログとデジタル混合型で作成しています。

自由に書きたかったので、

市販のノートやインターネットからダウンロードできる書式を参考にしながら、

抜き差しできるルーズリーフで、オリジナルのノートを作成しています。

 

混合型にしたのは、

財産など今後変更になる可能性が高い部分はパソコンのデータで保存しておいた方が、

手直しが楽であること、

その一方で、自分の過去は変わることはなく、

手書きの方がその当時の様子を思い出しやすいことや

大切な人へのメッセージは、手書きで心をこめて書きたかったという理由からです。

 

みなさんも、ご自身にあったやり方を見つけてくださいね

 

なお、特に注意していただきたい点をあげておきます

① もしもの時に見つけてもらえる状態にする。

② ノートの内容を実行してもらう人について検討する。

③ エンディングノートに法的拘束力はない。

 

① もしもの時に見つけてもらえる状態にする。

しつこいくらいに何度も書いてきましたが、

あなたが「エンディングノートに記載したことを実行してもらいたい」と考えていても、

ノートの存在に気付いてもらえなければ、叶えてもらうことはできません

 

特にご葬儀に関することは、

お亡くなりになった直後で、ご家族は動揺しておられますし、

すべきことが多々あるため、ゆっくりとあなたのエンディングノートを探す余裕はありません。

エンディングノートを作成していること、

実行してもらいたいことを書いていること、

ノートの置き場所を伝えておき、

参考となる資料(葬儀社の見積もりなど)とあわせて置いておくようにしましょう。

 

② ノートの内容を実行してもらう人について検討する。

あなたに頼りになるご家族がいれば、

もしものことがあっても、その方がお手続きをしてくださるかもしれません。

しかし、ある特定の方にお願いしたいのであれば、

①でご説明したように、その方にノートのことをお伝えしておくようにしたいですね。

 

もしもの時の手続きをして下さる方がおられない場合は、

第三者に依頼することを検討しなくてはなりません。

お亡くなりになった後の諸手続き

(ご葬儀の手配、関係者への連絡、納骨、病院や施設等の費用の支払い、

自宅の賃貸借契約の解除、家財道具の処分など)

を、依頼するには、「死後事務委任契約」を締結する必要があります。

 

③ エンディングノートに法的拘束力はない。

第1回目(2月1日のブログ)にも記載しましたが、

エンディングノートは、

自分自身を振り返ることで、自らの棚卸と気持ちの整理をし、

また、自分にもしものことがあった場合には

家族や支援してくれる人たちに、伝えたいことを書いておくことで、

ご家族や周りの方が困らないようにするためのものです。

 

いくらエンディングノートに、

ご自身がお亡くなりになった後の財産の分け方を記載していたとしても、

遺言書のような法的拘束力はありません。

あくまでも、あなたがそのように考えていた…ということにとどまります。

 

ご家族があなたのエンディングノートをご覧になって、

「あなたのお気持ちに沿いたい」というお考えになられれば、そのように財産分けをされるでしょうし、

そうでなければ、法律に基づいた法定相続分によって分けたり、

相続人間の話し合いで別の分け方をする遺産分割協議がなされるかもしれません。

 

財産の処分方法などに法的拘束力をもたせようとするのであれば、

遺言書の作成を行ったり、死因贈与契約を締結する必要があります。

 

Samuel F. JohannsによるPixabayからの画像

 

エンディングノートは、書いていくうちに、

今のうちに処分できる財産があれば処分する、

葬儀社について調べてみる

死後の手続きや遺言書について相談に行く…など、

すべきことが明らかになってくるかと思います。

ぜひ、エンディングノートを、考え、行動するきっかけにしていただきたいのです。

 

あわせて、これからの人生を充実したものとするために、

今までの人生でやり残したことは何か

やりたかったけれど、できなかったことは何か

ということも考えて、実行していきましょう。

 

何度も書いてきましたが、

エンディングノートは、1回書いて終わりというものではありません。

事情が変わって、内容を変更せざるを得ない場合もありますし、

ご自身の考え方が変わってしまうこともあります。

 

少なくとも、毎年1回、お誕生日などに見直して、

1年を振り返るとともに、

エンディングノートの記載内容をチェックするようにしたいですね。

 

どんどん更新して、あなただけの素敵なエンディングノートを作成してください

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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 このほかにも、「生前整理」や「エンディングノート作成」に関することなど

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 内容や日程はご相談ください。(費用は内容や人数によって異なりますので、お問い合わせください。)

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エンディングノートを作成する~デジタル編2~

2021-02-22 10:00:00 | エンディングノート

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前回に引き続き、デジタル編です。

前回の投稿 エンディングノートを作成する~デジタル編~ はこちら ↓ ↓ ↓

https://blog.goo.ne.jp/miyakeoffice/d/20210218

 

前回は、

デジタルで作成するのであれば、

① インターネットからダウンロードできるワード版のエンディングノートを利用する。

② 自分でオリジナルの書式を作成する。

のいずれかをお勧めしています。

と、お伝えしました。

 

今回は、少し掘り下げていきますね。

 

① インターネットからダウンロードできるワード版のエンディングノートを利用する。

インターネットでダウンロードできるエンディングノートは、

PDF版だけではなく、ワード版も提供されています。

 

例えば、手書きのノート編でお伝えした次のノートは、

PDF版とワード版の両方が提供されていて、好きな方をダウンロードすることができます。

・日刊葬儀新聞社のエンディングノート(全130ページ)

http://recordasia.co.jp/funeral/free_endingnote.php

・自分史・エンディングノート百人百想(全54ページ)

https://www.100sou.jp/100sou-endingnote.html

 

このほかにも、

マイクロソフトが提供しているエンディングノートもあります。

https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/template/result.aspx?id=13933

 

提供されているエンディングノートは、は一般的な様式になっているので、

その人その人の状況に応じて、

不要な項目があったり、

足りない項目があったりします。

 

全く一から作成するとなると、何を書いたらいいのか分からない…という方は、

このような書式を利用して、書いていただければよいのではないかと思います。

 

だんだんと慣れてこられたら、

せっかくワード版をダウンロードされたのですから、

ご自身が使いやすいように、アレンジしてくださいね。

 

② 自分でオリジナルの書式を作成する。

ダウンロードしても、結局自分が使いたいようにアレンジするのであれば、

もう最初から自分で作っちゃおう

と、思われる方もいらっしゃるかと思います。

 

デジタルでエンディングノートを作ろうと思われる方ですと、

たいていパソコンの取扱いには慣れておられるのではないでしょうか。

 

それであれば、

市販のノートや無料配布されているノートなどの項目を参考にしながら、

オリジナルで作ってみるのもよいかと思います。

手書きで表をつくるのは、ちょっと面倒ですが、

パソコンだと簡単に作ることができますね。

 

ワードやエクセルなど、

ご自身が使いやすいと思われる形式で作成してください。

 

コツは、最初から構成をいろいろ考えるのではなく、

思いつくままにどんどん羅列していくこと

パソコンだと、移動もコピーも自由自在です。

構成は後から考えても大丈夫。

実際に書くうちに、「あれも書いておかなくては」と気づくことが多々ありますよ。

 

デジタルでエンディングノートで作成し、保存しておくのであれば、

一緒に、動画や音声ファイルも保存しておくといいですね。

パソコンで入力したメッセージは、何となく味気ないもの。

手書きのメッセージの方が、気持ちは伝わりやすいです。

ただ、そこに、動画や音声でのメッセージを加えると、また違った味わいになります

 

写真やイラスト貼り付けたり、

あなたのアイデアで、

どんどん楽しいエンディングノートを作成してくださいね

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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エンディングノートを作成する~デジタル編~

2021-02-18 10:00:00 | エンディングノート

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今回も引き続き、エンディングノートに関すると投稿です。

前回までは、3回企画で、

手書きする場合について、ご案内してきました。

 

① 市販の、あるいは配布されているノートに書く  ↓ ↓ ↓

2021年2月8日のブログ記事一覧-みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary (goo.ne.jp)

 

② インターネットのホームページ上からノートをダウンロードして手書きする ↓ ↓ ↓

2021年2月11日のブログ記事一覧-みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary (goo.ne.jp)

 

③ オリジナルのノートを作成する ↓ ↓ ↓

2021年2月15日のブログ記事一覧-みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary (goo.ne.jp)

 

そして、今回は、

デジタルで作成する場合について、検討していきます。

stokpicによるPixabayからの画像

 

以前にもお伝えしましたが、

デジタル、つまりパソコンやアプリなどで作成する場合のメリットは、

・書き直しが簡単

・パソコンに慣れている人には楽

・字が書ける状態でなくなったとしても、作成できる

・複数人で共有することができる

・パスワードをかけて、人に見られないようにすることができる

 

デメリットは

・作成した時の気持ちが伝わりにくい

・単調な印象となってしまう

・パソコンに慣れていないと、かなりの時間がかかる

・印刷せずにデータで残しておくと残された人が見つけられないかもしれない

(印刷しておくことで、回避は可能です。)

・作成する時期によっては、長期間の保存となるので、

 アプリを利用した場合、必要なときにそのサービスがなくなっている可能性がある

 

アナログ(手書き)とデジタル(パソコン等)の違いについては、こちら ↓ ↓ ↓

2021年2月1日のブログ記事一覧-みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary (goo.ne.jp)

 

デジタルで作成するのであれば、

① インターネットからダウンロードできるワード版のエンディングノートを利用する。

② 自分でオリジナルの書式を作成する。

のいずれかをお勧めしています。

 

市販のCD付きのエンディングノートを購入する方法もありますが、数は少ないです。

 

また、スマートフォンなどで利用できる無料のアプリもありますが、

エンディングノートは、何十年も先に見る可能性があるものです。

 

そのときまで、そのアプリのサービスが継続している保証がないのです。

実際に、サービスが停止されてしまったアプリもあります。

さらに、今は無料でも、後日有料なるものがあったり、

機種変更した際にデータが移行できるか…など、不安要素がぬぐえません。

 

販売されているパソコンソフトでは、

ソースネクスト株式会社の

「はじめてのエンディングノート2」(ダウンロード版 3,990円(税抜き))があります。

https://www.sourcenext.com/product/pc/use/pc_use_002460/

 

さすがパソコンソフトを開発・販売している会社だけあって、

年賀状ソフトの「筆まめ」の住所録をそのまま読み取りできるなど、

便利な機能がついています。

 

このソフトは1製品につき、1ライセンスなので

複数のパソコンにインストールすることできませんが、

パソコンの買い換えた時など古いパソコンの登録を解除すれば

新しいパソコンにデータ移行できます。

ただし、こちらでもサポート期間は、製品販売終了後1年までです。

 

デジタルで残すときは、

紙のノートを書いておくよりもしっかりと

周りの人にエンディングノートの存在を伝えて、

どの端末(パソコン、スマートフォンなど)に入っているのかを分かるようにしておく必要があります。

また、パスワードをかけている場合は、解除できるようにしなくてはなりません。

 

必要なときに、必要な人に見てもらうことができなければ、

あなたの想いが誰にも伝わらないことになってしまいます。

そういったことも考慮すると、印刷しておく方が安全ですね。

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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エンディングノートを手書きする~3~

2021-02-15 10:00:00 | エンディングノート

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今回も引き続き、手書きでエンディングノート作成する方法について検討していきます。

 

何度もしつこいですが

エンディングノートを手書きする場合、次の方法3つの方法があるとお伝えしました。

① 市販の、あるいは配布されているノートに書く

② インターネットのホームページ上からノートをダウンロードして手書きする

③ 白紙のノートに、自由に書く

 

そのうち、前回は、

① 市販の、あるいは配布されているノートに書く

については、 「エンディングノートを手書きする~1~」 ↓ ↓ ↓

2021年2月8日のブログ記事一覧-みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary (goo.ne.jp)

 

② インターネットのホームページ上からノートをダウンロードして手書きする

については、「エンディングノートを手書きする~2~」 ↓ ↓ ↓

2021年2月11日のブログ記事一覧-みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary (goo.ne.jp)

 

そして、今回は、いよいよ

③ 白紙のノートに、自由に書く  です。

 

市販のものや配布されているノートには、書く内容や記載欄がすでに入っています。

何について書いたらいいのか分からない…という方は、

これらのノートに従って書いていけば、必要な事項を記載することができます。

 

しかし、その一方で、

不必要な記載欄があったり、

一方、書きたい内容についての記載欄がなかったり...

と、不自由な側面もあります。

 

もっと自由に書きたい

という方は、いっそのこと、何もない白紙の状態で、一から書くのもよいでしょう。

 

お気に入りのノートやルーズリーフを利用するのもいいですし、

イラストを描いたり、

思い出の写真を貼りつけたり、

シールやマスキングテープなどで、飾りつけをしたり、

工夫次第で、どんどん素敵なノートになっていきます

自分らしさを存分に発揮して、

自由にエンディングノートを作成するのはとても楽しいです

 

必要な項目は、

配布されたノートやインターネットでダウンロードできるノートを参考にしましょう。

 

主な項目としては、

・自分の過去を振り返る

・過去を振り返って、これからの自分はどうありたいのかを考える

・あなたの情報(健康・介護保険証の番号、年金番号など)

・医療や介護の希望

・葬儀や埋葬の希望

・何かあったときに連絡してもらいたい親戚・友人・知人・団体

・財産(預貯金、不動産、株、生命保険、負債、クレジットカードなど)

  ※ネットバンクやネット証券も忘れずに

・大切な人へのメッセージ

などです。

 

そのほかにも、

ペットのことや、

パソコンやスマホなどのパスワード(生前に見られないように工夫してください)

といったことも書いておくと、残された方が慌てずにすみます。

あなたが「伝えておきたい」と考えることは、思いつくまま、書いておきましょう。

 

オリジナルのエンディングノートを作成するときの注意点は、

・エンディングノートとして必要な情報を書き忘れないように注意する。

・大学ノートのような、追加ができないノートを利用する場合は、

 あとで、書き足せるよう余白を多めにとる。 

・他の人がみても、どこに何が書いてあるか分かるように、目次やインデックスをつくる。

 (ルーズリーフを利用する場合、

  ページ数に枝番を入れると、後から別の項目を追加しても分かりやすいです。

  1-1、1-2、1-1-1,1-1-2、1-2-2…など。)

・そのノートがエンディングノートであることが、すぐに分かるようにする。

 (タイトルを書いて、もしもの時にみてもらうファイルと一緒にしておくなど)

 

また、実際にノートを作成している最中に、

今は使っていない銀行口座やクレジットカードなどの不要なものの存在に気付いたら

早々に解約しましょう。

 

StockSnapによるPixabayからの画像 

 

「どうしたいのか考えてから、エンディングノートを書こうかな」

と思っていては、いつまでたっても書けないので、どこからでもいいので、とりあえず書いてみましょう。

最初から完ぺきなノートを作れる人なんていませんし、

考え方も変わっていくものです。

 

何度もお伝えしているとおり、

エンディングノートは定期的に見直すもの。

見直して、どんどんバージョンアップしていきましょう

 

ぜひ、楽しみながら、

オリジナルのエンディングノートを作成してくださいね

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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エンディングノートを手書きする~2~

2021-02-11 10:00:00 | エンディングノート

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今回も引き続き、手書きでエンディングノート作成する方法について検討していきます。

 

エンディングノートを手書きする場合、次の方法3つの方法があるとお伝えしました、

① 市販の、あるいは配布されているノートに書く

② インターネットのホームページ上からノートをダウンロードして手書きする

③ 白紙のノートに、自由に書く

 

そのうち、前回は、

① 市販の、あるいは配布されているノートに書く

について、見ていきました。

前回の投稿 「エンディングノートを手書きする~1~」はこちら ↓ ↓ ↓

2021年2月8日のブログ記事一覧-みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary (goo.ne.jp)

 

今回は、

② インターネットのホームページ上からノートをダウンロードして手書きする

について、検討していきます。

StartupStockPhotosによるPixabayからの画像

 

インターネット上では、

多くの行政や企業などがエンディングノートのデータを無料配布しています。

多くはPDFファイルとなっていますが、ワード版も提供されていることがあります。

これらのデータをダウンロードして印刷し、書き込んでいきます。

 

ホームページからダウンロードする方法のメリットは

・エンディングノートのデータを無料で手軽に入手できる

・書く前に記載欄の内容を確認できる

・不要な部分は印刷しないで、省略できる

・書き直す場合も、そのページのみを印刷して書き直せば、すぐに差し替えが可能

・記載欄が不足しても、追加でその欄を印刷することができる

 

デメリットは、

・パソコンに不慣れな場合は、ダウンロードや印刷することができない

・自分でファイリングするなど、ばらばらにならないように工夫する必要がある

・書き方の記載例がない場合が多い

・自分の書きたい項目がなかったり、記載欄が少ないことがある

 

それでは、どのようなファイルがあるのでしょうか。

 

1.自治体配布のノート

自治体作成のエンディングノートは、シンプルなものが多い印象を受けますが、

自治体独自が作成している場合は、

その地域の情報(相談窓口や歴史など)が掲載されていることがあります。

一度、お住いの自治体がエンディングノートを作成しているかご確認なさってはいかがでしょうか。

 

また、第一生命保険株式会社が「大切な方への絆ノート」のデータを自治体へ無償提供しているので、

そのデータを利用した自治体も多くあります。

東京の立川市版です ↓ ↓ ↓

https://www.city.tachikawa.lg.jp/koreifukushi/documents/kizunahaihu.pdf

 

このデータを利用している自治体の「大切な方への絆ノート」は、

内容は同じで、表紙と裏表紙が異なるものになっています。

 

2.企業作成のノート

・日刊葬儀新聞社のエンディングノート

http://recordasia.co.jp/funeral/free_endingnote.php

130ページもあるのに、なんと無料なのです。

自分史や家族の思い出、大切な人へのメッセージ、

そのほか、医療・介護、葬儀、財産に関することまで、しっかりと書き込むことができます。

 

・自分史・エンディングノート百人百想

https://www.100sou.jp/100sou-endingnote.html

こちらも55ページというボリュームです。

前半は自分史、後半にもしもの時に必要な情報を記載するようになっています。

 

今回ご紹介した2つのノートは、どちらもワード版、PDF版が提供されています。

ありがたいですね

ただ、分量が多いので、不要な箇所は削除し、

必要なところのみ記載することをお勧めします。

 

このほかにも、無料でダウンロードできるエンディングノートが数多くありますので、

いろいろ調べてみてくださいね。

 

前回も申し上げたように、まずは書くことが大切です。

最初はどのように書こうか…と悩むかもしれませんが

書き始めたら、意外と書けるものです。

ぜひ、チャレンジしてくださいね

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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 このほかにも、「生前整理」や「エンディングノート作成」に関することなど

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