タイ・バンコクの庶民の生活に迫る!

~タイの庶民の生活とは? 一歩でも近づくために~

フィアット1100クラシック

2007年09月16日 | 友達のこと
取材の帰り、途中でバスを降ろしてもらう。
珍しい車が置いてあった。
フィアット1100Specialだろうとおもう。多分1962製では。
こういう高温多湿の国でこういうノスタルジックカーを保存させていくのは大変なことだと思う。
多分、エンジンは既に別のものに変えられている。ミッションはオートになっていた。
たまたま店のオーナーがいたが、あまり売りたくなさそうだった。何年も置いてあるということで、オーナーも動くかどうか、補償できないのだろう。
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バンコクバス乗車時のなぞ

2007年09月16日 | バンコクバス物語
15日朝からバンコクバス大衆輸送公社(BMTA)の取材。
11番の始発からずっと乗って、車庫まで行って、乗務員と管理者にインタヴューしてきた。93.11.206は同じくシーナカリンの車庫の管轄バスである。
車庫ごとに経営が違う感じである。
実はこの郊外にある車庫が始発で街中にあるのはあくまでも折り返し場所らしい。
この車掌が持っている運賃領収の切符が入っている「筒」はクラボーと呼ばれる(まさに筒の意味)これは個人でそろえるそうだ。つまり家に持って帰る。
中のロール状の切符も失くしたら自分で買うそうである。
他に一日基本的には8時間労働であること。最低路線は2往復しなければならないこと。乗車賃にスライドしたコミッション制は存在しないなどを聞いた。
バンコクバス(大衆輸送)公社の発足は1975年。当時は学生革命で生まれた民主政権だった。当時24の民間会社が独自でバンコクにバスを走らせていた。75年の大洪水の際、この24社は一斉に政府に値上げを申請したが、国民からの反発を恐れた当時のククリットプラモート首相は値上げを認めずバス会社は反発した。
仕方なく政府はこれは政府自身でバスを運行しない限り、このような問題は続くということですべてバス会社を車両ともども買い取って、「バンコク輸送株式会社」を設立したものの、法律違反の疑いが出て、現在の「公社」の形態になったようだ。もともと別の会社に雇われた人々だから、路線ごとにずいぶんカラーが違うのも当然だろう。
コメント (1)
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