ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

こんな偶然があるんだ・・・

2015-07-08 23:44:53 | 私(みぃみ)
元上司から葉書きが届きました。

例の先輩の仕事を引き継いだ後に、転勤してきた上司です。
とってもお世話になった方です。

季節の挨拶、近況の後に・・・

旅先で知り合い、その後、10年間、交流のある方がいて
先日、自宅に招かれたそうですが、帰ってから住所を確認したら
我が家と番地が一緒であることに驚き、すぐ、その知人に確認すると
私のことをよく知っていたとのこと。

今度、また招かれた時には連絡を入れますので・・・

という内容でした。

上司のお知り合いの方は、自治会の中で精力的に活動されている方で
今年、役員になったことでご縁ができた方。

まさか、その方と上司が知り合いだったとは・・・
なんという偶然なんでしょう。


私が働いていた職場では、男性は出世欲のある方がほとんどで、
そのためには、家族が犠牲になっても仕方がないと思っていた方がほとんどでした。

終電に乗れず会社に泊まったり、休日出勤になったり・・・
夏休みがなかったり・・・そんなことはよくありました。

私も有給を入れていても、仕事が立て込み、有給を取りやめにしたことが何回もあります

皆もそうだし、そんなものだと思っていたのですが・・・


その上司は、役職にはついていましたが、それ以上の役は望んでおらず、
ご自分の趣味やご家族との時間を大切にされる方でした。

男性は自分の仕事が終わっていても、自分より上の役職が残っていると帰りにくいようですが、
その上司はお構いなく帰ります。

有給も月に一度は必ずとります。
私にも「月に一度はとろうね」と
私が取れるように、ちゃんとサポートをしてくださるのです。

フルートを習っていて、夏休みにヨーロッパに演奏旅行に行かれたり
テニスを学生時代から続けていて、土日のどちらかはプレイをされたり、

ご自分のために、ちゃんと時間を確保されていました。

だから、出世できなかったのかもしれませんが
(あの職場ならそうでしょう・・・)



でも、上司が自分の人生を楽しんでいる姿を見て、

あ、これでいいのかも・・・

と思ったのを覚えています。


そうそう、上司は常にレディファーストでした。

ドアを開けて女性を先に通してくれたり、乗り物の乗って席が空くと
「女性が座るもんだよ」とご自分は絶対に座りませんでした。

職場の女性の食事会が、1年に1回くらいあったのですが、
レストランに行くと、上司がワインを1本、差し入れてくれていたこともあります

そんな心憎い気配りができるのは、その上司だけ。
皆で感動したことを覚えています。


上司は今、テニス、水泳、フルートで忙しい日々のようです。
奥様との旅行も楽しまれているとのこと。

素敵ですね。


本当に上司と再会できるかな。

楽しみに待っていようと思います




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