ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

子どもを救った母親の一言

2018-05-17 23:18:17 | 私(みぃみ)
昨日は友達と新大久保に行ってきました。

彼女と会うのは、年に3回くらいかな。
会う時は必ず、新大久保でデートです。

到着したら、まずはランチ。

どのお店も、チーズタッカルビを全面に押し出している中、
やっぱサムギョプサムでしょ!という私たち。




食べました!

場所をかえて、パッピンスも(韓国のかき氷)
パッピンスといえばやはり、きな粉かな。
おいちい~



友達は中学の時のママ友です。

同じ剣道部に所属していた女の子のママさんです。

ケン太は剣道部の顧問といろいろあり、
それがきっかけで学校を休むようになり、その後、完全不登校になったのですが、

彼女の娘さんも「剣道部を辞める」というところまで追い込まれたことがあります。

剣道部には女子が二人だけでして、
もう一人の女子が学校を休みがちになったのです。

それだけではないのですが、顧問の指導のことも大きく影響していたのです。
怪我をしたので、診断書を提出し見学を申し出たのに、
練習に参加させたり・・・などがあったようです。

でも「〇〇が学校に来なくなった原因は、おまえしか考えられない」と、
友達の娘さんが顧問に責められ、
(責任をとって?)「その子と連絡をとりなさい」「家に行ってみなさい」など強要されたようです。

ある時、娘さんが体調不良を訴えたそうです。

「お腹が痛い」

病院でまずは触診すると、どこを押しても「痛い」と。
念のためエコー検査を受けても、異常が見つからない。

まずどこを押しても「痛い」はあり得ないそうで、
「お腹は病気じゃないね。心療内科に行ったほうがいい」と帰されたそうな。

また別の日には

「目が痛い。痛くて開けられない」と。

診察してもらっても目に異常はなし。

「先生にはこの病気は治せないな~そんなに痛いなら、鉄格子がはめられている病院に入院しないといけないよ」と
脅され、仮病であったことを白状したそうな。

「なんで嘘をつく!!」と激怒し叱りつけたら、

「だって学校を休みたいって言ったら怒るでしょ?病気だって言えば休めると思った」と。

学校に行かなければ部活に出なくて済む。
つまりは、部活に出たくないというのが理由だったようです。

その後、学校には行きましたが、
そのうち、身体に発疹ができ、それが段々大きくなり全身に広がっていったそうです。

病院で処方された軟膏を塗っても、飲み薬を飲んでも、酷くなっていく。
ついには、使用できるのは1週間だけという、一番強いステロイドが処方され、
それでも快方に向かわなかったそうな。

病院の先生に運動を止められていたので(汗がいけない?)
友達は担任と顧問に事情を説明し、部活は見学をお願いしたらしい。

でも、顧問は防具さえ付けなければいいのだろうと、
校庭の外周ランニングを何周もさせたとのこと。

友達がそれを知り抗議しましたが「走らせただけですが」と顧問は悪びれもなく言ったそうです。

その頃から、娘さんは「剣道部を辞めたい」と言い始めたそうな。

担任は、このまま部活を続けたら、学校にも来れなくなってしまうと危惧し、
本当は本人が顧問に退部届の用紙をもらわないといけないけど、
担任が用紙をもらってきて「辞めさせた方がいいと思います」と友達に渡したそうな。

友達は、部活を辞めると進学に不利になると、これまで辞めることに躊躇していたけど、
さすがにここまでくると、そうは言っていられないと思ったそうです。

「部活を辞めていいよ」

それを言った二日後に、身体中にあった発疹がひいていったそうな。

その時にどれだけ部活のストレスが身体を蝕んでいたのかがわかったそうです。

でも、結局、娘さんは部活を辞めませんでした。

「辞めていいよ」と言われたことで、気持ちが軽くなり
この先、いつでも辞めようと思ったら辞められる。
だったら、もう少し頑張ってみようかな・・・と思えたんだそうな。

そして3年生の引退の日まで無事、続けることができました。

顧問が何か変わったわけではないのです。
ずっと、相変わらずですから

母親のたった一言だけです。

それが娘さんに乗り越える力を与えたのですね。

その後は体調不良も訴えなかったそうです。


母の思い
母の一言

どれだけ子どもに影響を与えるものなのか・・・

救うことも
追い詰めることもできてしまう。

考えさせられますね。





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いい人でなければならない?

2018-05-17 00:03:57 | 思うこと
私はお見合いというものを何回かしています。

当時、一番仲がよかった友達が親戚のおじさんに紹介された男性と見事ゴールインしたんです。

彼女が友達もまだ相手が見つかっていないと話すと(私のことですね
では、紹介してあげるとお見合い話を持ってきてくれました。

二人紹介され、お会いしました。
どちらの男性も、真面目で優しそうでしたが、結婚となると・・・やっぱ無理だ!と思い、
お断りしたんです。

するとそのおじ様からお手紙が届きました。

「二人とも真面目で申し分のない人間である。結婚するのなら、こういう人とするべきではないかと思う。
こんな、いい人を断るなんて、あなたは少し我儘ではないですか?あなたは完璧な人間ではないはずだ。
理想が高すぎるのも程ほどにしなければならない。もう少し身の程を知った方がいい」

このような内容でした。

もうね。若かったし、そうとう傷つきましたよ。

紹介してくれた友達も、

「そこまで言うなんて酷い。〇〇(私)がかわいそう。ごめんね。ごめんね・・・」
と言ってくれたので、少し救われましたが。

いい人だから結婚しなさいってこと?
断ったら人格を疑われるってこと?

それはないよね・・・と悶々とした気持ちが残りました。



先月くらいでしょうか、

料理教室のメンバーの知り合いで、
結婚相手を探している30代の男女がいるということで、引き合わせたようなのです。

最初、二人だけで会って「楽しくお話できた」とそれぞれから連絡があったので、
脈ありと思っていたようですが、
先日、すでに1か月経過している時点で確認してみると、今、会ってないことが判明。

でも、お互いに断ったわけではなく、
どちらからか連絡を入れれば、会う?という状態のようでした。

つまりはお互いに可もなく不可もなくということ?
相手の出方を待っている?

ということは、つまり、
どちらも「是非、付き合いたい!」というほどの気持ちにはならなかったということだと思います。

紹介した友達がちょっと残念そうに・・・

「彼女はお落ち着いているし、いつも笑顔でお不平不満も聞いたことがないし、本当にいい人なの。
結婚するのなら、こういう人がいいっていう人なの」としきりに言っていました。

「いい人」という言葉に敏感に反応する私

「でもさ、いい人だからって好きになるわけじゃないしね。
そういう人を結婚相手に求めている人ばかりでもないし。
人間の好みはそれぞれだから、周りがいいと思っても本人がどうかはわからないよね」ってつい

彼女も・・・

「確かに・・・」と言ってくれましたが



そういえば、私の最初の結婚相手も親戚皆に

「〇〇はこんな優しい子はいないと皆に言われている。本当にいい奴だから。
太鼓判を押す。保証するから!」って言われたんですよ。

でも、ふたを開ければ、二重人格者。
冷酷な裏の顔を持つ人間でした。

私、それ以来「いい人恐怖症」なんです。

だから、いい人ぶらない、常に毒を吐き、素の自分を見せていた
主人に惹かれたのだと思います。
「いい人」に騙されない安心感みたいなものがあったと思います。
少なくとも二重人格ではないことだけはわかりましたから。


誤解のないように言っておきますが、
「いい人」が苦手なわけではないです。

私の周りには「いい人」がたくさんいます。

ただ必ずしも「いい人」である必要がないと思っているだけです。

「いい人」って「いい人」っていうレッテルを貼られてしまうので、
そのイメージを保とうとしてしまうものです。
それで負の部分の自分をさらけ出すことが怖くなってしまいます。

時に、苦しくなってしまうことも。
「いい人」を演じることに。

どうか無理しないでほしい。


だから、子どもに「いい子」であることを望まなくてもいいと思います。

「いい人」ほど「いい子」に育てようとします。


どんな子も「愛される」ために生まれてきたのです。

個性を持った子どもたち。

それぞれがそれぞれの光を放っています。

それぞれの場所で輝けますように。。。



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