ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

「大物」になり切れず(^-^;

2020-10-06 23:36:52 | 思うこと
今日はピアノの日でした。

最近、レッスンが終わると、その開放感から抜け出せず、しばらくピアノに触れず、呑気に過ごし、
3~4日前から「やばい・・」と焦りだし、ラストスパートをかけるというパターンになっています

3~4日前にしばらくぶりにピアノに向かうと、思い出すのが大変
1日は思い出す作業に費やす。残り2日、3日は必死です。
昨日は家事や買い物の合間合間にピアノ。夜は1時間みっちりやって、ここまでやれば大丈夫かなというところにたどり着きました。

テレビを観ていたケン太が、うるさいと思ったんだろうね「ピアノまだやるの?」と。
「明日、ピアノなの。必死なの。夜10時まで!」
「一夜漬けってことね」と

ほぼ当たっているので何も言えません(笑)
しょうがないです。あなたの母親は、ギリギリ女なので


ピアノの先生に聞いたのですが、今週末、ピアノの発表会があるとのことでした。
例年、7月末なのですが、コロナで延期になったとのことでした。

今年はまだコロナが心配と、発表会を辞退する生徒さんが何人かいるとのこと。
コロナに関係なく、辞退する生徒さんがいるのかどうかを聞いてみると、
毎年、20人にひとりくらいの割合でいるそうです。
舞台で演奏するなんて絶対無理と、大泣きしちゃう子もいるそうでして。
最近はメンタルの弱い子が増えているとのことでした。

それでも先生はなるべく参加の方向に向かわせるそうです。
嫌がっていた子も、いざ舞台にあがってみると、次の年からは大丈夫になったりもするので、
背中を押してあげたい。
最初の一歩を踏んで成功体験を積んで欲しいということでした。


ケン太がピアノを辞めたのは、発表会がきっかけでした。

友達と遊ぶのが忙しく、レッスンの日も友達が遊びに来ていて、
レッスンの時間になったら、友達を部屋に残し、ひとり出て行く。
帰ってきてからまた遊ぶという・・・そんなことしていたので。

さっぱり練習しないし、本番はどんどん迫ってくるしで、先生に叱られて、それ以来ボイコットしたという
今日の話だと、叱られるとやるんだけど、そうじゃないとやらない。
本当に時間が無くなってきて、かなり厳しいところで、キツク叱ったそうですよ。
結局、逃げちゃったわけでして

先生の話によると、ケン太は発表会を捨てていたわけではなく、
間に合うと思っていたと思うと。
全然、心配していなかっただろうし、そういう意味では「大物」だと言っていました。

ギリギリなところは私に似ていますが
でも、私、そこまで「大物」ではありませんから。

一応、レッスン日に急遽、予定が入る可能性もあるので、
前日までにだいたい仕上げておくしね。
ケン太みたくレッスンなにもしないで行くなんて勇気ないし。

実際、今日お友達からお誘いがあり、買い物&ランチしてきました(笑)

ケン太はそんな大物感を漂わせながら、最後、逃げたわけですから。
学校でも、「不登校」という形で逃げてきたわけでして。

結局「大物」には、なり切れなかったという

練習不足でも発表会に参加し、上手くいかなくても、まあ、しゃあない・・とし、
先生に叱られようが、引き続き、マイペースでレッスンを続ける。

そこまでの「大物」なら、逆に大したものだと思ってしまいます!


当時はそのようには思えませんでした。
レッスンを休まなかったとはいえ、練習を真面目にやらないし、
先生には申し訳ないし、まったく~ですよ。

ただ、不登校だったケン太がまたピアノのレッスンに通えるようになったので、
また通えるようになるだけで、ありがたい・・・という気持ちはありました。

だから、これも心の中でちょっとイライラしていたくらいです。


親がちょっと・・・と心配してしまうことでも、
その「大物感」を漂わせ、突き通す大胆さがあること。

これは社会にでたら、決してマイナスとはいえないと思います。
むしろ、プラスに働くこともあると思います。

「学校」から「社会」へ、
その変化してきた環境の中で働いているケン太をみていると、
そう思えるようになってきました。




今日のランチです。



ロコモコとポキ。
ハワイアンなお店でした。

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