ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

あの時、あんなに心配性だったなんて・・・

2022-04-06 23:35:52 | 思うこと

今日から春らしい暖かな陽気がしばらく続くようです。

本格的な春の到来ですね。

 

明日、始業式のところも多いでしょうか?

新しい学年のスタートですね。

思い思いの新学期。

いいスタートが切れますように。。。

 

 

前回、定期券のことを書きましたが、当時のいろいろなことを思い出しました。

高校生からのリベンジである入学式。

再スタートを願い、ハラハラしていたことを。

 

入学式は、学校ではなく、我が家から10分くらいのホールだったので、車で送って行ったのですが、

車から降りた途端「気持ち悪い」と

「気持ち悪い」で動けなかったことを何回も繰り返していただけに、嫌な感情が沸き上がります。

どうなるかと思いましたが、しばし、外で新鮮な空気を吸って、吐き気が収まってから会場に向かいました。

 

実際に、15分くらいで車酔いになり、吐いてしまったこともあるので(小さい頃はよく車の中で吐きました)

車酔いなのかもしれませんが、当日の緊張感?が大きかったようにも思います。

でも、気持ちを整え、意を決して受付に向かい、すんなりと会場に消えていきました。

ケン太は、その場に来ることができれば大丈夫です。

そこから引き返すことはないです。プライドが高いので。

 

式では、ひとりひとり名前を呼ばれて、入学許可書を受け取るのですが、

確か、名前を呼ばれても、いなかった子が3名ほどいたと思います。

その後、クラスに1日しか来れなかった子、1週間くらいで来なくなった子・・・がいたそうです。

やはり、そこは通信制です。

不登校経験者が7割くらいいました。

皆が、高校からのリベンジを願っていたと思います。

リベンジを果たせた子、そうではなかった子がいると思います。

 

同じく「高校からは・・・」と思われていただろう、親御さんの気持ちを思うと切なかったです。

定期券の心配どころか、制服を購入しても、一度も着れなかった子もいると思うので。

 

入学式は、先生方が寸劇したり、コスプレしたりして、生徒さんと一緒に盛り上がる楽しいものでした。

先生と生徒の距離がとても近い。それがとても印象深かったです。

こんな入学式があるんだ・・・これが通信制の良さなのかも・・・と実感できるものでした。

 

式の最後、今度の日程などの連絡事項がありましたが、いつからお弁当がいるのか、それがはっきりしなかったので、

隣の席の方に「お弁当っていつからなんでしょうね?」と聞いたのです。

すると「そうですよね?でも、子どもが聞いてくると思うので」と。

はい!そうですよね

子どもが聞いてくればいいだけの話。

本当にもう~何、心配しているんだ、私って思いました。

 

遡ると、学校説明会にまずは私ひとりで行って、最後の先生との面談で、

「もし、途中でいけなくなったら?・・・」前提の質問を立て続けにしたら、

「随分、心配性ですね」と言われてしまいました

 

いやいや、他の方は心配ではないのですか?と逆に思ってしまいました

ほとんどの方は子どもの不登校を経験しているのにね。

あ、もしかしたら、他の方はお子さんと一緒に面談を受けていたので、聞きたくても聞けなかったのかもしれませんね。

実際に、次の学校説明会では、ケン太と一緒に行ったので、そういう質問は封印しました。

 

 

普段の私は心配性の自覚はないんです。

ママ友にも言われますし、義母にもよく言われていました(笑)

「〇〇さんは、細かいこと気にしないからいいのよね」とか。

 

なのにこの時は、どうしちゃったんでしょうね(笑)

やはり子どもこととなるとね。

ケン太、小学校で不登校、中学でも不登校・・・高校もだと厳しいという思い。

凄く凄く、気がかりだったのだと思います。

 

不登校ってどれだけ親のメンタルにダメージを与えるものか・・・ですよね。

 

結局のところ、問題は起きましたが、卒業することはできました。

終わりよければ全てよし!と思っています!(いろいろあったとはいえ

 

不登校は親の価値観までも変えてくれますね。

全てよし!ですから(笑)

 

でも、そう思えることが、ケン太にとってもいいことなんだと思います。

 

 

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