先日、認知症関連のセミナーを視聴しました。
『うつ病とADHD』というタイトル。
一見、認知症となんの関係が?と思われると思いますが、うつ病を発症している認知症の方も多いそうです。
そして、大人のADHDの約2割が、うつ病を併存しているそうです。(精神疾患全体を含めるともっと多い)
体の状態が、うつ症状と認知症と似ているのだそうです。
なんと講師の二人が、ADHDでした。
セミナーの内容というより、(有料セミナーなので、どこまで書いていいのかわからないし)
最後の質問コーナーで、質問に答える形でお二人から出た、鬱とADHDの話と、どう捉えるべきかの話を記事にしてみます。
お二人は、それぞれの部署で、所長を務めていて、セミナーの講師やユーチューブでの発信もしています。
いつもお目にかかっているお二人ですが、そうだったんだぁ~というのと、やっぱり?というのと
おひとりは、診断を受けていて、かつてADHDのリハビル施設に通っていたそうです。
もう、おひとりは診断は受けてないけど、落ち着きのない子で、座っていられず、いつも、教室の後ろに行って地べたで寝てたし、冬は寝袋をもってきて寝ていた。先生は諦めて何も言わなかった。宿題もなかなかできなかった。
今も会議など1時間以上は無理。長引くときは、途中、少し抜け出したりしているとのこと。
感覚過敏もあり、電気に敏感。家電店などは長くいられないそうです。
友達にも言われたし、自分でも間違いないと自覚しているそうです。
今はADHDの症状を活かして仕事をしている。かなり尖っていける。
ADHDをどうしようか・・・ではなく、これからの時代は、ADHDが働きやすくなる時代になるのではないかと感じる。
活躍している人をみると、この人ADHDだなと思う人が結構いる。
どうしていこうかも大事だけど、これから、どう活かしていこうかを家族で前向きに考えていく方がいいんじゃないか。
自分はADHDだと知った方がよかった。なぜなら課題も見えてくる。こういう症状だけど、頑張ったらいけるなとかが見えてくる。
しかし、皆がそうではない。それは人それぞれ。
自分は友達に「おまえはADHDだ」と言われてもヘラヘラしていたし、そのことでなんの影響も受けなかったけど、
自分はもしかしたらと思っただけで、マイナスの方向に向かってしまう人もいる。
親が病院に連れていったら、病院は病気認定するしかないけど、連れていかなかったらだたの落ち着きのない子で終わるかも?
本人がそれに悩んでいないのなら、受診しなくてもいいと思う。
わからないから、とりあえず病院に連れて行って診断してもらおう・・・はちょっと待った方がいい。
病院に連れてこられたら、医者も病気認定するしかなくなる。
連れていくのなら、行く前にいろいろ調べ疑念を持って病院に行くことが必要と思う。子どもは特に。
鬱やADHDの人は、明るく元気でいることが大事。そのためには、明るい人と話すことが大事。
明るい人と話して、エネルギーをもらえるのと、意外と、それだけでいいんだと思えることが多々ある。
学んだことを真面目に生かすのもありだけど、へらへらしているくらいが丁度いい。
こっちは全然気にしてないよ~くらいで接するのがいい。
別に鬱でもいいじゃない~ADHDでもいいじゃない~くらいな感じ。
その症状に気づけたということは、新しい道を進んでいけるチャンスと捉える。
当事者はなかなかそう捉えられないかもしれないけど、周りはそう捉えた方がいい。
苦手なことをどうやらせるか・・・
人によって違うけど、教育的なセオリーによると、まずは、ここまでやるというゴールを決める。それ大事。
その上で、8まで一緒にやったり、やり方を見せてあげて、残りの9,10をその子にやってもらう。(その配分はその子による)
そういう形がいいと思う。
ADHDである講師のお二人が、生きにくさを感じつつも?そんなことに悩んでいる感じは微塵も感じられず?
明るく、自分たちのことを語っている姿っていいなと思いました。
たまに、おふざけが過ぎたり、脱線したりしますが(笑)(多分、真面目が苦手?) 他の講師陣もそれを楽しんでいる。
職場環境の良さが伝わってきます。
どこもそんな職場だったらいいのになと思います。
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