友達のご主人とのお別れ。

 

 

先日、友達のご主人が急逝しまして、今日はもう一人の友達と、ご自宅にお線香をあげにお邪魔させてもらいました。

葬儀はご家族だけで執り行ったそうなので。

 

友達はすぐご近所で、引っ越してきた時にケン太の姿を見て、同じ年くらいの子どもがいる？と、声かけてもらったのが知り合ったきっかけです。

 

ケン太と友達の娘ちゃんは、同い年で1歳でした。

 

それ以来、お互いの家を行き来し、その後、児童館の親の会。幼稚園、小学校、中学校・・・

ずっと一緒でした。

 

小学生のころ、ケン太と両想いで「他の子と遊ばないで」と言われてしまった女の子です

 

友達のご主人は、料理を作って振る舞うの好きで、よく自宅に招いてくれて、家族ぐるみの付き合いをしていました。

幼稚園、小学校の運動会も、ご主人が早朝並んでくれて、同じシートに座わらせてもらったりもしました。

 

ただ、うちの主人は家族ぐるみをそう望んでいなくて（要は面倒くさい。土日は自分の好きなように過ごしたい）なにか理由をつけては少しずつ、距離を置き、最終的には自然消滅しました

運動会も、同じシートに座らず、ひとり離れた場所に折りたたみ椅子に座り、本を読んでいることもありました。

（運動会やっているのに、ひとり読書ですよ。すごく目立っていました）

 

今、思い出しても、失礼な態度は多々ありましたが、友達も、うちの主人のこと、よ～くわかっているので、

「〇〇ちゃんらしい～」とたいして問題にせずにいてくれました。（申し訳ない）

 

子どもたちが大きくなったら、親の出番もなくなるため、友達とも自然と距離があくように。

今では、すれ違いざまに、挨拶したり、手を振ったり・・・くらいでしたね。

 

数年前に、我が家に自治会の役員が回ってきた時、主人はそれが嫌で嫌で、私に押し付けようとしていましたが、

（嫌な理由・・・役員が苦手なのではなく、いろんな文句を言ってしまいそうだからかつて自治会で吠えたことあり）

友達の班からは、ご主人が役員として出ると知り、知り合いがいたことで安心して、うちの主人は役員を引き受けました。

役員会に私の同行を求めましたが

 

友達のご主人がいたことで、月１の役員会も、和気あいあいとした雰囲気で、特に問題なくお役目御免となりました。

かつての主人のそっけない態度はなんの影響もなく

 

私も主人も、友達のご主人と話したのはこの時が最後です。

その後、庭仕事をしている姿などは見かけていましたが。

 

 

 

3年前に病を発症。その後、入退院を繰り返していたそうですが、全然、知りませんでした。

検査入院をしていて、今度の治療方法が決まったばかりなのに、急に容体が悪くなり、3日後に帰らぬ人になったそうです。

余命を宣告されていたわけでもなく、あっという間の最期だったそうです。

 

まさかの突然の訃報にショックでしたが、いつも全てのことにあっさりしている主人も、相当、動揺していました。

 

ケン太と同級生の娘ちゃんも、弟君もすでに家を出ています。

友達ひとりになってしまうのですが、ずっとご主人の体調悪い姿を見て、辛くなってしまったりしていたので、

「今は、なんだかほっとしている」と。

 

まだ56歳。若すぎます。

 

これまでありがとうございました。

たくさん、たくさん、ご馳走様でした。

プロ並みの見事なお料理。とっても美味しかったです。

 

これからは友達を見守っていてくださいね。

 

どうぞ安らかにお眠りください。

 

 

 

 

 

 

 

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