再考 「認知症」!!
認知症者の心理的特徴を理解する
不安感(知らない場所・知らない人)・焦燥感(常に思い出せない)・混乱(出来ていた事が出来ない)
自発性の低下と鬱状態(失敗が積み重なる、怒られる)
不安定な感情(不安感屋焦燥感からストレスが多い)
「認知症は病気である」「認知症高齢者の行動には、必ず理由がある」
「認知症高齢者の思いを理解する事が大切である」
そんな気持ちで接してるのですが・・、認知症の利用者さんが日常生活に支障を生じる事が心配です!
●認知症は病気です。
脳は加齢に伴い老化していきます、認知症はその老化が進んで、異常タンパクが蓄積したり、脳の血流が低下して生じたものです。
●認知症出現率(各年齢層で倍々に増えています)
65~69歳 1.5% 70~74歳 3.6% 75~79歳 7.1% 80~84歳 14.6% 85歳以上 27.3%
●アルツハイマー型認知症
脳の中にアミロイドタンパクの一種が蓄積されていき、更にタウたんぱくも神経細胞の中に蓄積する事により、
神経細胞を壊し、脳が委縮して起こるとかんがえられています。
●脳血管性認知症
原因は脳の血管障害。
主に脳梗塞や脳出血によるが、発症の背景には慢性の高血圧症や脳動脈硬化があります。
●その他にレビー小体型認知症・前頭側頭型認知症等も有ります。
●認知症の症状
記憶障害・見当識障害・失行・失認・失語・実行機能障害等が必ず見らえれる症状。
徘徊・介護への抵抗・不潔行為・覚醒障害などは必ずしも見られない症状
※記憶障害・・・・記憶の3つの力が弱くなる。
物を覚えこむ力(記銘力)・記憶を保つ力(保持力)・思い出す力(想起力)
※見当識障害
環境の中で自己の位置づける認知機能であり、時・場所・人の順番に障害がおこる。
・時間が判らなくなる ・場所が判らなくなる ・家族の名前が判らなくなる等
※失行
運動障害はなく手足が動くのにまとまった動作や行為が出来ない。 目的に合った動作が出来ない。
・構成失行・・図形や絵の模写が出来ない。
・観念運動失行・・自発動作は問題ないが指示されると出来ない(トイレや食事等)
・観念失行・・日常使い慣れた物品・道具の使用が出来ない(箸や歯ブラシ・髭そり等)
・着衣失行・・井るの着脱が出来ない。
※失認
種々の感覚に以上が見られないのに人や物を認識する事が出来ない。
・視空間失認・・物の位置や大きさが認識出来ない。
・相貌失認・・人の顔が判らない(家族でも)
・鏡現象・・鏡に映った自分の姿を認識出来ない(この人だあれ随分老けてるね)
※失語・・言い間違える・言葉を理解したり言ったりする機能を失う。
・喚語困難・・言葉を思い出せない
・錯誤・・単語の読み間違い(犬を猫・朝を夜・・)
・失書・・字が書けない(自分の名札をみても書けない)
・反響言語・・他人の言葉を繰り返す
※実行機能障害
目標を設定して、計画を立案したり、目標に向かって計画を実際に行うこと、効果的に行動する事が出来ない。
(買い物に行っても何を買うのか?同じ物を買ったり?冷蔵庫には期限切れの食品が多い等)
●認知症者の心理的特徴
・不安感・・・知らない場所・知らない人(自宅やディでも)
・焦燥感・・・常に思い出せない
・混乱・・・出来ていた事が出来なくなる(顔を洗う・トイレ・料理等)
・被害感・・物や財布を盗られる妄想
・自発性の低下とうつ状態・・・失敗が積み重なる、家族から怒られるとの妄想
・不安定な感情・・・不安感や焦燥感からストレスが多い
● まとめ
・認知症は病気ある。
・認知症高齢者の行動には、必ず理由が有る。
・認知症高齢者の思いを理解する事が大切。
症状が出る人と出ない人がいます。
近年では心理症状と行動障害を合わせた概念としてBSPDとして表現されることが増えて来ています。
BSPD・・・徘徊・不潔行為・介護への抵抗等
自分は大丈夫? でも家族や高齢者にも暖かい視線と見守りを・・。
認知症者の心理的特徴を理解する
不安感(知らない場所・知らない人)・焦燥感(常に思い出せない)・混乱(出来ていた事が出来ない)
自発性の低下と鬱状態(失敗が積み重なる、怒られる)
不安定な感情(不安感屋焦燥感からストレスが多い)
「認知症は病気である」「認知症高齢者の行動には、必ず理由がある」
「認知症高齢者の思いを理解する事が大切である」
そんな気持ちで接してるのですが・・、認知症の利用者さんが日常生活に支障を生じる事が心配です!
●認知症は病気です。
脳は加齢に伴い老化していきます、認知症はその老化が進んで、異常タンパクが蓄積したり、脳の血流が低下して生じたものです。
●認知症出現率(各年齢層で倍々に増えています)
65~69歳 1.5% 70~74歳 3.6% 75~79歳 7.1% 80~84歳 14.6% 85歳以上 27.3%
●アルツハイマー型認知症
脳の中にアミロイドタンパクの一種が蓄積されていき、更にタウたんぱくも神経細胞の中に蓄積する事により、
神経細胞を壊し、脳が委縮して起こるとかんがえられています。
●脳血管性認知症
原因は脳の血管障害。
主に脳梗塞や脳出血によるが、発症の背景には慢性の高血圧症や脳動脈硬化があります。
●その他にレビー小体型認知症・前頭側頭型認知症等も有ります。
●認知症の症状
記憶障害・見当識障害・失行・失認・失語・実行機能障害等が必ず見らえれる症状。
徘徊・介護への抵抗・不潔行為・覚醒障害などは必ずしも見られない症状
※記憶障害・・・・記憶の3つの力が弱くなる。
物を覚えこむ力(記銘力)・記憶を保つ力(保持力)・思い出す力(想起力)
※見当識障害
環境の中で自己の位置づける認知機能であり、時・場所・人の順番に障害がおこる。
・時間が判らなくなる ・場所が判らなくなる ・家族の名前が判らなくなる等
※失行
運動障害はなく手足が動くのにまとまった動作や行為が出来ない。 目的に合った動作が出来ない。
・構成失行・・図形や絵の模写が出来ない。
・観念運動失行・・自発動作は問題ないが指示されると出来ない(トイレや食事等)
・観念失行・・日常使い慣れた物品・道具の使用が出来ない(箸や歯ブラシ・髭そり等)
・着衣失行・・井るの着脱が出来ない。
※失認
種々の感覚に以上が見られないのに人や物を認識する事が出来ない。
・視空間失認・・物の位置や大きさが認識出来ない。
・相貌失認・・人の顔が判らない(家族でも)
・鏡現象・・鏡に映った自分の姿を認識出来ない(この人だあれ随分老けてるね)
※失語・・言い間違える・言葉を理解したり言ったりする機能を失う。
・喚語困難・・言葉を思い出せない
・錯誤・・単語の読み間違い(犬を猫・朝を夜・・)
・失書・・字が書けない(自分の名札をみても書けない)
・反響言語・・他人の言葉を繰り返す
※実行機能障害
目標を設定して、計画を立案したり、目標に向かって計画を実際に行うこと、効果的に行動する事が出来ない。
(買い物に行っても何を買うのか?同じ物を買ったり?冷蔵庫には期限切れの食品が多い等)
●認知症者の心理的特徴
・不安感・・・知らない場所・知らない人(自宅やディでも)
・焦燥感・・・常に思い出せない
・混乱・・・出来ていた事が出来なくなる(顔を洗う・トイレ・料理等)
・被害感・・物や財布を盗られる妄想
・自発性の低下とうつ状態・・・失敗が積み重なる、家族から怒られるとの妄想
・不安定な感情・・・不安感や焦燥感からストレスが多い
● まとめ
・認知症は病気ある。
・認知症高齢者の行動には、必ず理由が有る。
・認知症高齢者の思いを理解する事が大切。
症状が出る人と出ない人がいます。
近年では心理症状と行動障害を合わせた概念としてBSPDとして表現されることが増えて来ています。
BSPD・・・徘徊・不潔行為・介護への抵抗等
自分は大丈夫? でも家族や高齢者にも暖かい視線と見守りを・・。