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N響 第2009回定期公演 エッシェンバッハ オール・シューマンプロ

2024-05-14 09:07:05 | 音楽夜話(クラシック)
5・11.




16:00-17:50 NHK-FM 第2009回定期公演


シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」 op.81~序曲
同:チェロ協奏曲 イ短調 op.129
ソリスト・アンコール
キアン・ソルタニ:「ペルシャの火の踊り」

シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61

キアン・ソルタニ(チェロ)
クリストフ・エッシェンバッハ指揮NHK交響楽団
2024年4月24日 赤坂、サントリーホール


エッシェンバッハはシューマンが好きなのかもしれない。
1曲目の掴みはファンならあるのかもしれないと思った。
波長が合うというか、そうだよなと納得してしまうような
波動があるのではと思う。個人的には掴まれなかったけど。


2曲目のチェロ協は独奏楽器というよりも、オケの一部として
機能する感じの曲に仕上げられていて、この部分でも
エッシェンバッハは工夫をしていたのではないかと思った。
チェロが埋もれない。新進気鋭のチェリストのようだけれど
切り口が新鮮な感じがした。




後半の2番。ほかの「ライン」とか「春」を差し置いて多分
一番彼がステージに上げているのが2番なのではないか。
なんかオケの鳴りもよく、エッシェンバッハの意図していることが
伝わっているのではないかと感じられた。


2楽章などはほかの団体のものより早めに奏されていた。
N響だからできたのではと思うようなところがある。
ブラヴォーも飛び、好演だったことが分かった。
この人にはこの曲はあっているという感じが伝わるものだった。




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