N響 第2007回定期公演
初回放送日:2024年4月18日
シューベルト:交響曲第4番ハ短調D。417「悲劇的」
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op68
マレク・ヤノフスキ(指揮)NHK交響楽団
2024年4月13日NHKホール
ヤノフスキはピッツバーグ響でブラームスの全集を出している。
ポーランド生まれのドイツ育ちの指揮者。
最近ではドイツ物のスペシャリストとしての評価が高いという。
N響との共演歴もあり、85歳の今の演奏を聴いておいて損はない。
シューベルトの4番はほとんど聴取歴がない。はじめてに近いかも。
でも、旋律は歌い、まとまった作りが手に取れた。なかなかいい曲
なのかもしれない。ハ短調という調性も、意味ありげだ。
ブラームスの1番は重く堂々と進んでいった。昔の一時期の
ドイツ系の楽団だったころの響きが、耳の中でよみがえった
気がして、いい悪いは別に、なにか懐かしい感じがした。
スタイルというか楽団の響きが、ドイツふうというか、
当時のブラームスのような響きがしたようなイメージが
余韻に残った。N響も世代交代してずいぶんになると思うけれど
このようなサウンドがまだ、出せるのかと思うと、「世代に
伝えていきたい」というヤノフスキの想いも伝わっているのかも
しれない。
初回放送日:2024年4月18日
シューベルト:交響曲第4番ハ短調D。417「悲劇的」
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op68
マレク・ヤノフスキ(指揮)NHK交響楽団
2024年4月13日NHKホール
ヤノフスキはピッツバーグ響でブラームスの全集を出している。
ポーランド生まれのドイツ育ちの指揮者。
最近ではドイツ物のスペシャリストとしての評価が高いという。
N響との共演歴もあり、85歳の今の演奏を聴いておいて損はない。
シューベルトの4番はほとんど聴取歴がない。はじめてに近いかも。
でも、旋律は歌い、まとまった作りが手に取れた。なかなかいい曲
なのかもしれない。ハ短調という調性も、意味ありげだ。
ブラームスの1番は重く堂々と進んでいった。昔の一時期の
ドイツ系の楽団だったころの響きが、耳の中でよみがえった
気がして、いい悪いは別に、なにか懐かしい感じがした。
スタイルというか楽団の響きが、ドイツふうというか、
当時のブラームスのような響きがしたようなイメージが
余韻に残った。N響も世代交代してずいぶんになると思うけれど
このようなサウンドがまだ、出せるのかと思うと、「世代に
伝えていきたい」というヤノフスキの想いも伝わっているのかも
しれない。
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