MOBU'S MUSIC MAZE

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チック・コリア トリビュート。ジャズ・トゥナイトNHKーFM

2021-05-25 11:44:30 | 音楽夜話(クラシック)
ジャズの巨人を深堀りする月例企画、
今回はことし2月に惜しくも亡くなったピアニスト、チック・コリアを特集します。


「Straight Up and Down」66年初リーダーアルバム。
「Matrix」68年ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブズ
いい演奏ですよね。昔よく聴きました。よくわかりませんでした。
聴きこんで聴きこんで、こんな感じかな・・・。と思いつつ。
今でも、こういう機会に聴きますが、やっぱり聴きこんだものは印象深いですね。
「This」マイルス時代の演奏。69年「イズ」エレピ。
このわかったようなわからないような、和音がまた響く。
「聴くのではなく感じろ」ブルース・リーのようだな。
「A.R.C.」1971ECM トリオ。フリーの様な質感。
コリアは何だもありなんだなと自由な発想を持った
アーティストなのだなということがわかる。フリージヤズ。
「La Fiesta」「カモメ」のリターン・トゥ・フォーエヴァー。
ヘビロテしてました。はい。「スペイン」。いいですね。
「Armando's Rhumba」楽しい曲。サンバ集。
「Noon Song」名前がジャケットに大書きされている。
シンプルだけどわかりやすい。こんなチックもいい。
「Senor Mouse」Gary Burton、Chick Corea
クリスタルサイレンスなど、一連のDUOは好きでよく聞いた。
ライブ盤はレコードで持っていたけれど、CDになったら曲数が
減ってしまい残念になってしまった。CRYSTAL SILENCE The ECM
Recordings 1972 - 79 / Chick Corea & Gary Burton として、
完全版になり再発した。このDUOは他ではなかなか聞けない
コンビネーションを作り出している。
「Rumble」The Chick Corea Elektric Band
この曲違うヴァージョンで聴いてたのだけれど、
なんのアルバムだったのだろう。
「Bessie's Blues」
The Chick Corea Akoustic Band
何でもできるチック。楽器持ち替えてもモアベター・・・。
「Wigwam」
Chick Corea & Origin
このあたりのチックはもう離れてしまい聴いて無いなぁ。
なんでもできてしまうんだなぁ。
「Fool on the Hill」
Chick Corea、上原ひろみ
2007。DUO。
ハービーがカメレオンなら、チックは何だろう。
コールアンドレスポンスがすごい。
「Work」
Chick Corea
トリオ演奏。尽きない発想。音楽のために生まれてきたような
キャラクターかもしれない。
「Ⅿy Spanish Heart」
Chick Corea、The Spanish Heart Band
2019 録音。ジャズ以外の音楽を取り入れて、拡張していった。
ルーツはスペインではない。


チックは高い位置でも人を楽しませるすべを持っていた
ミュージシャンだったのかもしれない。


だれでもできることではないし、
切磋琢磨が生んだものだろうとは思うけれど、

頑張った一生に残したものは聴き継がれる作品。  合掌。

聴き逃し あります。| NHKラジオ らじる★らじる  5月30日まで。



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